市原隼人、武田玲奈、佐藤大志、豊嶋花、辻本達規 、酒向芳が9日、都内で、ドラマ『おいしい給食』(10月からテレビ神奈川、TOKYO MX、 BS12 トゥエルビほか順次放送開始)記者会見に臨んだ。この日は、2020年春に映画化されることも決定。市原は「世界を越えていろんな方に楽しんでいただける王道のエンターテイメントになっています」と期待を示した。

 本作は、給食マニアの教師・甘利田幸男 (市原隼人)と、給食マニアの生徒・神野ゴウ (佐藤大志)による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様が 、 食欲をそそる給食バトルと共に紡がれていく。

 主演を務める市原隼人は、「給食絶対主義者」の教師・甘利田幸男をコミカル且つストイックに演じる。意外にも教師役を務めるのは初めて。「一般的な枠にはまる教師ではなく真逆。教師というものは、見せないといけない姿と見せてはいけない姿もあるけど、甘利田は両方を見せている矛盾だらけの先生。給食のために学校に通っていると言っても過言ではない」とその役柄を紹介。

 給食に没頭する甘利田の姿は「滑稽。でも本人は真剣。葛藤の中で嬉しいことも悲しいこともあって。(給食を通して)本人にいろんな悲劇がある。こんな食べ方があったのかとか。しかしそんな悲劇も喜劇になる。唯一無二のエンターテイメント」と胸を張った。

 見どころは給食シーン。市原は劇中で、ソムリエのように一つ一つのメニューを解説しながらダイナミックに食する。「食が美味しく通るように撮影前に(体重)5キロを落として、給食の前には食事を控えて臨みました」と明かした。

 一方、佐藤演じる神野ゴウとの「おいしく食べるか」対決では、苦悶の表情を見せる場面もある。「ある種、役者は『見られ方』を重視するけど、それを捨てて『あり方』重視で、振り切った演技をしています」と新境地を見出しているという。監督も「生徒と先生がはりあって給食を美味しく食べるという対決が見どころ」とした。

 市原と同じく、本作が初めての教師役となった武田は、甘利田の同僚教師・御園ひとみ役を演じる。「今までは高校生役が多くて、この前の作品も高校生役で。教師に見えるだろうかという不安はあって、撮影中も不安になりながら演じていました」と明かした。そのなかでの市原との共演は「驚きと笑いと…勉強をさせて頂きました。いつ考えたんだろうということをされるので、面白くて。笑いをこらえきれないことがいくつかありました」と振り返った。

 この日はドラマにちなみ、「一番好きな給食メニュー」を発表。市原は「きな粉パン」、武田は「コッペパン」、佐藤は「みそラーメン」、豊島は「ケロケロ揚げパン。辻本は「ABCスープ」、酒井は「コーヒー牛乳」、監督は「白玉フルーツポンチ」を挙げた。そのなかで監督は「『白玉フルーツポンチ』はこの放送でも出る回があって、市原君が本当においしそうに食べているので。前半の見どころです」と期待感を表した。

辻本達規 、豊嶋花、佐藤大志、市原隼人、武田玲奈、酒向芳、綾部真弥監督

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