“全力”がボイメンの一番の武器

BOYS AND MEN

――自身最大規模となる公演を終えたときの心境はいかがでしたか?

本田剛文 ナゴヤドームに立たせて頂いたということは、みなさんと僕らとずっと一緒に二人三脚でここまでやってくれて、みなさんに対しての感謝の気持ちが一番大きいです。とにかくなんてありがたいことなんだろうという、幸せな感覚でした。達成感という感じとはちょっと違ったんです。ライブとしてみれば「やったぜ!」という気持ちはあるんですけど、ありがたいということと同時に、もっと凄いところまで応援してくれた人達を連れて行きたいし。僕はすぐに次のことを考えてしまう性格というだけなのかもしれないですけど。

――ナゴヤドームが到達点、というわけではない?

本田剛文 ゴールテープを切ったという感じではないんです。「ありがたいな、じゃあ次何をやってやろうか」という感じのほうが個人的にはあります。

――これまでナゴヤドームに向けて頑張るという意気込みを仰っていたので、懸ける想いが相当あったと思うんです。燃え尽き症候群のような感じにはなりませんでしたか?

本田剛文 翌日はさすがにお休みだったんですけど、その次の日から通常営業で仕事があったので、あまり「ふぅ…」という感覚がなかったというか。その5日後にはタイにいたので、そこで一息つくよりも良かったなと思うんです。

水野勝 僕も基本的には一緒です。多分みんなそうだと思います。ただ、肉体的、メンタル的に疲れたという部分はとれて良かったなと。ボイメンの活動に対して疲れた、というのはなかったです。

――ボイメンはいつも全力活動ですが、その全力を保つ根源とは?

水野勝 それは地域貢献、名古屋に貢献という気持ちです。それはすぐにできることではないので。ファンの方々が全国から、海外からも名古屋に来てくれたということが、僕らは嬉しかったんです。「一緒に名古屋名物を食べました」とか、そういうことも嬉しかったし。名古屋に人を呼ぶということで、もっと貢献していきたいし。それは長い時間がかかることなので、だから長い目で僕達も全力でやっているということなんです。

本田剛文 あとは“全力”というのが僕達の一番の武器であるんです。それはメンバーも全員わかっているんです。そこが大きいです。

――全力の名古屋愛があるのですね。名古屋の料理は美味しいですよね。

水野勝 でも、やっぱり有名なのは名古屋めししか出ないんです。いま名古屋ではジブリパークを造ったりしているんですけど、エンタメ要素がまだまだ少ないので、そこが課題なんです。だいたいの人は「名古屋めし好きです」って言ってくださるんですけど、それしかないというか。

本田剛文 名古屋めしプラスアルファを僕らが作っていけるといいなと。大阪にはお笑いがあって、東京は全国のキーTV局がたくさんあるけど、「名古屋のエンタメといえば」というのがないというか。

――中京テレビは有名ですよね。相当前の話ですが、TV番組『お笑いマンガ道場』をよく観て楽しませて頂いていました。

本田剛文 僕らはそういうのをもっと作りたいんです。僕らが名古屋で録っている番組が全国で流れる、みたいな。いつか全国的に言われたいですね「ボイメンのあの番組知ってる?」って。

水野勝 いまはローカル番組が全国的になれるチャンスが多いので。TV番組『水曜どうでしょう』もそうですし。

――確かに『水曜どうでしょう』は北海道から広がりましたね。

水野勝 そういう番組をもっと作っていきたいです。

――地域貢献という部分ではかなり大きな要素ですね。

本田剛文 これも町おこしです。

水野勝 だから、やらないといけないことがたくさんあるので、「まだまだ」というのはそういうところからきているんです。

――とてつもない使命を感じますね。

水野勝 そうですね。10年前は地方の男性グループというのはあまりいなかったので、そういう部分では誰もやったことがないことをやるという使命感があります。

――私などは何か達成するとすぐ気が抜けちゃうんです…どうすればいいでしょう?

本田剛文 “ボイメン悩み相談室”みたいな感じですね(笑)。

水野勝 そういう方はボイメンを観て、聴いて、前向きな曲や「頑張りたいな」と思う歌詞が多いので、僕達自身も歌っていて元気になるんです。励まされることもあるし。そういう部分では同じ気持ちで聴いて頂ければ刺さるんじゃないかと思うんです。

――まずはボイメンのDVDを観れば元気が出ますね。さて、9月からの『BOYS AND MENホールツアー2019』への意気込みも聞かせて下さい。

水野勝 来年はアリーナツアーもあって、ツアーづくしなので、ファンの方々も待ってくれているというのが多分あると思うので、そういう部分では頑張らないといけないなと思います。ホールツアーは正直まだどういうことをやるかというのは出ていないんです。でも、ウチのボスが「変わったことがやりたい」と。

本田剛文 普通に「ストレートにライブをやります」だけで終わらないことをしたいという、社長のもくろみがあるみたいなので、ボイメンにしかできないことをお観せできると思います。

水野勝 またコントかもしれないし、わからないですけど。

本田剛文 ウチの社長はコントが好きですから(笑)。

――あれは面白いですからね(笑)。

水野勝 もしかしたらそういうことをやるかもしれないし、ライブだけじゃないエンターテインメントなホールツアーになると思います。

――DVDを観ると、本当に色々なエンターテインメントが味わえるので、観ていて飽きないし楽しいんです。DVDで観て、生で観て、という楽しみができますね。

本田剛文 DVDで観て頂いて「楽しかった」と言ってくださった方々が生で観て頂くと、もう一段階あるんです。ナゴヤドームライブは相当曲数があるので、ホールツアーへの予習にはピッタリだと思います。そうやってホールツアーに来て頂けると本当に嬉しいです! 全国の方々にもっとボイメンの存在を知ってもらいたいです。

(おわり)

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