FABLED NUMBERが1月22日、ミニアルバム『ELEXGAME(読み:エレックスゲーム)』をリリース。昨年はフルアルバム『Millionaire』をリリースし、同アルバムを引っ提げて全国ツアーも実施。「振り切る」というテーマを持って回ったツアーは大阪BIGCATで幕を閉じ、確かな手応えを実感したという。その中で見えてきた足りないピースを埋めるべく、メンバーが尊敬するバンドの元メンバーSxunをプロデューサーに迎え、2人3脚で作り上げた作品が『ELEXGAME』だ。それによってFABLED NUMBERがすべき事が見えてきたという背景を、フロントマンであるEitaに話を聞いた。【取材・撮影=村上順一】

これが俺たちのやりたいことだ

『ELEXGAME』ジャケ写

――昨年は『FABLED NUMBER presents 「Millionaire Tour」~銭、もろてもええですか?~』を行いましたが手応えはいかがでした。

 フルアルバムのツアーで本数も多かったんです。対バンで『Millionaire』から数曲と既存曲を盛り込んでしっかりやりたいというのがあって。ツアー前から考えていたもっとアグレッシブにしたい、と思っていたアルバムの曲を軸に楽曲としてのやれる事は十分やれていたと思います。

 その中で気づいたのは『Millionaire』以外の曲でも攻められる曲がある事にも気付いたし、今までのツアー以上にやり切った感はありました。ライブが終わって最後に「Symphonies Of The Dawn」を流したんですけど、その反応がすごく良くて。これが俺たちのやりたいことだということを伝えて終わることができたんです。もう、ツアーのセットリストを組んでいる時点で足りないものが見えて来ていたのかもしれなくて。

――前回のインタビューで、MCも含めて個性を見つけるのが課題と話していたと思うのですが、それは見つかりつつあるんですか。

 ほとんど僕はMCってやっていなくて、ステージングも自分がリズムに乗れてさえいれば、どんな感じでも良かったんです。なのでもう、変なことしかしていなくて。昔はそれはそれで良かったんです。だけど、今はそれが自分が発言していることと、しっかりリンクしているのかどうか、というのは当時も悩んでいました。その悩みもツアーの途中、2019年の4月頃には振り切れて、変なやつだと思われることを恐れなくなってきていて。

――ちょっと開き直った部分も。

 そうですね。それがちゃんと楽曲ともリンクして来ているなと感じていたので、ツアーの途中で課題だったところは自分の中では克服出来ていたんじゃないかなと思います。

 面白いのは僕が振り切りだしたら、Tai(Taichi)ちゃんも振り切りだして(笑)。僕が言ったことにめちゃくちゃ感化されているみたいで。Taiちゃんはライブの転換のBGMにラウドな曲を流しているんですけど、その時点で気持ちが上がっちゃってるので、緩い曲に変えなきゃなと(笑)。

――それはそれで良いと思いますけど(笑)。

 いやいや、2人も振り切っていたら僕らを知らない人が見たとき「なんやこのバンド」ってなりますよ(笑)。なのでTaiちゃんにはベースとシャウトで振り切ってもらえたらと思っていて、その役目は僕だけでいけるんじゃないかとも思っているんです。それが出来たらバンドとしてのレベルがさらに上がるんじゃないかなと。

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