3人組ダンスボーカルユニットLeadが7月24日、ニューシングル「Summer Vacation」をリリース。彼らの真骨頂であるさわやかな雰囲気に大人っぽさも加わった、恋心を描いたサマーチューン。ミュージックビデオも「より音が見えるように」というテーマを掲げ、メンバーから撮影を担当した、多田卓也監督に提案しつつ作り上げていったという。デビューから17年を経てパフォーマンスにますます磨きがかかる3人。今作の制作背景、さらに8月12日の大阪国際交流センター 大ホール公演からスタートする全国ツアー『Lead LIVE TOUR「Lead Upturn 2019 ~Sync~」』の展望についても語ってもらった。【取材=桂泉晴名/撮影=木村陽仁】

大人になったLeadが垣間見られる楽曲

――新曲「Summer Vacation」はLeadの王道といえるさわやかな夏ソングですね。

谷内伸也 僕らはデビューが夏だったということもありますし、リリースを夏にすることも決まっていたので。久々に表題で夏曲ということで「どうせだったらカップリングも含めてすべて夏で行こう」という感じで製作を進めていきました。

谷内伸也

古屋敬多 この一枚にいろいろな夏がつまっているんです。

鍵本輝 なかでも表題曲「Summer Vacation」は夕暮れ時に聴いても心地いいし、朝に聴いてもすごくフレッシュな気持ちになれると思います。

古屋敬多 涼しさがある曲だから風を感じながらクルマとかで聴いてもいいし、どんなシチュエーションでもハマる曲だと思いますね。

鍵本輝 歌詞で使っているセンテンスは割とかわいい部分が多かったりもするんですけど、サウンド感を含めて大人になった僕たちが垣間見られるというか。なによりも僕が大きいなと個人的に思っているのが、<渚で 少年のグループが飛沫(しぶき)上げ>というフレーズ。僕たちは中学生でデビューして、ある意味ずっと少年のままいたんですけど、俯瞰から「少年たちがいる」のを自分たちが見ているというのは、初めて歌う世界観なんです。

鍵本輝

――歌詞を読んでいくと、ドキドキの恋心とそれにほんろうされる不安が混ざっているような内容ですね。

谷内伸也 ちょっと苦い恋の思い出がフラッシュバックするというか。

――<あれ? あれ? フィーバーしてんのはオレだけ? 的な>というオチもユニークでした。

谷内伸也 ここの歌詞だったり、はめかたというのは、僕も意外でしたね。

古屋敬多 「ここは誰が歌うことになるんだろう?」と思いました(笑)。結局、伸ちゃんだったんですけど。

古屋敬多

谷内伸也 ライブでは最後のところをみんなで言えたら、と思っています。

古屋敬多 ラストの<Wow!>のところね。こういった歌詞のところで、主人公のバックボーンが見えますよね。恋で一回傷ついたりいろいろな経験をしながら、というところから、僕たちぐらいの世代の人が主人公なんだろうなというのも想像できるし。そういうのを知ると、より曲も深く見られるんだなあと感じました。「イエーイ! 楽しんでいこうぜ!」じゃなくて、主人公を深掘りしていく点も、この曲はすごくおもしろいと思います。

――<横目でチラチラ見てる>といったフレーズも、10代だとストレートで恥ずかしいかもしれないですが、30代だと逆に素直でかわいい感じがします。

古屋敬多 いまだに街で見かけたあの子をチラチラ見ることはありますよね(笑)。

鍵本輝 あるあるね(笑)。

谷内伸也 街中あるある、な。

――歌詞の中には<ソウルメイト>という言葉も出てきますが、皆さんはソウルメイトというと、どんなイメージを抱きますか?

谷内伸也 僕らも17年やっているので、ソウルメイトというのに当てはまる関係なのかなと思いますね。長い心の付き合いというか。良いことも悪いことも共有している関係性、というふうに解釈しています。

――恋愛の歌でありつつ、3人の関係性も思い起こさせたり?

谷内伸也 作詞をしてくださったshungo.さんがそこも加味してなのかはわからないですけど、個人的には重なる部分ありますね。

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