INTERVIEW

フィメールラッパー・SHACHIの素顔に迫る、運命に導かれたミックスボイス


SHACHI

記者:木村武雄

掲載:19年08月04日

読了時間:約15分

孤独の中のにある繋がり――『alone』

――さて『alone』は全体的、どういう作品になりそうですか?

 一言で言えば「やばい」と思います(笑)。いろんな曲があって正直どれをリード曲にするのを選べないぐらいそれぞれに個性が立っていて、だから自信があります。

――全体的なテーマは?

 タイトルにもなっている「alone」には「独り」という意味があって、ソロアーティスト・SHACHIが出す初めてのEPということへの意義。そして、生活するうえで誰だって感じるであろう孤独に対する寂しさや不安を、自分はどうやって乗り越えているのかというのを示しました。それと、SHACHIは今後、どんどん広がって仲間も増えていくだろうという願いも込めて。聴いてくれる仲間や、ヒップホップはフィーチャリングの文化でもあるので、いろんな人とやっていきたいという思いがあります。

――MVを制作しているのは「Tokyo」と「One Day」「My Feelings」ですよね? 「Tokyo」は何がテーマ?

 「Tokyo」は電車の中をイメージして作った曲です。電車に乗っている人ってサラリーマンや学生などいろんな人がいると思うけど、「疲れちゃった」ということを書いていて、例えば夢を追って上京してきたけど「こんなはずじゃなかった」という人もいると思う。その時の感情を書きつつ、それでも自分を応援してくれる人がいるから頑張れるとか、こういう最初の気持ちは忘れてはだめとか、曲の中でも葛藤しています。

 MVはワンカットで撮っていて、実は「Tokyo」も「One Day」「My Feelings」は同じ日に撮影しているんですよ。なので「このカットのここはこれでした」と、実はこことここがつながっているとか、そういう仕掛けを入れています。EPなんですけど、上から下まで一つの話につながるようになっていたら聴きやすいかなと思っていて。全部が全部繋がっているわけではないけど、そういうことを意識した曲順にもなっています。MVもまとめてみたときに一つで見られるようになっています。

――お話を聞くと「Tokyo」も「One Day」も伝えている核は一緒のような気もしますが、「My Feelings」もそうしたものになっている?

 「My Feelings」は音楽が好きで、音楽に対する愛情や、音楽を聴いて救われたことが結構あったのでそういう気持ちを書いています。音楽を通じて集まってくれた仲間たち、「Turn up the music」を通じて分かった「私の気持ちが伝わってるよね」という感覚、「伝わっているからここにいるよね」ということも歌っています。音楽への愛情がたくさん詰まっていて、聴きどころは、お世話になっている方々の声がコーラスで入っていて、この曲も大切な曲です。

――今回収録はされませんが「Turn up the music」や「HERO」にも繋がりそうですね。

 そうですね! 「Turn up the music」の続きにもなりそうだなと思います。ジャンルは全然違うけど、言っていることは「Turn up the music」の後の事なので。

――ストーリー性があっていいですね。

 だいたいの曲はストーリーがあって。ほとんど、自分ベースなものが多いですね。

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(おわり)

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