5人組ボーカルグループDREAM MAKER(通称ドリメ)が8月28日、メジャー第2弾ミニアルバム『WE ARE DREAM MAKER 2』をリリース。ドリメは「パッション!テンション!最高潮!」をキャッチフレーズに、5人のメンバーそれぞれが作詞・作曲を手掛ける関西ストリート発ボーカルグループ。関西での路上ライブ活動から全国ツアー『LIVE TOUR 2019 パッション!テンション!最高潮!~あなたの街で30連発夏祭り?!~ 夏の大ドリメ祭!!』展開へと活動の規模を拡大し勢いに乗る彼らにライブに対する熱い想い、今作の制作秘話から家族のようなメンバー同士の絆について、パッションたっぷりに語ってもらった。【取材=平吉賢治】

サウンドへのこだわり

『WE ARE DREAM MAKER 2』通常盤

――DREAM MAKERのテンションが上がるときはどんなときでしょうか?

RYOTA ライブです!

SHUNGO 自分達で曲を作っていて、たくさんのお客さんが一つの音楽で同じ時間を共有することに幸せと嬉しさとテンションがガッと上がります。

RYO そこはやっぱり全員ライブだと思います。

――現在(※取材日は8月上旬)全国ツアー『LIVE TOUR 2019 パッション!テンション!最高潮!~あなたの街で30連発夏祭り?!~ 夏の大ドリメ祭!!』中ですが、手応えは?

RYOTA 行ったことのない土地に行くのは不安でしたけど、そんなの関係なしにお客さんのパッションが凄過ぎて! 手応えありまくりです。逆に僕達が助けて頂けるようでした。ドリメの音楽を愛してくれていることが凄く伝わってきました。

SHUNGO 初めてライブに来てくれる人も増えました。

RYO それ、今回のツアーでけっこう多かったよね!

YASU 僕もRYOTAと同じ気持ちです。毎回「もっと届けたい」という気持ちが強くなっていって。

――ツアーで印象的だった場所は?

あっくん 新しい会場が多いのでどこも新鮮でした。僕達は大阪で路上ライブをやってきたので、ストリートで会った人達も来てくれたのが凄く嬉しかったです。

RYOTA 6月に行った岡山など、同じツアーで2回目としてまた8月に行って、一回目に行ったときよりもお客さんが増えていたりして「これは手応え的に良いな!」という気持ちがありました。

――目に見えてお客さんが増えてくるというのは嬉しいですね。

RYOTA ほぼ倍でしたから超嬉しかったです!

――今作『WE ARE DREAM MAKER 2』が仕上がった心境はいかがですか。

RYOTA 1作目は「ドリメとはこういうものだ」という、名刺代わりの一枚でしたけど、2枚目はちょっと変えていこうかと。これまでは応援系の曲が多かったので。今作では明るい曲調もあれば、ちょっと雰囲気を変えてジャジーな感じや純粋なラブソングもあって。いままでにないチャレンジが詰まっているアルバムです。

RYO これまではとにかく「届いてほしい」という思いだったのが、歌にも色んな表情を付けたいなという考えが出てきて、これまでと違った感じで録音に臨めました。1作目とは違う表情が収録されています。

――プロフィールに「DTM機材を見るのが趣味」とありますが、音へのこだわりは強い?

RYO 僕はカーステレオからも全部良い音を出したいなと思っていまして。良い音って、こだわっている人にしかわからないことなのかもしれないですけど、聴いていて無意識に「気持ちいいな」とか「聴き心地が良いな」とか、料理で言うと“隠し味”みたいな要素にもこだわりたいんです。そういうことを気にし出して、機材には注目しています。

――メンバーにそういった視点を持った方がいると、ミックスの工程で細かいオーダーも出せそうですね。

RYO 確かにそうです。こだわって制作しています。

――YASUさんは今作についていかがでしょう?

YASU 今作には「今日も明日も明後日も君に恋してる」などのラブソングが2曲入っているんです。いままでは声を張って歌っていた楽曲が多かったなか、この曲は語りかけるように、寄り添うような感じの歌い方で録音させて頂きました。これまでサビはユニゾンが多かったのですが、この曲に関しては、サビは一人で歌っていたりしていて、5人それぞれの声がよくわかる楽曲になっています。

――「熱く伝える」というカラーの楽曲に「語りかける」というカラーも今作で新たに加わったのですね。

SHUNGO はい。あと、今回はメジャー1作目リリース直後に、自分で「まだまだ駄目だな」という思いが凄くありまして。「じゃあ何をしたら」と思ったときに、僕は海外のHIP HOPやR&Bをよく聴いていたけど、もっとJ-POPを聴き漁って引き出しを増やす必要があると思いました。歌詞に注目したり、トラックも「こう鳴っているからこそ、このメロディなんだな」とか、曲を分析するようになりました。歌詞も、以前の自分は使わなかった言葉の並び、文字の書体や行間など、それらを含めて一つの作品だと思ったんです。「パッと見たときのわかりやすさ」や「同じ言葉は変に2回使わない」とか、細部をブラッシュアップしたうえで2作目に入ったので、「いまのドリメのレベルはこれだな」という感じと、「まだまだいけるな」という気持ちもある作品になりました。

――あらゆる音楽を吸収する期間を経て、細部にもこだわるようになったのですね。

SHUNGO メジャーになって意識が変わりました。いままで感覚的だったけど、もっと責任感のある言葉を選ぶことなど、そういうことに対して考える時間が増えました。

――ちなみにどんなJ-POPを聴いていたのでしょうか?

SHUNGO 槇原敬之さんをよく聴きました。90年代あたりの曲をよく聴いて、何故この頃の曲はこんなに良いのかと思って…歌詞もやっぱり凄くて。「学ぼう」という気持ちにさせてくれるんです。

――あっくんはどういった音楽を聴きますか?

あっくん 僕はオールジャンル聴くタイプです。お琴の音からオーケストラからサウンドトラック、J-POPもK-POPも。いま流行っている音楽も聴くし、ジャンルにはこだわっていません。

――あっくん視点でのいまの流行りの音楽をどのように見られていますか。

あっくん 4つ打ちのビートとか、音もシンプルになってきていると思います。洋楽もそうだと思うし、BGM的というか、流れていて心地良いという方面の音楽が増えてきたと思います。あと、楽器の音というかちょっとした「パチン」というような環境音、不協和音などもあえて入れてたり。そこがクセになるというか。トラックの勉強としても聴いています。

――近年は確かにそういった傾向があると思います。RYOさんはどんな音楽を聴きますか?

RYO DREAM MAKERを組んでからはJ-POPやバンド系のロックでしょうか…昔は邦楽を全く聴かなくて。ソウルやR&Bなどを聴いていました。最初に聴いたのはBoyz II Menです。20歳くらいのときに、現地のブラックミュージックを知りたいと思って一人でニューヨークに行きました。僕はドリメで曲を作るとき、ハモりやコーラスのラインにはこだわって意見を言うことが多いです。

RYOTA あと、RYO君はインストの曲をメチャメチャ集めてるんですよ(笑)。

RYO 2000年代から2010年代くらいまでのオリコン上位のシングルのインストゥルメンタルをほとんど持っています。インストのトラックだけ聴くのが好きだったんです。

――そこに自分達の歌を乗せたらどうなるか、という視点でしょうか?

RYO そうです。鳴っている楽器の音もよく聴こえますし。その頃は楽器をまだやっていない時期でしたけど、無意識のうちに気になるようになっていました。

――もともとクリエーター寄りの視点があったのかもしれませんね。

RYO 言われてみればそうなのかもしれません…。

SHUNGO じゃあもうRYO君はクリエーター専属でいこうか。

RYO 歌わせて(笑)!

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