テレホンカードの思い出

新井ひとみ

――さて、VRの方はどのような感じになっているんですか。

 VRは私も提案させていただいて、テーマは「デート」なんです。喫茶宝石箱さんという東京の喫茶店で撮影させていただいたんですけど、より身近に私を感じて欲しくて、VRならではの動きや振りになっています。曲が始まったら夢の中にいるような空間になっていて、特に最後のサビ前がお気に入りなので、皆さんにぜひ観て頂きたいです。

――レトロの中に現代のVRという過去と現代のミックスが面白いですね。

 そうなんです。TwitterとかSNSなどの現代のツールも使いつつ展開してます。

――その中でテレホンカード型のミュージックカードはおしゃれですね。

 ありがとうございます。これは私からのリクエストなんですけど、テレホンカードには思い出があるんです。ケータイが禁止だったので、小学生の時は、両親に迎えに来てもらうのに公衆電話を使っていたんですけど、父がその時に使うテレホンカードをくれて、思い出深いものなんです。それで今回どこかにテレホンカードを使えないかな、と思って実現したアイテムなんです。

――そのミュージックカードの中には「ひとみラジオ 『デリ好き、もっと好き、更に好き!』」 も入っているとのことですが、どんな内容なんですか。

 “新井ひとみワールド”が炸裂していると思います(笑)。1人でずっと喋っているんですけど、初めてだったのでちょっとテンパってしまったりして…。でも、そこも含めて楽しんでもらいたいです。最初はこんな感じだったといった、成長過程を感じられるラジオ風番組になっていると思います。

――初々しさも楽しんでもらいたいですね。さて、「デリケートに好きして」のレコーディングで気をつけた点やこだわったところは?

 普段の私の歌は強目でパンチが効いているような感じなんですけど、今回はそういう感じにならないように気をつけました。オリジナルの太田貴子さんの歌い方を参考にしながら歌わせていただきました。特にサビ前の<本当よ>の跳ねる感じがすごく難しくて、大変でした。

――歌というところで他にも参考にしたアイドルはいましたか。

 今回、色々と調べていく中で松田聖子さんにハマって行きました。聖子さんの色んな歌を聴いたんですけど、聖子さんの歌は芯があって艶やか、そして音域も広い方だなと感じました。可愛い曲だと、跳ねる感じもすごく素敵なんです。

――松田聖子さんの曲で特に気に入った曲はありましたか。

 「夏の扉」です。もう出だしから“ザ・常夏”といった感じで好きなんです。男の子が素直にいえない感じが、歌詞にもすごく表れていて、「男の子頑張れ!」となっちゃいました(笑)。

――新井さんは音楽を聴く時に、分析しながら聴いたりしますか。

 分析という感じではないんですけど、私は歌詞よりも音から入ることが多くて、音を聴いて良いなと思ったら、歌詞を見るんです。なので、洋楽も聴くんですけど、後から歌詞を見て強烈な内容でビックリしたりすることもあります(笑)。

――洋楽はどんなアーティストを聴いているんですか。

 アメリカの5人組ボーカルグループのWhy Don’t Weさんが好きでよく聴いています。ハーモニーがすごくキレイなんです。

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