“ユーロビートの帝王” マイケル・フォーチュナティが8月30日、グランドハイアット東京で開催される6月から8月にかけて3カ月連続開催された進化系夏フェス『ザ・プレミアム・モルツpresents BON DISCO 2019』に出演する。各メディアで取り上げられる等、話題を集めているBON DISCOのフィナーレに位置付けられた同公演のスペシャルゲストとして来日を果たした“ユーロビートの帝王”マイケル・フォーチュナティに今の心境を聞いた。

この2曲が世界への道を拓いてくれた

『ザ・プレミアム・モルツpresents BON DISCO 2019』

――昨年開催の「Summer 80s LIVE & DISCO」に続き、日本のディスコイベントに二年連続の出演ですが、心境はいかがでしょうか?

 昨年の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」公開40周年やABBAの再結成など、ディスコが世界的に盛り上がっているなか、二年連続で日本のディスコイベントに呼んでいただきとても嬉しく思っています。また80年代に活動をはじめたときには、これほど長く自分の音楽を続けられるとは思っていなかったため、改めて至上の喜びを感じています。

――今回のザ・プレミアム・モルツ presents BON DISCO 2019では、どのようなステージを予定されていますでしょうか?

 昨年以上にとにかく楽しんで頂きたいと思っています。もちろん皆さんの知っている曲もたくさん歌う予定ですので、知っている曲があれば一緒に歌っていただきたいです。

――今年からスタートした「BON DISCO」は、日本の伝統的な夏祭り「盆踊り」とディスコの融合がコンセプトとなっており、日本全国で多様なスタイルのディスコイベントが誕生しています。今まで様々なディスコイベントに出演してきたなかで、特に印象に残っていることがあれば教えて頂けますでしょうか?

 ディスコイベントに限定できないのですが、1988年に開催された「東京音楽祭」と、対バンのような形でリック・アストレイと日本全国を歌ってまわったツアーはとても印象に残っています。ディスコで言えば、六本木にあったヴェルファーレは、何度も出演させて頂きましたが、来ていたお客さんも含めて時代を象徴する存在だったように感じます。

――時代や国を超えて愛されるディスコミュージックですが、他のジャンルと比べた際のディスコソングの魅力を教えて下さい。

 ディスコミュージックというのは80年代を代表するジャンルでしたが、ディスコソングを面白いと思ってくれる今の若い世代のひとたちもいて、やはりメロディとリズムが極めてキャッチ―な点が一番の魅力だと思います。ヒップホップがまだ下火だった当時、皆がノリやすい音楽であったことが人気を獲得した大きな理由だったのではないでしょうか。懐メロの要素もあるかもしれないですが、ディスコに限らず80年代の音楽が世界的にまた人気を集めている現象は私も実感しています。80年代にメキシコのイベントで1万人の前で歌ったことがあったのですが、時を経て、同じくメキシコで再び1万人の前で歌う機会が先日あったほどです。

――ご自身にも「ギヴ・ミー・アップ」 や「イントゥ・ザ・ナイト」といったディスコを代表するヒットソングがありますが、時代を超えて愛され続けるこれらの楽曲はあなたにとってどういう存在ですか?

 私と、音楽活動を共にしてきた私の弟の人生を導いてくれた存在です。この二曲が、世界への道を拓いてくれたおかげで、私たちは今でも音楽を続けていられるのではないかと思います。

――上記の二曲以外で、ディスコブームが再燃している今、改めて聴いて欲しいと思う曲がありましたら教えてください。

 二曲の他にも「レット・ミー・ダウン」、「ハレルヤ」、「ドント・レット・ミー・ゴー」、「ABC」などのシングル曲は聴いて欲しいですし、今までアルバムに収録した曲が合計140近くあるので、是非サブスクリプション等で一度聴いてみて欲しいと思います。

――昨年、ニューアルバムを制作しているという話を聞きましたが、最近はどのような活動をされていますでしょうか?

 音源制作は常に行っていますが、80年代の曲のカバーもあれば新曲も入るようなニューアルバムを2020年にリリースしたいと思っております。昨年若手のトラックメイカーたちと作りあげた日本独自企画盤『The Best Of Disco Covers』の出来にとても満足しているため、その際にはまた同じような体制で制作したいと考えています。

――ところで来年は東京でオリンピックが開催されますが、ご自身のなかで東京の印象的な場所はありますか?

 東京のなかで六本木、新宿、表参道は好きな街ですが、特に六本木は思い出深いです。ヴェルファーレやマハラジャがあったことから、来日した際は六本木のホテルに滞在することが多く、そういう意味でも六本木は私のキャリアを総括するような場所でもあると思います。

――そんな思い出深い六本木でBON DISCO 2019も開催です。最後に日本のファンの方へ、メッセージを頂けますでしょうか?

 皆さんとまた今年もお会い出来ることがとても楽しみですし、30年間ずっと応援してくれていることに対して感謝しかありません。みんなで楽しい夜にしたいと思うので、8月30日は六本木のグランドハイアット東京でお待ちしています。

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