先日おこなわれた、AKB48グループの歌姫を決める『第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』決勝大会はAKB48矢作萌夏(17)の優勝で閉幕した。惜しくも敗れはしたものの、独特の世界観を提示し、観客を惹きつけたメンバーの一人に小田えりな(AKB48チーム8/同チームK)がいる。

 審査員枠で決勝大会のステージに立った小田えりな。この日は生バンドをバックに、清竜人の「痛いよ」を歌い上げた。

 ハスキーな歌声で語りかけるように歌う。低音は力強く声量も備わっていた。マイクを両手で持ち、時折、険しくなったり、目を閉じたり、感情を歌に込めているのは表情からも伝わってくる。そして迎えたサビで一気にその世界を広げる。歌い終えた彼女は乱れた髪も直さず、会場の奥を見つめ、そして笑顔を見せていた。 序盤に見られた情感溢れるハスキーな歌声は観客をグッと引き込んだ。彼女の魅力だと思えた。

小田えりな

 歌い終えた小田は「目標は自分らしく楽しんでごまかさないこと。それが達成できたと思います」と満足な表情を浮かべた。

 審査員の一人、井上ヨシマサは「出だしのハスキーに感動した。サビのインパクトが欲しいと以前は思ったけど、出ていたので良かった」と評価した。

小田えりな

 出場者はこの日用意した曲は2曲。4ブロックに分かれ、それぞれの1位、2位が最終ステージに駒を進められる。小田は最初で敗れたため、2曲目を披露することは叶わなかったが、「もっと聴きたい」と思わせるメンバーの一人だった。【木村武雄】

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