DA PUMPが6月13日と14日、東京・日本武道館でワンマンライブ『LIVE DA PUMP 2019 THANX!!!!!!! FINAL』の東京公演をおこなった。現在までにYouTube上で約1.8億回の再生数を記録している「U.S.A」の大ヒットで快進撃を続けてきた彼らが、16年9カ月ぶりとなる大舞台に立った。往年の代表曲から、最新作まで織り交ぜたセットリストで観客を楽しませた。日本武道館初日の模様を以下にレポートする。【取材=小池直也】

DA PUMPの輪をつくっていければ

DA PUMP

 この日は公演を祝福するかのような梅雨晴れ。日本武道館には幅広い世代のファンが集結し、上・中・下段の3段で組まれたステージに期待が高まる。2002年以来、16年ぶりの舞台で、彼らはどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

 開演時間になると突然の暗転と同時に歓声が上がり、観客は総立ちになった。オープニング動画が流れ、ツアータイトル『LIVE DA PUMP 2019 THANX!!!!!!! FINAL』のロゴが映し出されると、大活躍の起点となった「U.S.A.」でライブがスタート。

 上段ステージから全員が登場し、ISSAが歌いだした。スクリーンでは色鮮やかな映像が音と同期。「もりあがってるか!」と煽られると、オーディエンスも力強く反応する。聴き覚えのあるイントロで「ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」につながると、メンバーは下段と中段に分かれてパフォーマンス。KIMIとISSAのマイクリレーに心が踊った。「Com'on! Be My Girl!」は前2曲からテンポを落として魅せる。

 ここでMC。「こんな快晴の日にライブができて本当に嬉しいです。誰よりも楽しく、DA PUMPの輪をつくっていければと思います」とISSAが語りかけてから、ひとりずつ挨拶した。

TOMO「僕らDA PUMPから最大級の感謝を届けたいと思います!」

YORI「みなさんに会えるのを楽しみにしてました。最高の1日にしてください!」

DAICHI「みんなのことをご機嫌チャージにするので、最後まで楽しんでいってください!」

U-YEAH「みなさんが見たもの、聴いたもの、感じたものが全てです。最後まで楽しんで帰ってください!」

KENZO「今日は夢のステージなので、一緒に楽しんでいきたいと思っています!」

KIMI「最後までどうか熱い声援をよろしくおねがいします!」

ISSA「今日という日は1日しかありませんので、悔いのないように最後まで盛り上がっていきましょう!」

 ここからもセットリストは、懐かしい楽曲を織り交ぜて進行する。ISSAの歌唱はオリジナルとほとんど変わらず、鍛錬を続けてきた成果を感じさせる。KIMIとTOMOは観客席の間際まで歩み寄ってアピール。「Nice Vibe!」に続いてはDA PUMPを約10年サポートしてきた、キーボーディストのGAKUSHIが、ピアノからシンセサイザー、オルガン、電子ドラムを駆使したソロパフォーマンスを披露した。

 その後メンバーのダンスパフォーマンスから、ISSAのソロコーナーへ。「Stay Together」と「Back To Your Heart」を歌い上げた。GAKUSHIと息を合わせながら朗々と、時にファンキーに。ふたつのカメラがとらえたISSAの姿がスクリーンに映る。静かに聴き入る観客。

 段々とギアを上げるように曲が並ぶ。ファンがイントロに反応した2000年の名曲「If...」はメンバーの横一線による演技に息を飲んだ。さらに時計の針が19年早送りされ、トロピカルハウス調の最新曲「桜」へ。終盤で舞った紙吹雪を見ながら、時の流れと彼らが歩んできた軌跡に思いをめぐらせる。

今日という日を堪能できました

DA PUMP

 会場一丸となった振り付けで楽しんだ「Do it! 宙にジャンプ」から「Steppin' and Shakin'」のノリノリな流れでは、ISSAが「無理して乗らなくていいから楽しんで!」と気の利いたMC。そんな優しさと対照な「飛びはねるぞ!」というKIMIの煽りも冴えた。ラストスパートはラテンのノリで「CRAZON」、ファンキーな「We can't stop the music」をつなげてフィニッシュ。きれいにおじぎをしてメンバーが退場すると、たちまちアンコールが起こった。

 キーボードの音から「Feelin' Good ~It's PARADISE~」で延長戦へ。イントロから虹色のタイダイTシャツに、白いパンツ姿のDA PUMPが上段から再登場。懐かしい楽曲でピースな空気が会場に満ちた。続いて新曲「P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜」が初披露される。「最後はあの曲でいきますか」という予告から「U.S.A」。1曲目よりもラフな雰囲気のパフォーマンスで締め。

 下手から上手に走りながら、観客に感謝を表現するDA PUMPの面々。最後に一人ずつメッセージを送る。

DAICHI「みなさんをご機嫌にしようと思ったら、僕がご機嫌になってしまいました」

TOMO「ISSAくんは22年、俺らは11年やってきて、無駄なことはひとつもないと思いました。これからもよろしくお願いします!」

YORI「去年の今頃から考えたら、信じられない速度でここのステージに立つことができました。みなさんが僕たちを見てくれているおかげです」

KENZO「メンバーの夢だった武道館を叶えることができました。ここから先の夢はみなさんと一緒に、さらなる高いところに目標を定めたいと思います」

U-YEAH「最後に僕のワガママを一個聞いてください。写真撮ってもいいですか?」

KIMI「支えてくれたスタッフのみなさん、事務所の先輩後輩のみなさん、来てくれた全国のファンのみなさん、いつも応援ありがとうございます。これからもDA PUMPをどうかよろしくお願いいたします」

ISSA「『楽しかった』の一言です。今日という日を堪能できました。これからもDA PUMPをよろしくお願いします。16年ぶりの武道館どうもありがとうございました!」再度きれいにお辞儀をし7人は退場し、DA PUMPの武道館公演1日目は幕を下ろした。

セットリスト

01.U.S.A.
02.ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜
03.Com'on! Be My Girl!
04.SUMMER RIDER
05.Love Is The Final Liberty
06.Rhapsody in Blue
07.Nice Vibe!
08.Stay Together
09.Back To Your Heart
10.Without you
11.Little Loneliness〜しあわせの隙間〜
12.If...
13.桜
14.Do it! 宙にジャンプ
15.Steppin' and Shakin'
16.CRAZON
17.We can't stop the music

ENCORE

EN1.Feelin' Good ~It's PARADISE~
EN2.P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜
EN3.U.S.A.

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