『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』東京公演が20日、東京・渋谷の東急シアターオーブで開幕した。開演前にはプレスコールや囲み取材もおこなわれ、スペシャルサポーターを務める武田真治、小島瑠璃子、そして、プレイヤーの石川直が同公演への思いを述べた。

武田真治

 東京初日公演のアンコールに、武田真治がゲスト参加した。大盛り上がりのラストを飾る大舞台、『アラジン』の「フレンド・ライク・ミー」で武田は魂の叫びのようにサックスを力いっぱいに吹き、沸かせた。その熱演に『ブラスト!』キャストも称えた。

 開演前には報道陣に一部が公開された。名作『ライオン・キング』の「サークル・オブ・ライフ」では楽器などを使ってゾウやヘビなどを模写。金管、打楽器、そしてダンサーが大地の雄大さを見せていた。

ストーム

 また『ブラスト!』オリジナルの「ストーム」ではまさに嵐のような展開。雨音の静かなパーカッションから始まり、やがてパーカッションは増えていく。音が重なり、激しさを増していく。曲のラストにかけて展開される嵐のような“多重奏”はまさに圧巻だった。

 開演に先立ちおこなわれた囲み取材で武田は、リハで『ブラスト!』プレイヤーとともに演奏したことを振り返り「洗練された演奏の中でただただ演奏していました」とキャストに身を任せていたことを語った。「まだ緊張していない」という武田は「金管楽器はマイクを通すけど、空気の音だから伝わるものも直になる。なので普通のコンサートとは違てお客さんとの関係が密になれると思う」と述べた。

石川直、武田真治、小島瑠璃子を含めたキャスト

 一方、パーカッション奏者で『ブラスト!』20年目の石川から「メンバーも武田さんのことをほめていた」と言われると、「嬉しいです!」と喜んだ。

 リハを客席から見ていた小島も、武田のプレイに「金管楽器がたくさんあるなかでひとりだけサックスで、吹いたときに雰囲気も変わって」と称え、「アレンジもご自身でやられて…」と語ると、武田は「決められたなかで自由に演奏していいと言われていて」と明かした。

 『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』自体は7月10日から全国ツアーを回っている。先立って公演を見たという武田と小島は観客の熱狂ぶりに驚いたという。武田は「めちゃくちゃ盛り上がった」、小島は「日本人離れした盛り上がりだった。子供も最後まで楽しんでいた」と振り返った。

 石川自身も手ごたえを感じているようで「盛り上がりは『ブラスト!』ならでは。僕らとお客さんが一緒に盛り上がる。僕らもお客さんの席に入っていく機会が増えているので、その影響もあると思う」と語った。

 そんな石川は、20年目の節目となる今年を機会に『ブラスト!』からの卒業を発表していたが「今後はまだわからない」と含みを持たせた。

ストーム

 改めて武田は「誰でも楽しめるコンサートは実はそんなに多くない。楽曲そのものにドラマがある。インストという音楽だけを聴いて楽しみたい方にも。学生さんにも観てもらいたい」、小島は「楽器の持つ力、どなたにも心の奥の方に響く」と語った。

 ちなみに報道陣から、デートに『ブラスト!』観覧を選んだらと聞かれた小島は「すごくセンスがいいですね」と語っていた。

 なお、東京公演は同所で9月1日までおこなわれる。全国ツアーは9月16日まで。

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