吉岡里帆

 吉岡里帆(26)が22日、都内でおこなわれた、主演映画『見えない目撃者』(9月20日公開)完成披露試写会に登壇。高杉真宙や田口トモロヲら出演者とともに制作エピソードなどを語った。田口は、吉岡について「人としてすごい。生まれ変わったら吉岡さんになりたい」と絶賛した。

 『見えない目撃者』は、交通事故によって視力を失った吉岡演じる主人公・なつめが聴覚、触覚、嗅覚を駆使して「女子高生連続殺人事件」の真相を追うとともに猟奇殺人犯がなつめ自身へと危険を及ぼしていくノンストップ・スリラー。森淳一監督がメガホンを取った。舞台挨拶には森監督のほか出演する國村準や大倉孝二、浅香航大、柳俊太郎(※柳は異字体)、松大航也が登場した。

 吉岡は「監督がギリギリのところを攻めてるなという感じがして、目を覆うようなシーンもあると思いますがそこも含めて楽しんで頂ければ」と作品についてコメント。

 スケートボードに初挑戦したという、高杉は「頑張りました。格好良い姿を見せられていると思います」と満足気な様子。

 盲目の役を演じるにあたり、実際に取材をおこなったという吉岡。「ハンディを抱えて弱者のように見えても、誰よりも本質を見ていたり、強い信念を持っていたりする姿を演じるんですけど、皆さんのお話を聞いてエッセンスを入れてキャラクターを作っていきました」と役作りについて振り返った。

 また、映画では凶悪な犯人に立ち向かう場面も。吉岡は「背が低いのがコンプレックスなので弱々しく見えないように、背筋が発達していると強く見えるそうなので3カ月くらい前から背中を中心にトレーニングをしました」と語る。

 共演シーンも多かったという高杉は「節分の日に豆を皆さんに配っていて、素敵だなと思いました。現場でも気遣いができる方で、座長として気を使ってくれて現場も集中力が途切れなかったと思います」と座長として現場全体を気遣う吉岡の印象を話す。

 田口も「吉岡さんは、すごくバランスのいい方。オンオフの切り替えとか、楽屋と撮影への入りとか。年下なのにすげえなと。人としてすごいと思います。人間って進化してるんだなと。今度生まれ変わったら吉岡さんになりたい」と絶賛。

 さらに森監督も「清々しい印象でした。俳優の方がイライラされたりするとスタッフにも伝染するので、今回はそんなこともなく感謝しております」と言及。

 これを受けて、吉岡は「この言葉だけで頑張れます。有難すぎて震えてきました」と感動した様子を見せた。

 今年はじめの寒い時期での撮影となった今作。大倉は「トモロヲさんが寒いのが苦手みたいで、トモロヲさんのいる楽屋から貼るホッカイロが全部なくなるくらい身体に貼っていました」と言い、田口は「貼れるだけ貼ったので身体が重かった」と撮影時の苦労を明かした。

 また、映画に出演するなつめの盲導犬パルがステージにサプライズ登場。吉岡は「北海道に行ってしまったと聞いていたので、もう会えないかと思っていたのですが会えて嬉しい」と相棒との再会を喜んだ。【取材・撮影=松尾模糊】

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