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 WOWOWオリジナルドラマと舞台が連動したプロジェクト「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~」の場面写真と、各話の主演を務める豪華キャストのコメントが解禁された。

 ドラマの脚本と、舞台の演出・脚本を務めるのは、さまざまなヒット番組を生み出してきた希代のヒットメーカー・鈴木おさむ。WOWOWがオリジナルドラマと舞台の連動企画を手掛けるのは、本プロジェクトが初となる。

 WOWOWオリジナルドラマ×舞台プロジェクト「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~」は、実在する火星移住計画「マーズワンプロジェクト」に着想を得た、火星を舞台にしたシチュエーションコメディだ。

 物語の舞台となるのは、2030年。世界中が火星移住計画を実行していく中、ようやく日本でも、航空宇宙センターWASAが火星移住計画に乗り出した。一度火星に送られたら二度と地球には戻れない片道切符の計画にも関わらず、数千人に及ぶ応募者の中からオーディションを重ね、選ばれたのは性別、年齢、職業も様々な24人。彼らは、6つのラボに4人ずつ分けられて火星での共同生活に挑むことになる。人類の未来を託される彼らは、一体どのような人々で、チーム編成はどのような組み合わせが最もふさわしいのだろうか。それぞれのラボごとに出された「食」「水」「衣服」「ごみ問題」「エンターテインメント」「医療」というミッションをこなすうちに、彼らの人間性があらわになっていく。

 単なるコメディにとどまらない知的好奇心をくすぐるストーリーと、極限の状況で巻き起こる予想を裏切る展開は必見だ 。

 ドラマ版は毎週出演者が異なるオムニバス形式。仲村トオル(第1話)、要潤(第2話)、広末涼子(第3話)、矢本悠馬(第4話)、斎藤工(第5話)、三浦翔平(第6話)が各話の主演を務めるほか、彼らと“ワケあって”火星での共同生活を送るクルーにも、浅香航大、明日花キララ、池田鉄洋、小野塚勇人、笠原秀幸、加藤諒、小手伸也、崎山つばさ、白石聖、須賀健太、高岡早紀、竹達彩奈、玉城ティナ、徳永えり、丸山智己、峯村リエ、森田甘路、山口紗弥加(五十音順)という多彩な豪華キャストが集結。さらに、彼らを火星に送り込む『航空宇宙センターWASA』の職員役を高橋克実、八嶋智人が務める。

 そしてこの度、場面写真と各話の主演を務める仲村トオル(第1話)、要潤(第2話)、広末涼子(第3話)、矢本悠馬(第4話)、斎藤工(第5話)、三浦翔平(第6話)のクランクアップコメントが到着。

 オムニバスのワンシチュエーションコメディである本作の撮影は、各話ごとに2日間かけて行われた。

 1日目には入念なリハーサルを行い、本番はシーンごとに一気に長回しで撮影することで、濃密な4人芝居を作り上げていった。実力派キャスト達が皆「これまでに経験したことが無い現場だった」と口を揃えて語る撮影の様子を、コメントからぜひ感じて欲しい。

 また、1月24日(金)からの放送に先駆けて、1週間前の1月17日(金)から第1話のまるごと先行無料配信が決定!配信はWOWOW公式YouTubeと公式サイトにて行われ、誰でも無料で見ることができる。【期間は1月17日(金)午前11時~3月13日(金)19時までを予定】

 さらに、1月17日(金)~1月30日(木)には、コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City(池袋)にて、衣装展の開催が決定。

 舞台版にも出演する、三浦翔平・矢本悠馬・崎山つばさ・須賀健太がドラマの撮影で実際に着用した衣装が展示される他、各話の場面写真パネルがロビーで展示される。

 ドラマ版は、1月24日(金)放送スタート。全6話、第1話無料放送。

第1話【仲村トオル】 <LABO1 鐘近宏樹役/三ツ星イタリアンのシェフ>

1話 

初対面の4人が火星で暮らし始める、という設定自体が面白いと思いましたし、僕自身があまりやったことのないキャラクターでもあったので、ぜひ!とお返事しました。ちょうどSFっぽい内容の舞台に出演していたタイミングでお話しを頂いたので、引き寄せられたのか?感もありました。鐘近は三ツ星シェフという経歴ですが、作った料理を本当に人に喜んでもらった経験のない、自分で自分を褒めるしかない寂しい男です。演じる上で意識したのは、笑いを取りにいかない、恥ずかしがらない、思い切りやる、でも柔らかく。あと…苦労したというほどではないですが、(ト書きに “オリーブオイルをもこみちばりにかける”とある)速水君の料理動画を探したら、意外とオリーブオイルをかけている瞬間が見つからなくて…(笑)

玉城さんは、名前がお互いにカタカナということで“自分の名前について想うこと”を話したりして、合わせてくれたのかもしれませんが、それほどジェネレーションギャップを感じませんでした。森田君からは劇団ナイロン100℃ならではのDNAのようなものを感じました。ナイロン100℃の方々とは共演する機会も多いので、すぐにわかり合えた気がします。崎山君は色々な引き出しを持っている方で、劇中ではカッコいい顔も見せる一方で情けない顔や怖い顔も見せてくれる。けれど嫌な感じや露骨なダーティーさがない。その清潔感に驚きました。

僕にとってこの作品は、新境地というよりは、僕の開いているお店で、お客さんが手に取ってくれなかった商品をやっと手に取ってもらえた感です。ほかの商品と一緒に棚の前のほうに並べておいたのに、なかなか手に取ってもらえない。どうして売れないの?と思っていたけれど、今回やっとお買い上げいただけた感覚なんです。スピード感もテンポもあるドラマですし、鐘近が作る美味しそうな料理もたくさん出てきます。そして笑いだけではなく、ちょっとだけほろ苦い。そこを楽しんでいただければ嬉しいです。

第2話【要潤】 <LABO2 秀山茂雄役/東大出身のクイズ王>

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「ワケあって火星に住みました」というタイトルからして、“火星感” “宇宙もの”というSF作品の空気を感じたので、すごくわくわくしながら脚本を読みました。でも結局のところは、火星といえども、みんな地球上と同じように色々なことを抱えながら生きているんだなという、ヒューマンドラマのように感じました。SFの世界観に見せつつ、心にぐっとくるようなストーリーですよね。

2日間の撮影を終えて、壮大な舞台に立ったような達成感があります。鈴木おさむさんの世界観にどっぷり浸かれて、本当に楽しみながら芝居ができました。ずっと長回しで撮っていたので、キャストみんながそれぞれ、緊張が途切れないように、脱線させないようにと、集中していました。須賀健太くんとは、彼が子どもの頃に共演経験があるんですが、小手伸也さんと浅香航大さんとは、今回が初共演です。この2日間、芝居をする上で非常に密度の濃い時間を過ごしました。

みんなで火星の氷を舐めるシーンは、自分で笑いをこらえるのが大変でした。完成を見るのが、すごく楽しみです。終盤は、それまでの笑いの要素だけでなく、ぎゅっと物語を締めるヒューマンドラマの要素が入ってきます。

笑いあり、涙ありの作品なんですが、“ワケあって~”というタイトル通り、みんなそれぞれ何かを抱えながら生きているということを一番表現したいなと思って演じました。植田監督も、人の裏表みたいなものをワンシチュエーションで描こうとしていて、まさにそれが次第に浮かび上がっていく所が、このドラマの楽しさだと思います。基本は楽しく、でもどこかで自分の日常と重ね合わせて観て頂けたら、きっと面白いと思います。

第3話【広末涼子】 <LABO3 佐山美香役/人気アパレルブランドのデザイナー>

3話

スピード感のある面白い会話劇で、あっという間に脚本を読んでしまいました。ただ読み物としては面白いけれど、これをどのようにドラマとして作るのか想像がつかず、プレッシャーがありました。撮影も2日間で、撮影当日に初めて共演者のみなさんとお会いして、そこで初めてセリフを交わすということにも不安がありました。

リハーサルの段階で監督から様々な演出があり、その要求の一つ一つに対して疑問なくすぐに応えていたのが白石聖さんでした。監督の意図をそのまま掴んで表現していたので、その反射神経と若さが素敵だと思いました。峯村リエさんは動きとセリフのすべてが絶妙で、どんな風に演じても面白いし、懐の広い方でした。竹達彩奈さんは監督からの沢山の要求を撮影で一気に解放されていて、目の見開き方、セリフの勢いもさすがでした。特に自分語りのパートでは声優さんとしての力量と器用さを見せていただきました。

演じた佐山は真面目なキャラですが、後半にガラッと印象を変えたいと思ったので、どれだけ振り切ることができるかという部分を意識しました。ほかの方々の感情と熱量のお芝居があまりにも面白くて、それにつられる形でどんどんリアクションが大きくなってしまったところもありましたが、想像以上に高いテンションの撮影になりました。

相当に楽しめると思うので、視聴者の方々にも絶対に観ていただきたいですし、私自身、他の話も見てみたいです。見どころは女優陣のお芝居の熱量とふり幅。ストーリーが進むごとにどんどん拍車がかかり、かなり振り切っています。2日間の撮影ですが、初日よりも2日目の撮影のお芝居の方が素晴らしいことになっていたので、3日目があったら一体どうなっていたのだろう!?と思います。

第4話【矢本悠馬】 <LABO4 大杉隼人役/カメラメーカー勤務>

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撮影期間は2日間でしたが、初日は撮影前に4人で本読みをして、立ち稽古をするという、まるで舞台稽古のような時間がありました。しかも撮影はシーンごとにほとんどカットを割らずに一気に長回しで撮るという手法で、監督は『最低でも2回戦で行きたい!』と宣言されていたので、本読み段階から完璧に仕上げるような気持ちでやっていました。それだけに本番時はすでにヘトヘト。まるで舞台の本番を凝縮してやっているような感覚があって、ずっと緊張していました。

池鉄さんとは何度か共演をしているので、いてくれるだけで安心感がありました。小野塚君は初共演でしたが、いい青年でとても話しやすかったです。セリフもリハの段階からすべて覚えていて、その記憶力に驚愕。明日花さんとの共演は周囲に自慢します!(笑)。クールな人かと思いきや、めちゃくちゃ面白い人でした。役者としても興味があったので、色々な発見と刺激があって、他の作品でもどんな演技をするのか見てみたいと思ったほどです。明日花さんでしか出せない面白さと武器があると感じました。

初めて出会った4人が火星でどのようなドラマを繰り広げるのか、キャラクターが全員濃いので、その化学反応も見所です。4人のセリフの掛け合いが中心となるドラマで、ごまかしがきかない部分もあり、掛け合いと助け合いで共演者のみなさんとは2日間の短い撮影とは思えないほどの絆が生れました。演じた僕らは肉体的にも精神的にもハードでしたが、視聴者のみなさんにはくつろぎながら、悲劇的コメディーを楽しんでもらいたいです。

第5話【斎藤工】 <LABO5 大松翔太役/人気の作曲家>

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脚本を読んで最初に感じたのは、これをどうやって撮影していくのか!?という疑問でした。密室の4人のセリフ劇という海外ドラマのシットコムや舞台劇を思わせて、どうやって準備すればいいのかもわからない。まるで、舞台公演の初日に初めて共演者と顔合わせをするような恐怖で、これはまずいぞ…という不安がありました。でも、現場入りすれば、同じような不安を抱えている加藤諒さん、徳永えりさん、高岡早紀さんがいて、お芝居というよりも個人競技から集団競技のスポーツに変わっていくような感覚がありました。その関係性は劇中の4人の関係性と一緒。人間はポジティブな環境下よりもネガティブな環境下で繋がった方が互いにシンパシーを感じやすいので、それを狙って作られているとしたら…これは凄いドラマプロジェクトです。みなさん技巧派で、しっかりと相手の言葉を受けて、それぞれが生のリアクションを返してくる。無言の時間にもコミュニケーションがあって、そこから醸成されたものが言葉や感情として芝居に出てくる。脚本はあるけれど、実はノンフィクションでもあるということを個人的には訴えたいです。

火星を舞台にした今回のドラマの放送時間が、深夜0時というのは素晴らしいと思います。宇宙空間や夢の空間は繋がっているような気がしていて、眠りにつく時間帯に非現実の世界や日常から逸脱した場所に憩いを求めるのは人間の常だと思うからです。それだけに今のストレス社会の中では、火星へのエスケープ感は清涼剤のようにも感じられる。視聴者のマインドを擬人化したものが、劇中の登場人物たちだと思うので、それぞれのLABOに自分自身の姿を見つけてしまった…という体験をしてほしいです。

第6話 【三浦翔平】 <LABO6 如月漣役/元バンドマンの医者>

6話

最初は「たった2日間で、この台詞量を撮影!?」と驚きましたが、ドラマと舞台が連動するプロジェクトという新しい試みに参加させていただく限りは楽しむことが一番、と思って挑みました。あまり経験したことのない手法での撮影だったので、分からないことや慣れないこともあり、正直、とても疲れました(笑)

演じた如月は、インディーズで結構売れていたバンドマンから転身して、医者になったという設定です。挫折を経験しているのに自信満々で、平気で嘘もつくし、チームを仕切ろうとする。だけど、人に責められるとメッキがはがれてきて……と、短い時間で一人の人間のいろいろな顔を表現しないといけなかったので、少し苦労しました。でも、どのシーンの撮影も楽しかったです。丸山智己さんとは共演したことがありますが、笠原秀幸さん、山口紗弥加さんとは初めての共演だったので、最初はお互いのことを探り合いながらでしたが、どんどんテンポと空気とリズムが合ってきて、最終的にはみんなで一緒に作り上げられたな、という達成感がありました。全員それぞれに見せ場があるのですが、いい意味で振り切っていて、お芝居を楽しんでいたという印象です。
他のLABOの話では、結束力が生まれて、最後にはちょっと感動するような展開もあると聞きました。でも僕たちのLABO6では、物語が進むにつれて逆に関係性が崩れていきます。最初に結束した4人が、お互いを知ることで逆にどんどん気持ちが離れていく。そこが、第6話の見どころだと思います。アホなことを全力で真面目にやっていますので、ところどころに散りばめられたワチャワチャしたシーンを楽しんでいただけたらうれしいです。

【ストーリー】

時は2030 年、地球の未来に限界を感じた科学者たちは火星移住計画に乗り出した。一度火星に送られたら二度と地球には戻れない片道切符の計画にも関わらず、数千人に及ぶ応募者の中から選考試験を重ね、最終的に選ばれたのは性別、年齢、職業も様々な24人。彼らは、6つのラボに4人ずつ分けられて火星での共同生活に挑むことになる。地球を捨ててまで火星に移住したいという、彼らに隠されたそのワケとは?

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