6人組エレクトロポップ・バンドLucky Kilimanjaroが10月2日、2nd EP『FRESH』をリリース。Lucky Kilimanjaroは熊木幸丸(Vo)、大瀧真央(Syn)、松崎浩二(Gt)、山浦聖司(Ba)、柴田昌輝(Dr)、奥真人(Per)の6人組。2018年11月にEP『HUG』でメジャーデビュー。今作は今年6月からの4カ月連続リリースシングルの表題曲と新曲「FRESH」の全5曲を収録。熊木に改めて、結成当初の話やサウンド、歌詞、バンドのコンセプトなどについて話を聞いた。「Lucky Kilimanjaroのサウンドを表している作品」とも語る今作は、シンプルな言葉と現代的サウンドで世界観が表現されている。そして、Lucky Kilimanjaroには「その先」を見る明確なビジョンがあった。【取材=平吉賢治】

「世界中の毎日をおどらせる」世の中をもっと良いベクトルに

「FRESH」ジャケ写

――Lucky Kilimanjaroは色んな音楽性を含んでいると感じます。熊木さんは普段どんな音楽を聴いているのですか?

 もともと僕は、ずっと新しい音楽を聴き続けるタイプで、あまり一つの音楽を何回も聴くほうではないんです。新しい音楽を聴いて「これ良かったな」というのがふと繋がって、自分のアイディアになって曲になるということが多いんです。だから、あまり特定の何かを聴いているということはないのですが、基本的には洋楽、海外のHIP HOPやフューチャーベースを聴いたりします。あとディスコとかも。

――フューチャーベースはかなり新しい音楽かと思いますが、ディスコは古めのほうでしょうか?

 古めのほうも聴くし、再解釈された今のディスコも聴きます。80’sも聴きますし。

――そうなるとかなり色んな音楽の要素が表れますね。

 だいたい1曲を作るために10曲くらいのプレイリストのリファレンスがあって、「この要素いいな」と思ったり、「この要素とこれを足したら違った新しいものが出来るな」という感じで作ることは多いです。

――多角的に音楽を捉えているのですね。

 そういう作り方で慣れちゃって、むしろそれが自然になっているんです。

――なるほど。ところでバンドのコンセプトは?

 今年から「世界中の毎日をおどらせる」というコンセプトでやっていて、“おどる”というのは身体的なものだけではなくて、“心踊る”というところも含めて、僕らの音楽を通して世の中がもっと良いベクトルに向いたりとか、そういうのを目指して活動しています。

――これまでの活動として、4カ月連続シングルリリースというアクションがありましたね。

 もともとはEPとして一つの作品を作ろうという予定があって曲を作っていたんですけど、「今年連続リリースという形でやったらいいんじゃない?」という感じでレーベルからの提案もあり。わりとノリで決めたところはあります。

――そのアクションの前にツアーがありましたが、感触はいかがでしたか?

 『HUG』を出すときのツアーは、僕らとしては初めてライブハウスでソールドアウトという形になって、「たくさんの人達に聴かれ始めているんだな」という意識をしたタイミングでした。現在の立場からすると、まだ全然ふんわりしていたと思います。まだ「よし、頑張らないと!」という感じではなかったというか。

――どちらかというとバンドはリラックスした状態だった?

 バンドがもともとリラックスした空気なんです。今年の4カ月連続リリースやフェスの出演というタイミングになって、たくさんの人達に聴かれているというのもあり、メンバー内では「やって行こう!」という空気は今年かなり高まりました。

――モチベーションが上がってきている時期でもある?

 そうだと思います。どんどん聴いて頂ける人が増えてきているし…「やって行かなくちゃね!」という空気です。

――そして今作の2nd EP『FRESH』ですが、連続リリースされたシングル4曲は全て収録されていますね。

 はい。プラス表題曲「FRESH」の全5曲という内容となっています。これは今年やってきたことの集大成でもありますし、それだけではなくて、来年に繋がるようなところもあります。僕らは聴いてくれた人の未来がより良くなるように願って作っているので、新しい気持ちで2020年を迎えられるような、そんな作品になっていると思います。

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