劇中のアクションシーン。グレース演じるマッケンジー(左)

 『ターミネーター2』の正統な続編を描く『ターミネーター:ニュー・フェイト』(11月8日公開)に登場する新キャラクター、グレース演じるマッケンジー・デイヴィスは、劇中で見せる超絶アクションを乗り切るために地獄のトレーニングに励んだという。その様子をマッケンジー本人、そして監督を務めたティム・ミラーが語った。

 一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日“。だが、その危機はまだ終わってはいなかった…。人類の命運を握る少女を守る謎の戦士グレースと、少女の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーター REV-9(レヴ・ナイン)との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる…。

 ターミネーターに命を狙われる少女ダニーを守る為に未来から送られてきた、身体能力が強化された戦士=スーパーソルジャー:グレース。人間の運動能力の限界を超え、今作で登場する過去最凶のターミネーター「REV-9」にも怯むことなく驚異の戦闘力で戦うアクションシーンの数々は、本作一番の見どころと言っても過言ではないほどの迫力。そんなグレースを演じる為に、マッケンジー・デイヴィスが体験した役作りは相当過酷だったようだ。

 彼女はその地獄のようなトレーニングについて、「一日に5、6回、撮影前の1カ月ほどのトレーニングと、ハイ・プロテインの食事療法をしたわ。それから、撮影中も、まだ一日に5、6回はトレーニングを続けた。あれはきつかった、とっても!」と当時を振り返った。

 「軍隊式のトレーニングもしたし、撮影の1カ月前には1日4時間のスタントトレーニングが加わった」と語るマッケンジーの言葉からは、役作りがいかに過酷なものだったかが漂っている。

 マッケンジー・デイヴィスはカナダ出身の注目女優。2011年のデビュー以降数々の作品に出演し、『オデッセイ』(16)や『ブレードランナー2049』(17)等の超大作を経て、今作のグレース役へと至った。

 そんなマッケンジーだが、実はあまり運動が得意なほうではなかったという。しかし地獄の特訓をこなすにつれ、「始まりはとても大変だったけれど、自分のスタントやファイトを自分でやれるところまで到達できた。これは段階的なプロセスではないけれど、ある日成功して、突然、やれるようになるの。あれは本当にやり遂げた瞬間という気がするわ」と撮影を通しての自身の進化の過程を明かした。

 監督ティム・ミラーは「マッケンジーには本物の存在感がある。興味深いルックスで、強さを持っている。彼女に直接会うと、映画のキャラクターとはぜんぜん違う。インディー映画の人気者だ。でも、彼女は本作の誰よりもトレーニングに励んだし、映画で暴れまくっている。彼女はすばらしいよ」と過酷なトレーニングをやり通し、戦士グレースへと変貌を遂げた彼女への賛辞を惜しまない。

 今作で過去最凶のターミネーター「REV-9」に挑むことになる戦士グレース。敵のREV-9は最新鋭の性能を誇り、シリーズ最強の呼び声高いターミネーター。そんなヤバすぎる敵を相手にしてもグレースは臆することなく高次元のバトルを繰り広げる。劇中では観る者を圧倒する超絶アクションを数多く披露するグレース。シリーズの新たな魅力を体現する存在の彼女から目が離せない。

 『ターミネーター2』の世界を踏襲しながらも、過去作を遥かに凌ぐ迫力とスピード感で進化した『ターミネーター:ニュー・フェイト』。映像の革命児として常にハリウッドリードし続けるジェームズ・キャメロンと、『デッドプール』のブッ飛んだ脚本と演出で一躍高い評価を得た実力派監督ティム・ミラーがタッグを組み描かれる「ターミネーター」の世界に、再び世界中が興奮させられることは間違いないだろう。

『ターミネーター:ニュー・フェイト』
11月8日(金)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ティム・ミラー
製作:ジェームズ・キャメロン、デイヴィッド・エリソン
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ
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