左から梶裕貴、宮野真守、津田健次郎

 声優の宮野真守、梶裕貴、津田健次郎が6日、都内でおこなわれた映画『二ノ国』(23日公開)の「声優ドリームチームスペシャルイベント」に登場。同作で声優初挑戦となった、俳優の山崎賢人、新田真剣佑、永野芽郁の3人について宮野は「もともとの自力が凄いんだなということを感じましたね」と絶賛した。

左から梶裕貴、宮野真守、津田健次郎

左から梶裕貴、宮野真守、津田健次郎

 『二ノ国』は、『妖怪ウォッチ』などのヒット作を生み出した日野晃博氏が製作総指揮/原案・脚本を務め、百瀬義行監督がメガホンを取ったアニメーション映画。同じ高校に通う幼なじみのユウとハルが魔法の国「二ノ国」に迷い込み、ハルの恋人コトナにそっくりなアーシャ姫に出会う。アーシャ姫には死の呪いが掛けられており、アーシャ姫を救うには現実「一の国」のコトナが犠牲にならなければならない。アーシャ姫を救いたいユウとコトナを失うわけにはいかないハルがそれぞれ苦悩しながら究極の選択を迫られる物語。ユウを山崎賢人、ハルを新田真剣佑、コトナを永野芽郁がそれぞれ演じる。

 二ノ国のエスタバニア王国、魔法宰相ヨキを宮野、アーシャ姫の世話係を務める妖精族ダンバを梶が、そしてエスタバニア王国を狙う黒旗軍最高指導者ガバラスを津田がそれぞれ演じた。

宮野真守

宮野真守

 主要キャラを演じる俳優陣3人はそれぞれ初の声優挑戦。中でも山崎とプライベートでも親交があるという梶は事前に相談を受けたそう。梶は「僕がそんなに偉そうなこと言える立場ではないですが、実写で活躍されているので思うままにぶつかっていった方がいいんじゃないかと言って。実際に現場を見に行って監督などの指導を真摯に受け止めながら演じている賢人は本当に格好良かったです」と話す。

 また、宮野は「僕は声優の勉強をしてこなかったのでご縁があってやらせて頂いているありがたい立場なのですが、今も初めての声を聞くと恥ずかしくて(笑)。でも、そういうことを反省しながらいろんなことを覚えていって。今回の御三方もどんどん成長していて、もともとの自力が凄いんだなということを感じましたね」と3人の声優を絶賛。

梶裕貴

梶裕貴

 さらに、この日はそれぞれがお気に入りの台詞を紹介。津田はガバラスの「愛する者を守る為、他の者の命を奪う、それが戦争だ」、梶はダンバ「これより姫の身体に残る邪気を払う為、清めの泉に向けて出航!」、宮野はヨキ「……なぜ?」という台詞を選んだ。

 宮野は「このシーンは別の台詞だったのですが、いろいろあって無くそうかとも言っていたのですが、僕が提案して『なぜ?』になって、口の動きも作ってもらったんですよ」と裏話を明かした。

 最後に、津田は「こうやって『二ノ国』で直接お会いできる機会があって本当に嬉しいです」と言い、梶は「世界観の豊かさ、音楽の素晴らしさなどいろんな魅力が詰まっていますので御覧頂けたら」と呼びかけた。

津田健次郎

津田健次郎

 そして、宮野は「公開前にこうしてイベントがたくさんできることは素晴らしいですし、僕ら声優陣だけでもならではの話ができるなと感じて、楽しめて頂けたのではないでしょうか。日野ファンタジーの魅力が、きれいごとだけではない選択を迫られていきます。僕らも普段の生活の中でたくさんの選択を迫られることがあると思います。そんな時に大事なメッセージをくれる作品だと思います」とイベントを締めくくった。【取材・撮影=松尾模糊】

※山崎賢人の「崎」は、山へんに立に可の異体字。

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