リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナー(C)2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

 『ターミネーター2』の正統な続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』(公開中)で、シリーズに28年ぶりにカムバックを遂げたリンダ・ハミルトン。なぜ彼女は再びサラ・コナーを演じることを決めたのか。

 本作は、シリーズの伝説的キャストであるアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトン、そして、生みの親でありながら『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作に復帰。更に『デッドプール』の大ヒットで世界中を驚かせたティム・ミラーがメガホンを取った。

 一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日”だが、その危機はまだ終わってはいなかった。人類の命運を握る女性ダニーを守る謎の戦士グレースと、女性の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーター、REV-9との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いを繰り広げる。

 これまでシリーズを通して世界を救うべく孤独に闘い続け、ファンからも伝説として根強い人気を博してきたリンダ・ハミルトン演じる“サラ・コナー”。『ターミネーター』、『ターミネーター2』で伝説となった彼女が28 年ぶりにカムバックするが、リンダ・ハミルトンにとってサラ・コナー役に復帰することは簡単なものではなかったようだ。

 リンダは、「本作は、私がやった中で一番きつくて、一番素晴らしい作品だった。サラの空白の28年間を映画で見せる必要はないけれど、自分の中ではバックストーリーを作ることが必要だと思ったの。ストーリーと彼女に力を与えるために、私はトライしたわ。これまで復帰をして同じ役を演じたいと思ったことはなかったけれど、本作は違っていた。演じるべき新しいものがあったの」と復帰の理由を明かす。

 彼女自身がサラの空白の期間の物語も創り上げたからこそ、カムバックが実現したのだ。ジェームズ・キャメロンは「リンダはチャレンジが大好きで、映画の為に苦しいトレーニングをすることも、準備することも大好きなんだ。心の中で彼女ならやってくれると信じていたが、昔の戦士魂を見つけて本当にやり遂げてくれたんだ」と絶大な信頼を寄せる。

 『ターミネーター2』(91)では、息子のジョン・コナーそして人類を救うためにT-800の援助を借りながら人類で一人奮闘した彼女。リンダは本作でカムバックするサラについて「彼女は前と同じように情熱的で、クレイジーで荒っぽい人よ。『ターミネーター2』では、ジョン・コナーと共に希望を持っていた。でも、今回の彼女は絶望しているの。結局人類の滅亡は人間自身の責任だからよ。だから、サラにはあまり愛情が無くて、復讐のための怒りや駆り立てる気持ちを抱いているだけ。みんなが知っていた以前の彼女のままではないの」と現在のサラの内面の変化を語る。

 『ターミネーター2』以降、サラ・コナーの人生には何が起こっていたのか? リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーの完全復活に期待が高まるばかりだ。

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