シンガーの城 南海が18日、都内で5枚目のオリジナルアルバム『one』のリリース記念会見をおこなった。城はクリスマス直前ということで“南海サンタ”姿で現れ、今作の制作秘話を語った。

 城は、本作のタイトルに対して「10周年からの新たなステップとして」と、『one』に込めた思いを語った。本作はロック、ジャズ、アップテンポと様々な音楽性が含まれている。城は「これまでにない“ニュー南海”を」と、言葉にした。

 これまでは自然や愛、平和などの大きなテーマが多かったが、今作では身近なテーマが多く、リアルな言葉の曲が並んでいる。「歌手としても一人の女性としても、今歌えるリアルな言葉をたくさん頂いたので、グィンも少なめになっています。曲の世界観に合わせて歌わせて頂きました」と、城にとっての新たな変化を表した。

城 南海

 ビジュアル面に関しても変化が見られた。今回はタレントのYOUがスタイリングを担当し、作詞提供もしている。城はYOUについて「めっちゃカッコ良くて、女性の凛とした表情を引き出してくれて、凄く撮影も楽しかった」と笑顔。また、YOUの人柄を「優しくて寄り添ってくれる人」と、YOUのものまね混じりの口調で会場を和ませた。

 ジャケット撮影などではYOUの私物の衣装を使用。YOUがチョイスした曲をかけて踊りながらおこない、「撮影の翌日、全身が筋肉痛になった」というほど色々なポーズを試しながらの撮影だったことを明かした。普段つけないアクセサリーやメイクなどから、ファッション面でも新たな発見があり、「新しい自分が見られた」と、城は“ニュー南海”のビジュアル面についても語った。

 アルバム表題曲「ONE」のMVはドラマ仕立てとなっており、「休日のルーティーンをやってみよう」というテーマだという。城は「親友の西田あいとレモンサワーを宅飲みするという、かなり素が出ているMVとなっている」と、内容を語った。城は「収録の時にけっこう飲んでましたよね?」と言われ、「グビグビ飲んじゃって!」と、照れ笑い。また、自身のお気に入りのお酒として「奄美黒糖焼酎」を挙げた。

 この日は“南海サンタ”から来場者へのプレゼントとして、インスタントタピオカが用意されていた。これは、『one』収録曲の「タピオカ」にちなんだもの。この曲について城は、「タピオカという言葉からは想像できないくらい、恋愛に置き換えた可愛らしくて言葉遊びがある作品。お気に入りです」と、語った。

 そして、「30歳を目前にして大人になったという印象があるが、そのあたりの意識は?」という質問に対し、城は「ジャケット写真もそうだし、髪もばっさりと切ったから、ここから“ニュー南海”を楽しんで頂きたいと思います」と、ここから様々な面を届けていきたいという思いを伝えた。

 10周年を迎え、これからの“ニュー南海”へ自身で向ける言葉については、「何も恐れず、果敢なチャレンジ精神で楽しみながらいきたい」と、述べた。

城 南海

 そんな城がデビュー10周年を振り返りつつ表した今年の漢字は「楽」。会見の場で筆を取り、特技の習字五段の腕でつづられた。

城 南海

 書き終えると城は、「今年は3本のツアーにベストアルバムに『one』のリリースと、たくさんの出会いがあり凄く“楽しい”一年だったので、“音楽”の楽でもある『楽』にしました」と、コメントした。

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