INTERVIEW

コレサワ「嫌われる勇気を持っているのが優しさ」恋愛模様で描く人間味


コレサワ

記者:桂泉晴名

掲載:20年01月14日

読了時間:約14分

「やっぱり泣くよ」は新しい私を見てほしい

コレサワ

――5曲目の「センチメンタルに刺された」ですが、イントロから格好良いですね。

 確かに。お客さんに「今までのコレちゃんと違って、すごいロック」みたいな声が結構あって。私自身は今までの感じ、と思ってやっていたんですけど(笑)、ロックと思ってくれたんだ、と。確かにAメロの歌い方の感じとか、今までにはないですからね。あとアップテンポ系のアレンジはこちら側でやることが多かったんですけど、今回は編曲の出羽良彰さんにガラッと変えてもらって。効果音もいろいろ入れてもらっているので、派手さも増したし、たぶんそういうのも含めて、ファンの人たちは新しいと受け取ってくれたんだと思います。

――そうだったんですね。

 最初は友だちにも聴かせたんですよ。「これは確かに今までの私とサウンド面では違うけど、みんなどう思うかな?」と。でも、友だちは「今までと感じが違うけど、すごく好きだよ」と言ってくれたから、じゃあこれで大丈夫だと思いました。逆に「曲調が変わった」とか「方向性が変わった」と言う人がいるじゃないですか。そういう感じで取られたら嫌だなと思ったけど、みんな受け止めてくれたので。

――方向性は変わってなくて、さらにもっと突き進んだという感じがします。

 それはよかったです。自分としてはバリエーションが増えたというか。出羽さんは好きなアレンジャーの方で、2ndアルバム『コレでしょ』のラスト曲「最後の有給」で、ストリングスのアレンジをしてくださったんですけど、楽曲全部のアレンジというのは今回初めてでした。ギターも出羽さんが弾いてくださって、楽しかったです。

――音が華やかになる方なんですね。

 普段はまったく違う感じのアレンジもやられているんですけど、私が最初に出羽さんを好きになったのが、明るいこういうサウンドのアレンジだったので、そこを今回出していただきました。

――そして6曲目「やっぱり泣くよ」は悲しみを抑えたような深い楽曲ですね。

 これはキーボードでよくサポートしていただいている、藤澤有沙ちゃんに編曲をお願いしました。今までもアルバムのピアノは、ありちゃんが弾いてることがほとんどで。今はアレンジャーのお仕事もしているので、お願いしてみたいなと思ったんです。彼女はこういう打ち込み系のサウンドも好きで。結構K-POPとか好んで聴いていて、そういうアレンジが得意だったりするんです。それで今回お願いしました。

――前半はリズムだけで聴かせるという。

 本当にBGMでも聴ける感じだと思うし、このアルバムの中ではけっこう切なめな曲ですよね。このミニアルバムは前向きに吹っ切れている曲が多いけど、これは結構、後ろ向きな気持ちだなと思います。

――でも<大好きと伝えあえた事に感謝しよう>という詞もあって、後ろ向きだけでない気もします。

 別れを受け止めてはいるんですよね。だけどやっぱり悲しいよね、という歌です。サビは一応あるけど、曲調がコロコロ変わっていくところもお気に入りで。そういうのも今までたぶんあまりなかったので。淡々と歌う系の曲もあまりなかったから、お客さんとかファンの人は新しい感じで「あ、こんなコレサワもあるんだ」というふうに聴いてもらえたらいいな、と思います。

――ライブでの聴かせ方が気になります。

 「どうやってライブでやろうかな」と楽しみです。演出とかもそうですけど、同期の方がいいのかな? とか。どうやってこの音源のクオリティをライブに持っていこうかというのは、ツアーで楽しみにしていて欲しいところです。新しい私を見てほしいなと思って作った曲なので、新鮮だと思うんですね。だからどんな反応なのかな、と楽しみです。

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