ハロー!プロジェクトの新グループ、BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)が6日、東京・お台場のダイバーシティ東京プラザで、デビューシングル「眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist」(トリプルA面シングル)の発売記念イベントをおこなった。イベント前には囲み取材に応じ、デビューへの喜びを語った。

 2018年に結成した12人グループ。一岡伶奈(20)、島倉りか(18)、西田汐里(16)、江口紗耶(16)、高瀬くるみ(20)、前田こころ(17)、山崎夢羽(16)、岡村美波(14)、清野桃々姫(14)、平井美葉(19)、小林萌花(18)、里吉うたの(18)からなる。

 メジャーデビュー発表から3カ月、各地でリリースイベントをおこなうなどしてファンとの交流を深めてきたが、いよいよ7日デビューを果たす。この日を迎える心境を高瀬くるみは「ついに来たな、と。メンバーやファンの皆さんとの仲も深まってきたなかでのデビュー。自信しかないです!」と笑みを見せた。

 ハロプロ所属グループとしては令和に入って初のデビューグループとなる。グループ名の由来は「〜を超えて」「〜の向こう側へ」という意味がある英単語の「beyond」で、高瀬は「アイドルの概念を超えて未来に伸びていけるように」と意気込んだ。

 メンバーには、ヒューマンボイスパーカッション(清野)、ダンス(平井と里吉)、ピアノ(小林)が得意なメンバーや、空手有段者の前田、趣味が恐竜鑑賞の島倉、鉄道好きの一岡などと個性派揃い。一岡も「12人個性が強いので他のグループには負けない」と彼女たちならではの持ち味をアピール。一方の高瀬は、楽曲にもオリジナル性があるとして「普通じゃないところが面白みでもあり強み。私たちにしかできないことを探していきたい」と語った。

 ハロプロと言えば、道重さゆみに代表されるように「かわいい」を自称するメンバーがいる。その片鱗が見えるとして名指しされた西田は「顔に自信はないけど、動きがかわいいと思う」と笑みを見せた。

 改めて高瀬は「頑張ったらいい景色が見られると思う。世界一を目指して頑張ります。日本をビヨーンと飛び越えて活躍したい!」と誓った。

ガンダムのように知られる存在に

 取材後におこなわれたリリースイベントは、一岡が取材時に「1曲を通して物語、ミュージカルを見ている感じになれると思う。一人一人役柄も違って細かいところまで見てほしい」と紹介した「眼鏡の男の子」で幕開け。清野の口上から始まるその楽曲はまさにミュージカル仕立て。キャッチーなメロディと相まって観衆をどんどん引き込んでいった。その物語をそのまま紡ぐように「文化祭実行委員長の恋」へと流れた。

特技のダンスを披露する西田汐里(撮影=木村陽仁)

 2曲でしっかりとその世界観を提示したBEYOOOOONDS。ここで自己紹介を兼ねたMC。デビューの心境を前田は目に涙を浮かべ「実感がないです」。隣の清野も涙ぐみ感慨に触れた。小林も「デビューが明日なんて信じられない。一生懸命にやってきたから明日も頑張る!」と意気込めば、一岡も「実感がない」としながらも「デビュー前最後のミニライブを楽しみたい!」。一方の高瀬は「途中まで実感が沸いていたけど、一定のラインを越えたときに夢なんじゃないかって」といまだに信じられない心境を明かした。

涙する清野桃々姫と前田こころ(撮影=木村陽仁)

 MC中には、施設内にある実物大ユニコーンガンダムの演出として、楽曲「翔べ! ガンダム 2017」が流れるというハプニングもあった。しかし、メンバーはその歌に合わせてダンスを披露。それに合わせるかのように、会場の観衆も同曲を大合唱した。そうした光景を見て高瀬は「最初にここでリリースイベントをおこなったときに私は『ガンダムのように大きくになりたい』と言ったんですけど、今改めてすごいなと思って。ガンダムの歌を合唱できるってすごくないですか。なんとなく居合わせた人たちが合唱できるぐらいになりたい」と誰もが知る歌を届けられるようにしたいとの決意を表明した。

ピアノ演奏を見せる小林萌花(撮影=木村陽仁)

 その後は、平井が取材時に「メッセージ性の強い曲」と紹介した「ニッポンノD・N・A!」を熱唱。更に、ユニットごとに「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」、「GIRL ZONE」を披露。それぞれの個性が垣間見えた対決コーナーを挟んで、ラストはシングル収録曲の「Go Waist」。ヴィレッジ・ピープルの代表曲をBEYOOOOONDS流に大胆アレンジ。コミカルさも加えられた彼女たちらしいナンバーで、デビュー前夜を華々しく飾った。

三島スカイウォーク(提供写真)

 なお、BEYOOOOONDSは発売に先駆けて、静岡県にある全長400mの「日本一長い歩行者専用吊橋」として知られる「三島スカイウォーク」でヒット祈願した。メジャーデビューを機に“日本一”のアイドルグループを目指す彼女たちの飛躍を願うかのように、晴天下では、吊橋の先に日本最高峰の富士山も顔をのぞかせていた。※山崎夢羽の「崎」は正式には山へんに立に可。

セットリスト

M1 眼鏡の男の子
M2 文化祭実行委員長の恋
M3 ニッポンノD・N・A!
M4 都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて
M5 GIRL ZONE
M6 Go Waist

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