世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は7月22日、東京都内のホテルで、11月に開幕する「2019 WBSCプレミア12」の日程を発表した。

 本大会は4年に1度開かれるもので、東京五輪の出場予選を兼ねている。今大会には世界ランキング上位12カ国が参加。記者発表の会場では、シルバー製の優勝トロフィーが初公開された。また、SSK(本社・大阪市)製の公式球と審判用具のほか、公式タイムキーパーとして、スイスの時計ブランドHUBLOTが採用されることも発表。

 会見に出席した日本代表(侍ジャパン)の稲葉篤紀監督は「初めて優勝トロフィーを目にし、監督として初参加ということもあって、いまたいへん身の引き締まる思いをしています。後悔のないよう、最高の準備をして、熱い戦いをして、優勝に突き進み、東京五輪に弾みをつけていきたい。そして、日本代表のユニホームに憧れる子どもが一人でも増えてほしいと、ひとりの野球人として願っています」と話した。

 チームのモットーに「スピード&パワー」を掲げる稲葉監督は選手選考について、「選手を試す段階は終わったと思っている。熱い思いを持った選手を選び、勝てるチームをつくっていきたい」と決意を新たにした。

 侍ジャパンは10月21日に招集され、宮崎と沖縄で合宿を始め、10月31日と11月1日に、沖縄セルラースタジアム那覇で親善試合・ENEOS侍ジャパンシリーズ2019「日本vs.カナダ」のあと、11月5日に開幕するオープニングラウンドに臨む。

 侍ジャパンのオープニングラウンドの試合は、いずれも台湾で、5日=対ベネズエラ、6日=対プエルトリコ、7日=チャイニーズ・タイペイと戦う。

 大会の開催にあたり、WBSCのリカルド・フラッカーリ会長は「スポーツの歴史の中でも最も重要な大会のひとつとして、成長している大会です。かつてない重要な試合を目のあたりにすることを期待しています」とコメント。

 NPB(日本野球機構)の斉藤惇コミッショナーは「世界ランキング1位の侍ジャパンにとっては、前回大会3位の雪辱を期す大事な大会。東京五輪で悲願の金メダルをとるために重要な戦いになる。全力を尽くしてもらいたい。野球人口の底辺の拡大のためにも、ダイナミックで迫力あるプレーをお見せすることで、野球の振興につながってほしいと思っている」とコメント。

 また、侍ジャパンの山中正竹強化本部長は、「プレミア12で少年たちに夢や希望を与え、野球の力や価値を伝えるプレーをしてもらいたい。そして東京五輪の金メダルへのステップにしてほしい」と話した。

記事タグ