WANDSが13日に大阪・hillsパン工場LIVEHOUSE、16日に東京・渋谷eggmanでスペシャルライブイベントを行った。このイベントは、シングル「真っ赤なLip」の購入応募特典で、200組400名の招待に対し5000通を超える応募が寄せられ、倍率25倍を超えるプレミアムライブとなった。

 開演を前に、観客の多くはそわそわと落ち着かない様子。どこか緊張した面持ちの人もいる中、「真っ赤なLip」でステージが幕を開けた。迫力あるサウンド、Vo.上原大史、Gt.柴崎浩、Key.木村真也によるWANDS第5期を目の当たりにし、観客は一気に引き込まれ早くもヒートアップ。ライブバンドとしての存在感を開始早々に見せつけた。

 「あらためまして第5期WANDSです」

 1曲目を終え、Vo.上原が挨拶をすると会場から大きな拍手がおこる。WANDS始動後初のライブであり、さらにライブハウスという近距離のステージ、しかもWANDSのライブが初めてという人がほとんどという中で観客には若干の堅さも見えたが、リラックスしたメンバーのMCに会場の雰囲気も和らいでいく。

 続けて「もっと強く抱きしめたなら ~WANDS 第5期 Ver.~」「時の扉 ~WANDS 第5期 Ver.~」、そしてライブ初披露となる「DON’T TRY SO HARD」が立て続けに披露された。「DON’T TRY SO HARD」は柴崎作曲による珠玉のバラードナンバー(第2期アルバム『PIECE OF MY SOUL』収録)。叙情的なガットギターの音色と美しい旋律を綴る上原の憂いのあるボーカルには、まさに“聴き惚れる”という言葉がはまる。

WANDS

 しっとりと聴かせた後は、再びのMCタイム。メンバーの良い関係性を感じさせる、ゆるっとしたトークは、キャリアに裏打ちされた圧倒的な演奏とのギャップも魅力。ちなみに、そんなメンバーの“かわいい一面が見れる!”と、オフィシャルのインスタグラムにアップされる楽屋ショットもひそかに人気を集めているそうだ。

 そしてライブは終盤へ。「世界が終るまでは…」では会場も大合唱!上原の熱いシャウトに熱気高まる中、で上原が最後の曲を紹介。「それでは最後に聴いてください。「愛を語るより口づけをかわそう」」

 言わずと知れた大ヒットシングルで、第5期としてはライブ初披露。木村が奏でるきらびやかな音色と、柴崎のソリッドなギターによるイントロが流れるとさらに観客は熱狂の度合いを増し、上原の伸びやかなボーカルが会場すべてを包み込んだ。

 6曲、約40分の濃密な時間。楽曲のクオリティはもちろん、WANDS第5期の“ライブバンド”としての質の高さを再確認するライブであった。

 5月に新曲をリリースすることがライブ中に発表され、アルバムに向けた制作も進んでいることも明言した彼ら。加速度を増すであろう、WANDSの今後の動向に期待。

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