リリー・フランキー、広瀬すず、YOU、内田也哉子らが、是枝裕和監督の最新作にして、初の国際共同製作映画『真実』(10月11日公開)についてコメントを寄せた。

 是枝監督の歴代作品に出演した俳優陣から、監督へリスペクトを捧げるクリエイター陣と、日本の映画業界を支える錚々たる面々が一足先に本作を鑑賞。『そして父になる』(13)、『海街diary』(15)、『海よりもまだ深く』(16)、『万引き家族』(18)に出演し是枝組常連の俳優リリー・フランキーからは「言葉が出なかった。国や人種を越えても更にかろやかに人間の普遍的な血の縺れを描ききる是枝さんの在り方に、驚愕と感嘆の絶句をした」。

 『海街diary』(15)、『三度目の殺人』(17)の2作品に出演した女優の広瀬すずからは「寂しさとプライドは、演じるという仕事をしている自分にも常にあり、それは持ち続けて良い感情な気がしました。もう一度観て、また考えたくなりました」。

 TVドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(KTV)や、『誰も知らない』(04)、『歩いても 歩いても』(08)に出演したYOUからは「とても上質な香りの中に見え隠れする真実に やられてしまう。一人一人の想いがあたたかく 辛く 優しく ひどくて 素敵な作品がまた増えました。役者さんたち素晴しい 大好き!」。

 樹木希林さんの愛娘で文筆家の内田也哉子からは「その母親は「事実じゃ面白くない」と言った。でも、女優一家の真実は、遙かに面白かった。気付けば、まぼろし家族のホームドラマに酔いしれていた」。

 さらには、TVドラマ「東京ラブストーリー」(CX)や「カルテット」(TBS)の脚本を務める脚本家の坂元裕二からは「休日の夜、家に帰ってお茶を飲んでてふと目が合って、その日あったことを二人してクスクス思い出し笑いしちゃってるような、心安まるひとときの映画でした」と、それぞれが是枝初の国際共同製作映画に太鼓判を押した。

 ほかにも俳優の豊原功補や、女優の余 貴美子、平祐奈、賀来千香子、萬田久子、脚本家の内館牧子、作家の小川洋子、モデルのトリンドル玲奈、アナウンサーの草野満代、フリーキャスター・エッセイストの雨宮塔子、エッセイスト・タレントの小島慶子、思想家・武道家の内田樹、ロックシンガー・俳優のダイアモンド☆ユカイ、映画評論家の町山智浩といった面々からも方コメントが到着している。

コメント

 〇…休日の夜、家に帰ってお茶を飲んでてふと目が合って、その日あったことを二人してクスクス思い出し笑いしちゃってるような、心安まるひとときの映画でした。坂元裕二(脚本家)

 〇…カトリーヌ・ドヌーヴの凄みに圧倒された。私がこれまでに観たドヌーヴ作品の中でベスト1だ。そして一番好きだ。
内館牧子(脚本家)

 〇…思いがけない後味の良さに、つい微笑んでしまいました。登場人物たちが皆、何てキュートなのでしょう。密かに私は、秘書のリュックのファンです。小川洋子(作家)

 〇…とても上質な香りの中に見え隠れする真実に やられてしまう。一人一人の想いがあたたかく 辛く 優しく ひどくて
素敵な作品がまた増えました。役者さんたち素晴しい 大好き! YOU(タレント)

 〇…その母親は「事実じゃ面白くない」と言った。でも、女優一家の真実は、遙かに面白かった。気付けば、まぼろし家族のホームドラマに酔いしれていた。 内田也哉子(文筆家)

 〇…言葉が出なかった。国や人種を越えても更にかろやかに人間の普遍的な血の縺れを描ききる是枝さんの在り方に、驚愕と感嘆の絶句をした。 リリー・フランキー(イラストレーター)

 〇…寂しさとプライドは、演じるという仕事をしている自分にも常にあり、それは持ち続けて良い感情な気がしました。もう一度観て、また考えたくなりました。 広瀬すず(女優)

 〇…まさか、かつてスクリーンやロードショーを見て憧れた可憐なカトリーヌ・ドヌーヴに、樹木希林の面影を見出す日がくるとは! 町山智浩(映画評論家)

 〇…カトリーヌ・ドヌーヴのにくいほどの貫禄と無防備なかわいらしさにただ脱帽。内田樹(思想家・武道家)

 〇…その人にとっての真実は書きかえられる! 生き様そのものが映画的。ウソのない演技に切なさと心強ささえ感じられた。 余貴美子(女優)

 〇…遠い昔からの日常のように是枝監督のセリフとフランスが共に息づいていた。ドヌーヴとビノシュ、そしてマノンの声。これほど贅沢に女優の女優たるものを味わえる悦びと希望に満たされた時間に感謝です。豊原功補(俳優)

 〇…時に母性を閉じ込め、罪や罰、毒や孤独も、何食わぬ顔で受け入れる業の深さ。その道を生き切る女優は気高く美しい。 草野満代(アナウンサー)

 〇…“演じる”ことでしか伝わらない“真実”があるのかもしれない・・・。そんな深い哲学を大女優二人の軽やかな演技が教えてくれる。 雨宮塔子(フリーキャスター・エッセイスト)

 〇…心に残る台詞があったり、カトリーヌ・ドヌーヴのとあるシーンでの表情、目の綺麗さが忘れられません。とても素晴らしい作品を拝見でき、幸せです。 トリンドル玲奈(モデル)

 〇…無粋な空気感。殺伐とした厳しい嫌味まで飛び交う会話や態度を美しく優雅に五感に響かせてくれる『真実』。過ぎ行く時間の幸せにMerci 萬田久子(女優)

 〇…不完全な虚栄と孤高に揺れる大女優と娘。ドヌーヴの風格!そして緩やかに温かさが染み入る、宝石の台詞が散りばめられた映画! 賀来千香子(女優)

 〇…穏やかな空気感の中に女性の真の強さ、演じるとは何かと自分自身との葛藤にどの世代の女性も共感させられる部分があると思います。 平祐奈(女優)

 〇…見たことのないドヌーヴとビノシュ。是枝監督が描く、満たされなかった「娘たち」の物語は、軽妙で残酷で、美しい。 小島慶子(エッセイスト、タレント)

 〇…世紀の大女優カトリーヌ・ドヌーヴの演じるファビエンヌがまるでドヌーヴの女優人生であるかのように錯覚してしまう。女優という特殊な生き物の内面をその家族のストーリーとして淡々と抉り出す老いたわがままなドヌーヴが可愛く愛おしく見えてしまう是枝演出のマジックに魅せられた。 ダイアモンド☆ユカイ(ロックシンガー・俳優)

【STORY】全ての始まりは、国民的大女優が出した【真実】という名の自伝本。
出版祝いに集まった家族たちは、綴られなかった母と娘の<真実>をやがて知ることになる――。
国民的大女優ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が自伝本【真実】を出版。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール(ジュリエット・ビノシュ)、テレビ俳優の娘婿ハンク(イーサン・ホーク)、ふたりの娘のシャルロット、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、そして長年の秘書……お祝いと称して、集まった家族の気がかりはただ1つ。「一体彼女はなにを綴ったのか?」そしてこの自伝は、次第に母と娘の間に隠された、愛憎渦巻く「真実」をも露わにしていき――。
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原案・監督・脚本・編集:是枝裕和 
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ『シェルブールの雨傘』/ジュリエット・ビノシュ『ポンヌフの恋人』/イーサン・ホーク『6才のボクが、大人になるまで。』/リュディヴィーヌ・サニエ『8人の女たち』 撮影:エリック・ゴーティエ『クリスマス・ストーリー』『夏時間の庭』『モーターサイクル・ダイアリーズ』
配給:ギャガ (C)2019 3B-分福-MI MOVIES-FRANCE 3 CINEMA  公式サイト:gaga.ne.jp/shinjitsu/

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