男性ダンス&ボーカルグループNCT 127が9月23日、幕張メッセ国際展示場7ホールで『NCTzen 127-JAPAN 1st Meeting 2019 'Welcome To Our Playground'』を開催。1日限りのプレミアムイベントとなる初のファンミーティングをおこなった。次世代グローバルグループのハイクオリティのパフォーマンスに大盛況のゲームコーナー、近距離でのファンと触れ合う演出に会場は終始熱気に溢れていた。そしてこの日は全国4都市8公演に渡るアリーナツアー『NCT 127 Arena Tour ‘NEO CITY : JAPAN - The Origin’』の開催もアナウンスされた。夜公演の模様を以下にレポートする。【取材=平吉賢治】

ファンと近距離で触れ合う演出、笑顔が絶えないゲームコーナー

撮影=高村祐介

 ステージ上方のスクリーンに各メンバーが映し出され、会場を埋め尽くしたファンから大歓声が上がる。NCT 127メンバーは「Welcome to My Playgroud」を歌い、ワゴンに乗った会場中を移動しながらの登場。正に“ファンミーティング”といった雰囲気のイントロダクションにホールは大きく賑わった。

 そして360度ファンに囲まれる中央ステージに集まり、ファンの大歓声に応えるようにパフォーマンスするNCT 127。満面の笑みで「会いたかったです!」と挨拶し、メンバー1人ずつ自己紹介をしてイベントはゲームコーナーへと進んだ。

 ゲームの内容は、まず4人ずつチームに分かれるところから始まった。チーム分けは「チームわけわけアンケート」なる選別によって決められた。「A:文系、B:理系」「A:甘党B:辛党」、などなど、メンバーの性格がくっきりと分かれそうな質問を経て4人ずつに分けられ、赤チームはジャニー、ヘチャン、マーク、ジェヒョン。青チームはテイル、テヨン、ユウタ、ドヨンとなってゲームスタート。

 「ポーズを決めてTwitter映えバトル」というコーナでは、“4人で協力して出来るだけ大きなハートを作る”というお題で、各チーム豪快なハートを全身で表した。そしてこの勝敗を決定するのは、Twitterで寄せられる“いいね”の数。結果、ステージ床に転がり4人でハート型に結合した赤チームは“15587いいね”、豪快な開脚ポーズを含んだ青チームは“18371いいね”ということで青チームの勝利となった。各チームの全力ハート表現に、会場は大喜びの空気感で満たされた。

 その後も「ドヤ顏バトル」という、各々がカメラ目線でキメ顔を見せるというゲームに続き、「みんなで協力、シチュエーション借り物競走」では、“無人島にあったらいいもの”をファンから借りるというゲームが展開された。

 各メンバーはワゴンに乗ってファンと近距離で触れ合いながら、椅子、双眼鏡、鏡、腕時計、ウチワ、中国語テキスト、お菓子などなど、ありとあらゆるものを借りてくる。そしてステージに戻り各チームは「これは無人島に必要」と強引にアピールしつつ、ほっこりとした雰囲気のなかでバトルを繰り広げた。

 最後のゲーム「玉入れバトル」では客席に設置されているカゴにメンバーが玉を放るという、運動会的な楽しげなムードが広がった。見事入った赤と青のボールを集めて秤で計量するという判定なのだが、ここでまさかの青チームの不正が発覚。水入りペットボトルを一緒に入れて量をカサ増しするという“ズル”をするも(すぐにバレた)、結局は不正をしなくても青組の勝利。笑顔と笑い声と歓声が絶えなかったゲームコーナを経て、いざパフォーマンスライブへ――。

グローバルなパフォーマンスをクールに決めるNCT127

撮影=釘野孝宏

 さきほどのゲームコーナーでのほっこり感とは打って変わってNCT 127ガチモードのパフォーマンスでファンを魅了した。最新型と言えようエレクトロサウンドが轟く「Wakey-Wakey」から始まり、メンバーはレーザー光線が乱反射するなか、驚異の身体能力のダンスで魅せる。

 そしてイントロで大歓声が湧いた「Highway To Heaven」ではメンバーの団結力が形となるフォーメーションダンスへと繋がれる。舞台が迫り上がる演出もあり、会場のボルテージも上がりっ放しだ。「TOUCH」ではワゴンにメンバー2人ずつ乗り、客席を四方八方縫うように移動しながらのステージング。洗練された世界基準の華を持つパフォーマンスをファンにたっぷりと伝えた。

 そのまま会場中をまわりながら楽曲は「0mile」へと進み、曲中でメインステージへと戻りキレ味抜群の歌とダンスを存分に披露した。ここまでノンストップでライブを走らせ、メンバートークへ。「楽しんでますか?」「盛り上がってますか?」「目と目を合わせて一緒に遊ぶ時間が一番」「今日は本当に楽しかった!」「これからもたくさん一緒に楽しんでください」など、ポジティブなメッセージをファンに伝えた。そしてテヨンが「みなさんと友達みたいに遊べた時間でした」と、この日のイベントを総括するようなリーダーの一言で締めた。

 最終曲「Superhuman」の前に、NCT 127は全国4都市8公演に渡るアリーナツアー『NCT 127 Arena Tour ‘NEO CITY : JAPAN - The Origin’』の開催をアナウンス。テヨンは「いまからワクワクしています」と、意気込みを言葉にし、集まったファンに熱い想いを届けた。

撮影=Shinichi Kawashima

 ブルー、グリーン、パープルが基調のライティングのなか、最終曲をクールに決めるNCT 127。強烈なビートとダンスサウンドに合わせてパフォーマンスするNCT 127はワールドワイドなエネルギーを放っていた。世界基準的なパフォーマンスに愛嬌と色気もたっぷり見せてくれたNCT 127は華々しい空気感のなか、イベントの幕を閉じた。

 最後はワゴンに2人ずつ乗って、ファンと近距離でのお別れの挨拶をしつつ、最後の最後までファンを大切にしているという想いが伝わるスタンスを一貫して見せてくれた。ファンならずとも、アリーナツアーに期待が寄せられるだろう――。
 

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