デビュー2周年を迎えるシンガーソングライターの足立佳奈が8月21日、6枚目のシングル「ひとりよがり」をリリースする。表題曲はAbemaTVの恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。夏休み編』のテーマソングで、夏をテーマにした切ないラブソングに仕上がった。ドラマの登場人物の気持ちになり切って歌詞を制作したりとチャレンジが詰まった足立の新しい側面が見れる作品に仕上がった。インタビューでは作品の制作背景に触れ、今年で20歳を迎える足立の心境の変化に迫った。【取材・撮影=村上順一】

ちょっと違う自分を見せられたら

足立佳奈

――音楽の話ではないのですが、始球式を拝見させて頂きました。素晴らしい肩をお持ちですね。

 ありがとうございます。昔、男の子たちに混ざって一緒に野球をやっていたんです。

――男の子と一緒にというのは凄いですね。

 けっこう男気がある性格だったので大丈夫でした(笑)。今でも休日はバッティングセンターに行ってバットを振ってます! 運動する事が大好きなんです。

――アクティブなんですね。さて、8月30日でデビュー2周年を迎えるわけですが、この2年間で印象的だったことは何でしょうか。

 歌だけでなく、番組のMCやドラマに出演させて頂いたり、色んな事に挑戦させて頂きました。その経験もあって、何かになりきって歌ってみようとチャレンジしたりしています。自分の実体験じゃない歌を歌う時は、それが活かされて来ているんじゃないかなと思います。

――その誰かになりきるというのは、どんなところからインスパイアされますか。

 例えば今回リリースされる「ひとりよがり」は(AbemaTV)『今日、好きになりました。夏休み編』のテーマソングなので、そのドラマに出演している方たちのことを思い浮かべながら、出演者になりきってみたりしました。夏をテーマにした切ないラブソングになりました。

 女性目線ではなく男性目線の女の子を思う男の気持ちを書いてみました。男性から私もこういう風に思われたらいいなあと、考えて書いたんです。

――希望も入っているんですね。今作はCarlos K.さんとの共作ですね。

 前作の「little flower」でもご一緒させていただきました。Carlos K.さんは私が歌を制作する上ですごくやりやすいんです。なんでも相談しやすくて(笑)。それもあって今作でもお願いさせていただきました。

――相性が良かったんですね。制作はどのように進んでいったのでしょうか。

 まず、私が夏をテーマにしたラブソングというお話をさせていただいて、Carlosさんが土台となる曲を書いて下さいました。そこからCarlos K.さんのご自宅で、メロディのアイデアなど私からも出させて頂きました。Carlos K.さんは凄く懐が深いと言いますか、「佳奈ちゃん、意見いっぱい言ってね」と、まだまだ駆け出しの私の意見も凄く聞いてくださるんです。

――Carlos K.さんのような方から言ってもらえると嬉しいですね。タイトルが「ひとりよがり」となったのはなぜですか。

 主人公の男の子が凄く好きな女の子と、なかなか会えない距離になってしまうというイメージで書いたんですけど、女の子は男の子の気持ちに気付いていない、一方的に好きだと思っている姿は“ひとりよがり”だなと思いました。その男の子の様子を表したタイトルなんです。

――その歌詞はどのように作業していきましたか。

 歌詞もメロディと同様にCarlos K.さんがある程度書いて下さいまして、そこから私も考えさせていただいて、歌詞を一行作るのにも凄く時間を掛けました。

――歌詞を読んだだけでも凄くイメージしやすいです。歌詞の中に<このまま時が止まればいいのに>とありますが、足立さんがそう思う瞬間はありますか。

 あります! 朝起きる時ですね。起きなきゃいけないけど、凄く眠い、そんな時「このまま時が止まればいいのに…」と思っちゃいます(笑)。朝は苦手なんです…。

――朝は辛いですよね。歌詞には<最後の花火>というワードも出てきますが、足立さんの花火の思い出はありますか。

 メジャデビューする前の話なんですけど、神宮の花火大会に浴衣を着て歌わせて頂いたことがありました。凄く沢山の人の前で歌わせて頂いたので、思い出に残っています。私がお客さんとして花火を楽しむのではなくて、自分が出演者として参加して、その後に花火を楽しむというのは不思議な感じでした。

――それは貴重な経験でしたね。さて、歌についてもお聞きしたいのですが、以前とはまた表現方法が変化されました?

 はい。意識して変えているところもあるんですけど、ラブソングや応援ソングを歌っている中で、元気や可愛らしさというのをテーマにデビューからやってきたんですけど、そうではなくて一生懸命さ、力強さや大人っぽさというところも歌で表現出来たら良いなと前作の「little flower」の時から思いました。

――今年は変化の年なんですね。

 今年は20歳になる年でもあるので、ちょっと違う自分を見せられたらなと思いました。

――歌もそうなのですが、見た目もすごく大人っぽくなられましたね。もしかして考え方にも変化はありました?

 ありがとうございます。考え方はデビューした頃とそんなに変わっていないんです…。それもあって、せめて見た目だけでもと思って(笑)。

――考え方はもしかしたらずっと大人なのかも知れませんね。ちなみに20歳になったらやってみたいことはありますか。

 う〜ん…20歳になったらというわけではないのですが、もっと沢山ライブをやりたいです。自分はまだワンマンでは4都市しかライブで回ったことがないので、もっと色んなところでやりたいです。その理由のひとつに私を応援してくれる方は10代の方、学生さんが多いので、なかなか東京までライブを観に行くというのは学業で忙しかったり、あまり現実的ではないと思うんです。なので、私の方からみんなに会いに行きたいなと思っています。

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