境遇が似ているダッキー&バニー

チョコレートプラネット

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――ところで、ダッキー&バニーは「僕らの関係性に似ている」と過去に述べていましたが…。

長田庄平 ダッキー&バニーはずっと射的の景品で、もらってもらえないという不遇で、卑屈なキャラクター。僕らも売れるまでに13、4年かかっていたらから、卑屈なキャラクターになっていたんですよ。だから、親しみがあるなと思いましたね。

松尾駿 劇中で、バズに強く当たるシーンがあると思うんですけど、そこは大阪からくる吉本の芸人を思い浮かべて…。

長田庄平 誰?

松尾駿 ミキとか。ミキの昴生とか。ぴったりだなと思いますね。

――特定の人物なんですね(笑)。本作では、ウッディが次のステージに向かう物語でもあります。お2人はこのメッセージ性をどう捉えましたか?

長田庄平 『トイ・ストーリー』は「1」からですけど、成長してく過程といいますか、気持ちの変化や出会いと別れを描いている感じがして、新しい出会いへの嬉しさや別れる寂しさは、日常のなかでもあることですから、みんなが共感できるところはたくさんあるなと思います。

松尾駿 自分の知らない新しい世界へ飛び出してみようと思わせる作品ですね。いろんな経験があって、いろんな世界があるから、とにかく出てみようと思わせる作品ですね。

長田庄平 だから僕たちも吉本を出ようかなと(笑)。

松尾駿 記者さんそこは太字でお願いします! 無限の彼方へさあ行こう! って(笑)。

――次のステージはどこ行きたいですか?

長田庄平 綾部さんとかがニューヨークに行ったりしているので、海外とかに行ってみるのも面白いかなと思いますね。日本じゃない文化に触れてみるのもね。

松尾駿 声優をやらせていただく機会があって、新しい世界をやらせてもらったので、やったことがない仕事を。そう、東京オリンピックの聖火ランナーとか。

長田庄平 いやらしいアピールするな(笑)。

松尾駿 開会式とか(笑)。

長田庄平 開会式は無理だろ!(笑)

松尾駿 わかんないよ。声優だって『トイ・ストーリー』でできるとは思ってなかったから、言っておくべきだよ。だから僕は東京オリンピックで、最後の聖火ランナーとして聖火台に火を移す役を…。

長田庄平 相当な役やな。

松尾駿 あれを僕にやらせてください。「あれをやらせてください」という人もいないと思うんですよ。

長田庄平 いないよね。でも夢は大きく思っていたほうがいいよね。

――ところで、過去に「今ブレイクされていますがどうですか?」という問いに「まだまだどうなるかわからないから」と冷静な回答をされていました。今も変わりはないですか?

長田庄平 いまも変わらないですよ。本当にこの状況に甘んじて立ち止まっているとダメになっていくと思うので、どんどん新しいことに挑戦して、どんどん新しいものを生み出していきたいと思っています。

――挑戦することへの意欲がさらに高まっている状況?

長田庄平 そうですね。

松尾駿 『トイ・ストーリー』見てね、さらに。

長田庄平 そうそう!

松尾駿 冒険しようとね!

長田庄平 『トイ・ストーリー4』という作品に甘んじることなく、チョコレートプラネットが「すごい」と思われる存在になれるようにがんばりたいですね。

――フォーキーはもともとゴミだったものがおもちゃになって、自分の使命を知るわけですが、お2人は使命を考えることは?

松尾駿 僕らはもともとゴミみたい存在ですからね。本当に。ゴミから始まってやっとみんなから愛されるおもちゃになっていく、そんな存在になっていきたいですね。

長田庄平 めちゃくちゃうまいこと言ったみたいになっているけど…。

松尾駿 自分も言っている途中で気が遠くなっちゃった(笑)。「俺、何言っているんだろう」と。早く長田さんしゃべらないかなって(笑)。

長田庄平 完全に酔ってたよね(笑)。でも、新しいおもちゃに命が芽生える瞬間というのはこういうことなのか、というのはこの作品を観て思った感情なので、子供たちにぜひ見てほしいですね。

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