中川翔子「2020年も歌い続けていきたい」5年の集大成で見せた新たな夢
INTERVIEW

中川翔子「2020年も歌い続けていきたい」5年の集大成で見せた新たな夢


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年12月04日

読了時間:約13分

 “しょこたん”こと中川翔子が12月4日、5年振りとなるフルアルバム『RGB ~True Color~』をリリース。この5年間の軌跡ともいえる「ドリドリ」から小林幸子とコラボした「風といっしょに」などの既存曲に加え、スカイピースやみきとP、1994年に他界した父・中川勝彦さんが生前残した歌詞から制作された「ある日どこかで」など新曲も4曲収録した全16曲。インタビューでは5年振りのアルバムへの想いや、新曲の制作背景、原画を残すことにこだわったという、CDジャケットのアートワークについてなど、多岐にわたり話を聞いた。【取材=村上順一/撮影=片山 拓】

宝石箱みたいにいろんな色が詰まったアルバム

中川翔子

――約5年ぶりとなるオリジナルアルバムです。

 「ドリドリ」では作詞をさせて頂いて、子どもたちに夢の大切さについてずっと歌ってきたのですがやっとその曲も入れることが出来て。子どもたちの中で「ドリドリ」も定番曲としてそれぞれ育っているので、やっとこの曲がアルバムに入れられるんだと思うと嬉しいです。

――ライブでも定番となっていますからね。

 なってますね。「空色デイズ」と「ドリドリ」って双極という感じになっていて、やっぱり『ポケモン』って凄いなと。海外に行っても、5年前は生まれていなかった子どもも一緒に腕を回して踊っていますから。

――世代を超えるというのはやはり凄いですね。

 がんがんライブに来てくれていた人たちも、今は結婚して家族で来てくれたりしていますから。

――以前のインタビューでもライブを通して結婚されたカップルも多いと仰っていましたね。

 このアルバムを一言で言うと「夢」だと思うんですけど、「ドリドリ」はじめ、タイアップ曲やこれまでの楽曲が意味を持って繋がったなと思えることばかりなんです。あの時あんなことがあったから、何気なくやっていたことが繋がって今があるんだなと。だから好きなことをやり続けることで夢は叶うということが子どもたちに真っ直ぐ伝われば良いなと思います。そして、大人になってからも夢っていくつも持っていいんだなと。「生きていて良かった」と今年は一番話している気がします。

――5年という期間が開いたわけですが、その間の気持ちの変化は?

 CDのリリースも「無限∞ブランノワール」以来すこし間が空いたので、もう歌えないのかなと思っていたのですが、その後もありがたいことにライブやディナーショーをはじめ、ミュージカルなど歌わせていただいたり。歌うことがやっぱり好きだという気持ちはずっとあって。でも、中川翔子って何をやっている人なんだろう? と思われることも多くて、それが悩みでもあったのですが、それも良いことだと思うことにして。

――ポジティブに捉えたんですね。

 はい。それで三年半ぶりの“中川翔子”となる「blue moon」のリリースが決まって、それはずっと応援してくれていた人たちのおかげなんですけど、イベントやっても誰も来てくれないんじゃないかと少し恐くて。でも、いざふたを開けてみると老若男女いろんな世代の人たち、とくに子ども世代が数多く来てくれていて。びっくりして本当に待っていて良かったし、今だからしか見えない景色もあるんだなと。「blue moon」が未来を変えてくれました。「風といっしょに」を連れて来てくれたし、 5年という月日のなかで悲しいこともあったけど「愛してる」という曲もできて。「愛してる」は配信限定シングルだったのでずっと残るようにCDに入れたいと思っていました。今だからこそ、この5年の宝石箱みたいにいろんな色が詰まったアルバムができたと思います。

――この5年の集大成のような。

 ベストに近いですね。5年かかったぶんすごく自信を持っていますし、子どもたちに新しい夢を見つけて、新しい人生の色になってねと伝えることができていると思います。

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