不安を払しょくする“支え”になった今作

安田レイ

安田レイ

――第二章の始まりという話でしたが、これまでを振り返ってどうですか?

 20歳の頃は何も全くわからない状態だったなと。あの時の自分に話しかけるなら「もう少し周りを見られなかった?」という言葉。それぐらい、自分のことで精いっぱいで、ライブのときもそうだし、MC一つとってもそうで、できていなかったなと。でも、大きなステージ、小さなステージ、たくさん踏ませてもらって、そして今はラジオもやらせてもらえて、色んな人に支えられているなと実感しています。自分ひとりでは何もできない、歌うこと以外は何もできないぐらいどうしようもない人間と常に思っているけど、そんな私が周りに支えによってすごい場所に連れて行ってもらっていて。

――いまは周りが見られている?

 全然景色が違いますね。ライブでもファンの顔一人一人見られているし。20歳の頃のワンマンライブはオケと、バンドメンバーもダンサーもいないマイク1本もって歌っていて。今はバンドメンバーとワンマンライブをやらせて頂いて、やっぱり人の熱、ぬくもりのありがたさを感じるのはその頃を体験しているからだと思う。人の気持ちのパワーは無敵だなと思います。

――当時は悔しい思いもあった?

 いまもですよ(笑)。まわりのアーティストの話を聞くと、6周年って悩む時期らしくて、確かに振り返ったり、前を見て考えると「私大丈夫かな」って思うこともあって。どんどん若いアーティストさんたちが出てくるなかで「私の立ち位置どうなんだろう」「どんな曲を歌っていけば良いんだろう」と思い、悩んだりすることもある。でも、その悩みがあるからこそ曲ができたりもするから。

――そうなると、今回の2曲ができたのは大きいですよね。「これでいいんだ」というのができたわけですから。

 そうですね! ここからどんな風に変わっていくかを楽しみにしてほしいですし、私が作詞作曲した曲もいっぱいストックしているので、これからライブで歌ったり、リリースしていきたいなと思っています。

――その流れで7月26日には名古屋ブルーノートでライブ『安田レイ Blue Note 2019【6 elements】』がおこなわれます。

 去年1回やらせて頂いたので2回目です。デビュー6周年をお祝いでする意味で『6 elements』というタイトルを付けました。エレメントは素材という意味で、デビュー6周年を迎えて、いままで仕事を通じて、ファンの皆さんを通じて、スタッフさんを通じていろんな大事なものが自分のなかにできて、そして毎年毎年何か大きなものが増えていって、7月でそれが6つになる。ドラゴンボールじゃないけど、大事な6つの素材が集まったなと、それをタイトルにしました。

――第二章の幕開けを飾る大事な今作を引っ提げての記念ライブ、楽しみですね。

 そう言っていただけると嬉しいです。ぜひ、みなさんにも観に来てほしいですね。

安田レイ

安田レイ

(おわり)

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