声優の駒形友梨が17日、2ndミニアルバム『Indigo』をリリース。駒形は昨年ソロ歌手として「トマレのススメ」でデビュー。アニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』やゲーム『GREE アイドルマスター ミリオンライブ!』など人気作に抜擢されたこれまでとは違い、アーティストとしての魅力で新境地を開拓してきた。ソロデビュー1年を経た今の彼女が提示するミニアルバムには、どんな想いがこめられているのだろうか。フォークソングに親しんだ学生時代の思い出を交えながら語ってくれた。【取材・撮影=小池直也】

ひとりでステージに立つときは責任が伴う

駒形友梨

――6月20日でアーティストとしてのデビューから1年ということで、今の活動の手応えはいかがですか。

 ありがたいことにシングルとミニアルバムを発売して、さらに2枚目のミニアルバム制作まであって。あっという間な感じがするんですけど、いろいろなことに挑戦した濃密な1年でした。自分のアーティスト活動に関しては、曲作りにも意見させてもらっていて。歌う前のプロセスに関わることで世界観を深く理解できますし、自分がそこにどうアプローチするかも考えられるので楽しいですね。

――キャラソンのときは自分をそこまで出さないんですか。

 そうですね。自分だったらこう歌うけど、キャラクターだったらどうかなとか。悲しい一行も私なら悲しく歌うけど、この子は芯の強いから悲しさに耐えながら歌うのかなとか。そのキャラクターありきで決めていきます。

 そうやって自分で解釈したものを提示したら、あとは制作の方の判断ですね。私のキャラの印象とズレがあるかもしれないので。あと私には合っているキーだけどキャラっぽくないからキーを上げる、とかもあります。キャラソンの方が難しいですね。

――前作『〔CORE〕』の反響はいかがでした?

 デビューシングル「トマレのススメ」は、アニメの主題歌ということもあり爽やかでアップテンポで可愛い曲でした。その後の『〔CORE〕』はわりと大人っぽく、今まで歌ってきた作品の曲とはまた違った曲が多かったので「こういう曲も歌うんだな」「こういう方向性でアーティストとしてやっていくのかな」という印象を持っていただけたんじゃないかなと思います。

――2月の初ワンマンライブも大盛況だったそうですね。

 緊張しましたね。だけど客席のみなさんも私と同じように緊張しながら、優しく受け止めようとしてくれて。おかげでいい意味の緊張感もありつつ、リラックスして歌える場面がたくさんありました。いろいろな人に支えられてここまでやってこれたんだな、とあらためて感じます。

 作品などのイベントやライブでは他にも出演者がいるので大勢のなかのひとりとして、いかに作品やキャラクターの魅力をみなさんに届けるかを考えてます。MCも全員が均等に話しているか、自分が出過ぎていないかバランスをとったり、気をつけることがたくさん。でも仲間がいるから失敗してもカバーしてもらえたり、逆に私が出来ることをしてあげたりできる。

 だから、ひとりでステージに立つときは責任が伴います。終わった後の印象も「駒形さんがこうだった」「駒形さんああだった」となるので怖くもある。でも私のことだけを長い時間見ていただく機会は多くはないので、楽しかったです。

――そのワンマンでリリースを発表したのが『Indigo』ということで。完成おめでとうございます。

 ありがとうございます。『Indigo』は私の意見を尊重していただいて、集まった候補曲から曲を選ぶ作業からたずさわっています。最初にたくさんデモ曲をいただいて、そこからセレクトしました。そして「こういう曲が歌いたいです」と言って、追加の候補曲を集めていただいたりもしました。

 今回は夏発売なのでドライブにぴったりな曲があったらいいな、と思っていたんですよ。その視点で選んだのが「ララルハレルヤ」。私が歌うドライブ曲なので「夏イエーイ!フー!」みたいな曲じゃないんですけど(笑)。ちょっとレトロでノリもいいけど法定速度は守ります、みたいな曲になりました。

 「ララルハレルヤ」が完成したのは制作の中盤ぐらいでしたかね。作詞していただく段階で「一生懸命仕事をしてるけど、どうしても日々のモヤモヤやストレスが溜まってどうしようもない。思い切って車でひとり、どこかに行く感じ」とお願いしたら素晴らしい歌詞が返ってきました。他の曲はちょこちょこ手直しをリクエストさせていただきましたが、この曲は後から何かリクエストしたりはなかったです。

記事タグ

関連記事は下にスクロールすると見られます。