大阪を中心に活動する5人組ロックバンドのNovelbrightが9月4日、2ndミニアルバム『「EN.」(アンピリオド)』をリリース。圭吾(Ba)が今年新たに加入して新体制となってから彼らの新たなビジョンを示す作品となった。昨年10月にリリースした初の全国流通盤『SKYWALK』から約1年振り。7月から8月にかけて全国でおこなったアコースティックCDリリースツアー『崖っぷちどチクショー路上ライブ TOUR』での波瀾万丈な模様、9月27日の宮城・仙台spaceZero公演を皮切りに全国5カ所をまわる『「EN. -アンピリオド-」RELEASE ONEMAN TOUR 2019』についての意気込みなどを聞くとともに、“新たな挑戦”が詰まった本作へのこだわりや現在の心境についても迫った。【取材=平吉賢治/撮影=村上順一】

『「EN.」』に込められた3つの想い

雄大

――今作のタイトル「EN.」(アンピリオド)にはどういった意味、想いが込められているのでしょうか。

ねぎ これには3つの意味があるんです。「EN.」(エン)という読み方にもかけていて、僕達と聴いてくれる皆さんの“縁”が続きますように、というのが1つです。2つ目は、“EN. ”という表記はアンコールの表記でも使うので、今回の作品からベーシストが変わった上での、再スタートというか「俺達は終わらないぞ」という意味合いもかかっているんです。そして“アンピリオド”の「ピリオドではない」という終わりに対する否定の意味、これが3つ目なんです。そういった意味が合わさった造語なのでタイトルに「」も含めて付けました。

――トリプル・ミーニングというわけですね。誰が考えたのでしょうか?

ねぎ 僕です。閃きまして!

沖聡次郎(以下聡次郎) 酒の席でね(笑)。

ねぎ 焼き肉食べながらお酒飲んでたら降りてきたんです(笑)。

――みなさんでお酒を一緒に飲むことは多いのですか?

ねぎ しょっちゅうあります。仲良くて(笑)。

――みなさん楽しげな雰囲気でいいですね。さて、ライブ会場/路上ライブ限定発売の『AcoBright1』(7月5日リリース)を除けば、アルバムとしては約1年振りとなりますが、どのように感じていますか。

竹中雄大(以下雄大) 前作よりも自分達の振り幅が増えたという印象です。前作『SKYWALK』はNovelbrightの名刺代わりになる7曲を収録したんです。今作はエモーショナルな曲もあれば、全て英歌詞のバラードもあり、「フォーリン・ヴィーナス」という“マッスルトレーニング”みたいな、おどけた歌詞を入れた曲もあれば、Novelbrightらしいポップな曲もあって、色んな分野の方々に届けられるような楽曲が入ってます。「ふたつの影」というJ-POP要素が強いバラードもあるし、色んな角度からNovelbrightを届けていけるような作品になったと思っています。

山田海斗(以下海斗) 前作から時間も経ってメンバーも変わっているので、この5人で作ったアルバムがやっとできたなという感じが凄く良いと思っています。作り方も前とは変えて、みんなとよく話し合って作った作品です。新体制で作った最初の作品で良いのが出来たという心境です。

圭吾 僕は半年程前にメンバーとして加入したんですけど、もともとNovelbrightとは友達で、僕が前にやっていたバンドと対バンしたときからファンだったんです。そのときから常にチェックして毎日のように聴いていました。客観的な立ち位置から見ていたNovelbrightに僕が加入することになって、僕が作品づくりに関わることになって、今までのNovelbrightの形に少し僕のエッセンスやカラーを足して出来たアルバムというイメージなので、ファンから作品作りに関われた感動が凄く大きいんです。

聡次郎 ファンからメンバーって、ある種の出世(笑)。

聡次郎

圭吾 そう! 「自分の音入っとるやん!」という感動とか「ここ、自分が考えたやつだ!」というのが嬉しいです。

――前作と比べて最も大きく変わった点は何でしょうか?

聡次郎 メンバーが変わったので、アレンジ面や楽曲に対する考え方が大きく変わりました。今までは「あれがいい、これがいい」と、積み上げていく感じだったんですけど、今作は“引き算”というか、色んな要素を抜くこともしたんです。

――作品を締めるには足し算よりも引き算のアプローチが重要、というのはありますね。

聡次郎 そうなんです。攻めてる曲も、パンチはあるけど聴きやすくしたり。「今までだったら、こういうのを足したけど要らないよね」とか。アレンジ面やレコーディング、音に対するこだわりが良い感じにタイトにすっきりしたと思います。

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