昨年に続き渡辺美優紀(みるきー)が12月25日、恵比寿ザ・ガーデンホールでワンマンライブ『Miyuki Watanabe Christmas Premium Live 2019』の東京公演をおこなった。ライブは大阪と東京で開催。みるきーが初プロデュースし、自身も加入する2年間限定のガールズユニット・Ange et Folletta(アンジュ エ フォレッタ)も出演。ライブは事前投票でファンからアンケートをとり、48グループ在籍時代に歌っていた曲がランクインし、クリスマスらしさだけではなく、懐かしさも感じさせたステージで訪れた1000人を魅了した。開演前には囲み取材も行われAnge et Follettaの目標に「できれば日本武道館!」と意気込みを語った。【取材=村上順一】

私も素敵なプロデュースが出来るように

 開演前に行われた囲み取材では、2年連続のクリスマスライブについて、「一人でライブするのに慣れていなかったけど、今は慣れてきて楽しめるようになってきました」と語り、ソロでの手応えを聞かれたみるきーは「自分が成長してのソロ曲なので、まだ浸透してないと感じているので、もっとたくさんの人に知ってもらいたい」とコメント。

 クリスマスの思い出は「昨年からライブがあるから(一般的な)クリスマス感はなくて...。それもあって喉を壊さないように気をつけています。あと、冬は私、太っちゃうんですけど、このクリスマスライブがあるからスタイル維持できています」と話した。

 集まった観客にどんなプレゼントをしたいかという質問に「(ライブの)2時間が短く感じるような濃いものにして『素敵なクリスマスを過ごせたな』と思ってもらえたら」とライブへの意気込みを述べた。この日訪れた来場者にみるきーをモデルにしたぬいぐるみがプレゼントされた。

 クリスマスプレゼントに欲しい物があるかの質問に「あまり物欲がないので欲しいものはないんです」と話した。ライブ本編のインタビュー映像では幼少期にもらったプレゼントで嬉しかったのは自転車だと明かした。

 この日、ライブのアンコールでパフォーマンスしたみるきーが初めてプロデュースする2年間限定のガールズユニット・Ange et Follettaについて「自分の中で(ユニットの)存在がすごく大きい。来年はメンバーが上京してくるので、アンフォレで沢山活動出来るといいな」と語り、ライブをしたい場所に「できれば日本武道館!」と目標を話した。

 プロデューサーとしてAnge et Follettaのメンバーに伝えたことは「楽屋でのトークが面白かったので、恐れずに素を出してしゃべっていいよ」とアドバイスしたという。それは「もっとみんなに喋って欲しくて、コントとかしたいくらい面白いメンバーが集まったので、バラエティっぽい感じのMC力をつけたい」と、その意図を語った。

  現在活躍している元NMB48のメンバーの活躍ぶりが目立っていることに「女優やグラビアなどやりたい事に向かって突き進む姿はカッコいいなと思います」と話し、現在=LOVEなどアイドルをプロデュースする指原莉乃のプロデュースワークについて、参考にしていることは? と聞かれると「すごいなと思いながら見ていて、プロデュースに対する姿勢を見習って、私も素敵なプロデュースが出来るようにしたいです」と気概を見せた。

『Miyuki Watanabe Christmas Premium Live 2019』

渡辺美優紀

 ステージセットは赤を基調とし「MIYUKI」の電飾が派手なクリスマスを想起させるものになっていて、その雰囲気がみるきーが好きなバーレスクを感じさせるもので、このセットを提案された時からお気に入りだという。ライブは開演時刻になり暗転、まずはクリスマスにちなんだ質問にみるきーが応える映像から「invitation」でスタート。ステージ中央でダンサー4人とともに堂々と歌い上げるみるきー。

 「最高のクリスマスにしましょう!」と軽快なステップを見せたダンサブルな「WINTER LOVE~私のYeah Yeah~」、キラキラとしたベルの音が印象的な「Milkyway」とメリハリの効いた流れで楽しませていく。「クリスマスに出会えて嬉しいです」と、キュンとする甘酸っぱい片思いを描いた「アシンメトリー」は間奏でのみるきーの切なさを感じさせる表情が印象的だった。

 再び質問に答えながらもみるきーとデートをしているかのような映像を挟んでライブは中盤戦へ。衣装を白い衣装にチェンジしバリバリのEDMチューン「Myself」を披露。イスを使用したパフォーマンスに、派手なライティングに力強いみるきーの歌声。さらにギアを上げ、セクシーさも感じさせた「Perfect Girl」は、みるきーのキュートな声にパワフルな楽曲とのコントラストが際立った。

渡辺美優紀

 「皆さんまだまだ盛り上がってくださいね!」と、懐かしさを感じさせる「やさしくするよりキスをして」では、観客に「もっともっと盛り上がりましょう!」など投げかけ、観客もその声に大きな声援で返す。そして、「男子の皆さん女子会してもいいですか」と問いかけ、「乙女心キャンディ」を届けた。2コーラス目からステージの階段にピンクのソファが設置され、フロアから女性ファンを2人ステージに招き、女子会さながらに盛り上がった。

 NMB48時代のソロ曲「わるきー」で後半戦へ。頭につけたツノのカチューシャが小悪魔のような雰囲気を醸し出し、キュートな振りで魅了。続いて、クリスマスベルが鳴り響き「White Snowdome」は軽快なリズムも相まってウキウキとした気分にさせてくれた。

 「皆さんと過ごせて嬉しかったです。心を込めて歌います」と、本編ラストはしっとりとしたバラード「Love story」を届けた。楽曲後半ではステージ天井から雪が降る演出の中、情感を込め丁寧に歌い上げ、大きな拍手が会場に鳴り響くなか、みるきーはステージを後にした。

 観客からの“みるきーコール”。みるきー自身も参加しプロデュースを担当するAnge et Follettaがステージに登場し、「ChaChaChakka」を披露。総勢7人によるパフォーマンスは初々しさも感じさせる。東京で初パフォーマンスということで自己紹介。みるきーは「最年長だけどがんばります」とコメント。
 
 ここで事務所の社長や演出家がステージに登場し、みるきーが衣装チェンジをしている間にプレゼントコーナーを展開。みるきーが着用していたアクセサリーなど、当選した観客にプレゼント。盛り上がるなか、白いコートに衣装をチェンジしたみるきーが登場し、事前投票でファンからアンケートをとった曲をNMB48の「妄想ガールフレンド」、AKB48の「ハート型ウイルス」、NMB48の「絶滅黒髪少女」の3曲をメドレーで届けた。「妄想ガールフレンド」は東京公演のみでの披露で、コートを脱ぎ捨てると中からタータンチェックのコートが出てくる早替えも見せ、懐かしい曲で大いに盛り上がった。

渡辺美優紀

 「2019年を振り返ってみると皆さんにたくさん会えて楽しかったです。今はAnge et Follettaで(頭の中は)いっぱいなんですけど、元気や笑顔を届けられるユニットになればいいなと思っています」と、2020年へ向けて「未来への春」を歌唱。応援してくれる人の存在に感謝を曲に乗せ歌い上げ、銀テープが盛大に放たれアップチューン「Milky Land」でライブはフィナーレを迎えた。

セットリスト

『Miyuki Watanabe Christmas Premium Live 2019 』

12月25日@恵比寿ザ・ガーデンホール

01.invitation
02.WINTER LOVE~私のYeah Yeah~
03.Milkyway
04.りんご麗し 実りの季節
05.アシンメトリー
06.夕暮れセンチメンタル
07.Myself
08.Perfect Girl
09.Cheek-tic-Cheek
10.やさしくするよりキスをして
11.乙女心キャンディ
12.わるきー
13.White Snowdome
14.Love story

ENCORE

EN1.ChaChaChakka(Ange et Folletta)
EN2.ジッパー
EN3.投票曲メドレー(妄想ガールフレンド〜ハート型ウイルス〜絶滅黒髪少女)
EN4.好きだし
EN5.未来への春
EN6.Milky Land

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