7人組K-POPガールズグループ・OH MY GIRLが10月27日、Zepp Tokyoでツアー『OH MY GIRL Zepp LIVE TOUR 2019 ‘starlight’』のツアーファイナルをおこなった。ツアーは10月24日のZepp Osaka Baysideを皮切りに、25日のZepp Fukuoka、27日のZepp Tokyoと3公演をおこなうというもの。この日は体調不良により今回は不参加となったジホを除く6人でのステージとなった。来年1月8日にリリースされる3rdアルバムから新曲2曲を投入したライブの模様を以下にレポートする。【取材=村上順一】

「Eternally」と「Precious Moment」新曲2曲を披露

OH MY GIRL(撮影=森 久)

 開演時刻になり、スクリーンにはツアータイトル『starlight』にちなんだ銀河を映し出した映像に、メンバーの名前と星図が投影される。真っ白な衣装に身を包んだ6人がステージに登場。オーディエンスも大きな歓声で彼女たちを迎え、オープニングを飾ったのは「五番目の季節 Japanese ver.」。切ないメロディとアクティブなビート、楽曲の展開に合わせ、しなやかな踊りからスクエアダンスまで、メリハリのあるパフォーマンスで魅了する。

 ミミは「もっとキラキラ輝くから、ファンの皆さんも楽しんで下さい」とオーディエンスに投げかけ、そして、ユアの曲紹介から代表曲の「WINDY DAY Japanese ver.」へ。フロアからはオーディエンスによるコールも巻き起こる。清涼感あふれるパフォーマンスに、爽やかな春風がZeppに吹くよう。そして、立て続けにクールな「CUPID Japanese ver.」では、背中を押すようなメロディでオーディエンスとの一体感を高めていく。

 MCでは「Touch My Heart」に登場する歌詞<もしもし? ...本当に?>の言葉と掛けて、それぞれの「もしもし? …本当に?」を再現披露。キュートな「もしもし」のアリン、クールなミミ、お姫様チックなユア、ロックシャウトテイストの「もしもし」のビニ、スンヒは愛嬌のあるキャラクターを活かし赤ちゃん風、リーダーのヒョジョンはインテリ風と、それぞれの<もしもし? ...本当に?>でオーディエンスを楽しませた。

 OH MY GIRLの卓越した歌唱力が光ったバラードナンバー「抱きしめるの」、続けて「Touch My Heart」では、きっちりとしたフォーメーションダンスではなく、ステージを自由に動きながらのステージングで楽しませる。その中でメンバーが衣装の裾を引っ張るなど、イタズラ心の感じられるパフォーマンスも。

 パフォーマンスが終わりヒョジョンは「みんなと『Touch My Heart』を歌えて嬉しかった!」と話し嬉しそうな笑顔。続いて、韓国でOH MY GIRL初の1位を獲得した楽曲「Secret Garden Japanese ver.」を届けた。鮮やかなフォーメーションダンスに、流れるような美しいメロディに惹き寄せられるよう。さらにファンタジックでシアトリカルな要素も感じさせる「CLOSER Japanese ver.」へ。変幻自在といった彼女たちの多様性を魅せる。複雑に絡み合う歌声、光の演出と全く飽きさせないステージ展開で、会場を盛り上げていく――。

 メンバーが一旦ステージを後にし、OH MY GIRLの「面白い想像」とストレートなタイトルの映像がスクリーンに。内容はメンバーがそれぞれがお題をもらい答えていくというもので、メンバーを電化製品に例えたらなどのお題に、独自のセンスで会場を和ませた。

 仲睦まじい映像からライブは後半戦へ。6人はキラキラとしたラメの入ったブルーやブラックのセクシーな衣装にチェンジし「Twilight Japanese ver.」を披露。ダンサブルなアップチューンで、アグレッシブな一面を見せ、続いてキュートな「LIAR LIAR Japanese ver.」へと流れる。ミミは「この2曲は楽しいんですけど、体力的にきついです(笑)」と語る場面も。

 MCでは「sixteen」の歌詞に絡めた“秘密”の話で盛り上がり、ノスタルジックな気持ちにさせてくれるリズミックな1曲「sixteen」へ。オーディエンスによる「ヘイ!」のコールで盛り上がった。そして、来年1月8日にリリースされる3rdアルバムから未発表の新曲2曲を披露することに。

 「Eternally」は離れていても、心は永遠に繋がっているということを歌った一曲で、「抱きしめるの」を彷彿とさせる壮大なミディアムバラードだ。メンバーのエモーショナルな歌声がZeppの隅々まで響き渡り、もう1曲の新曲「Precious Moment」へ。切ない旋律が印象的で、サビではミラーボールが反射する光が、ツアータイトル“starlight”を体現したかのような空間を作り出していた。彼女たちの歌にフォーカスした2曲でニューアルバムへの期待感を高めてくれた。

ビニ「全ての瞬間が前より大切になりました」

OH MY GIRL(撮影=森 久)

 12月19日に、『M-ON!』でこの日の模様が放送されることと、2020年1月4日大阪と5日東京で追加公演をおこなうことを発表し、大きな歓声が沸いた。ここでメンバー1人ずつツアーを回っての想いを話した。

 ミミ「今日でツアーも最後なので複雑な気持ちです。悲しい気持ちもあるし、また会える時間を楽しみな気持ちと、色んな感情があります。皆さんと私たちは離れている時間が長いから、今日の『Eternally』を思い出して欲しいです」とミラクル(ファンの呼称)へ投げかけた。

 ユア「私は日本語はまだまだそんなに上手くないですけど、皆さんを愛する気持ちは大きいです。なので、ファンの皆さんの前に立つと涙が出てしまいます。でも、私がどんなに辛いことがあっても笑顔でいられるのは皆さんがいるからです」。

 ヒョジョン「この瞬間を輝かせてくれてありがとうございます。1人を感じることが多かったのですが、ミラクルの皆さんが「私達がいるよ」と言ってくれたことが感動しました。その言葉で幸せを感じていました(私も)ずっとミラクルの側にいます」。

 アリン「ミラクルの皆さんの応援のおかげで幸せな時間を過ごせました。3日間ツアーを通して皆さんに会えたことを忘れません。ミラクルの皆さんも私たちの思い出を忘れずに思い出して下さい。沢山応援してくれてありがとう」。

 スンヒ「今日のことを永遠に忘れずに活動していきます。日本語をもっともっと勉強して、ミラクルの前で私のことを全部お話したいです。私の“人生の中”に来てくれてありがとうございます!」。

 ビニ「最後まで一緒に楽しんでくれてありがとうございます。私は星が大好きで、夜空を見て考えました。もし、夜も空が明るかったら星の存在の意味がないんじゃないかと思いました。それがみんなとわたしたちの関係性に似ていると思って、本当に幸せで嬉しかったです。全ての瞬間が前より大切になりました。そして、足りない私をいつも支えてくれるメンバーにいつもありがとう…」と涙を浮かべて、絆を確かめ合った。さらに「これからも私たちの側にいて下さい」とミラクルへメッセージを送った。

 想いを綴ったMCからライブはラストスパートへ。ポジティブなエネルギーに満ち、タイトル通りカラフルなライティングも印象的だった「Coloring Book Japanese ver.」、本編ラストは身体と心を揺さぶるナンバー「花火(Remember Me)Japanese ver.」でオーディエンスのボルテージも最高潮まで高まるなか、ステージを後にした。

 メンバーがそれぞれの良いところや、ミラクルのすごいところを語っていく映像から、アンコールに応え、再び6人がステージに登場。10月30日に配信リリースされた「BUNGEE Japanese ver.」を投下。一気に真夏に連れ戻してくれるような一曲でフロアを煽情。そして、ラストはメンバーの天真爛漫な魅力が打ち出たナンバー「A-ing Japanese ver.」を届けた。ユアはタオルを頭に頬っ被りするなど、メンバーそれぞれタオルを体に身につけ、ユーモア溢れるパフォーマンスで、グループ初のZeppツアーの幕は閉じた。

セットリスト

『OH MY GIRL Zepp LIVE TOUR 2019 ‘starlight’』

10月27日@Zepp Tokyo

01.五番目の季節 Japanese ver.
02.一歩二歩 Japanese ver.
03.WINDY DAY Japanese ver.
04.CUPID Japanese ver.
05.抱きしめるの
06.Touch My Heart
07.Secret Garden Japanese ver.
08.CLOSER Japanese ver.
09.Twilight Japanese ver.
10.LIAR LIAR Japanese ver.
11.Sixteen
12.Eternally
13.Precious Moment
14.Coloring Book Japanese ver.
15.花火(Remember Me)Japanese ver.

ENCORE

EN1.BUNGEE Japanese ver.
EN2.A-ing Japanese ver.

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