活動を続けられているのは奇跡

まき

――結成6年目に入ったわけですが、過去の楽曲をリアレンジして収録したことに、新しく踏み出していく気持ちが感じられます。

くりか 実際に“新しいあゆくま”を、もっと開拓していきたいという気持ちがすごくあります。特に「ぼくらのうた」は、あゆくま的にもあまり歌ってこなかった曲調なので、これをフェスで歌うことで、今までと違った雰囲気が作り出せるんじゃないかなと思っています。

 今まではフェスや対バンイベントだと、盛り上げてこそという意識でアッパーな曲を選んで、さらにBPM(テンポ)を上げて観客を盛り上げようとしてきたんですけど、今は「ぼくらのうた」のようなバラード調の曲も歌っていて。「ぼくらのうた」を歌う時は、音源よりもBPMを下げて歌っているんです。少しずつですが、幅も広がってきたなと思います。

――踊るとか騒ぐといったことよりも、胸にグッと響かせるみたいなところに重きを置いているということですね。たくさんのロックフェスに出演してきた経験も、活かされているんでしょうね。

くりか はい。例えばDJプレイで、WANIMAさんの「ともに」をかけると、観客のみんなが一緒に歌ってくれるんです。それもあって、あゆくまにもそういう曲が欲しいなと、ずっと思っていて。だから「ぼくらのうた」にも、最後にみんなでシンガロンするパートを設けたというのもあります。

――5周年という区切りを経て6年目に踏み出して、今はどんなことを思っていますか?

まき 5周年の5月5日に、初めて周年記念日のワンマンライブをやって、6年目の初日にホームグラウンドであるタワーレコード横浜VIVRE店さんから、「ぼくらのうた」のリリースイベントがスタートしました。それもあって、こんなにも私たちの夢を一緒に追いかけてくれる、ソウルメイトや仲間がいることを実感しながら6年目をスタートすることができました。自分たちがめげてはいられないと思ったし、弱いままじゃダメだ、力強い背中を観てもらって、一緒に前に進んでいきたいと思いました。

――めげないですよね。

まき それは、やっぱりライブがあるからですね。ライブは一番笑顔になれるし、泣けるし、いろんな感情が爆発する唯一の場所です。応援してくれるまたぎのみんなにとっても、そういう場所であって欲しいので、自分たちがそこを守っていなかきゃいけない。だから、めげていられないんです。

くりか まっちゃん(まき)にとってのライブと同じように、くりかにとっては、またぎの存在がないとダメなんです。全部を支えてもらっている感覚があるので。あゆくまを続けているから、自分たちはこの地球に立っていられるし、人生を歩めているし、生きていられると言っても過言ではないです。大げさだけど、くりかにとっては、それくらい大きい存在です。だからこそ、またぎのみんなといられる場所を、ずっと守っていきたい。一回一回のライブをちゃんと楽しんでいきたい。そういう気持ちが、今は一番強いです。あとは売れて(笑)、みんなと一緒に笑いたいです。

――でも、守り続けるのは大変ですよね。

くりか 最近はアイドルグループの解散も多くて、だからこそ自分たちがこうして活動を続けられているのは、奇跡なんだなって改めて実感します。だからこそ、今お話したような気持ちが、自分の中でより大きくなったと思う。

あゆみ あゆみは、歌うこと以外で自分の感情を出すのが苦手で、歌っている時だけは、自分らしくいられると思っていて。自分のことが嫌いで、自分を好きになりたくて歌を始めて。そんな私に、「嫌なことがあったけど、あゆくまの歌を聴いて頑張ろうと思った」と言ってくれるファンが出来て、こんな自分でも誰かの役に立てることがあるんだと気づかせてくれた。5年の間には、やっぱり自分には向いていないんじゃないかと思う時もあったけど、くうちゃん(くりか)とまっちゃんが一緒にいてくれたから、苦手な人前でも頑張ることが出来た。きっとこの二人と、この事務所やこのスタッフさん、そしてまたぎ。このチームでなければ、今はなかったって思う。5年経って、今はすごくそう思います。

――自分を肯定してくれる場所。ファンの人も含めて、お互いを支え合っている存在みたいな。

まき はい。そういう場所です。

――じゃあ次は10周年に向けて。

くりか いきなり倍ですか?

あゆみ もうちょっと刻みましょう(笑)。

――その前に、9月~10月に全国ツアー『ボクらの熊魂2019 ~本気の地方大巡業ツアー~』を開催しますね。

まき 今までは東名阪の主要都市でしかワンマンをやったことがなかったんですけど、今回のツアーでは、今までやったことのない場所でワンマンをやりたいと思ってツアーを組みました。やっぱり自分たちから会いに行かなければ会えない人もたくさんいるし、待ってくださっている方もたくさんいます。それで今回は、自分たちから会いに行こうと思って、6都市を回らせていただきます。初めてのライブハウスがほとんどなので、まだ想像できていないですけど、だからこそのワクワクも感じています。楽しみにしていて下さい!

(おわり)

作品情報

あゆみくりかまき
1st mini ALBUM
『ぼくらのうた』
7月10日発売
【初回生産限定盤】CD+BD SECL-2454~2455 9000円(税抜)
【初回仕様限定盤A、K、M】CD SECL-2456?2458 1500円(税抜)

〈初回生産限定盤CD収録内容〉
M1.ぼくらのうた
M2.スペース・エスプレッソ
M3.MILLION
M4.アナログマガール’18
M5.クマトナデシコ’19
M6.蝋人形の館

〈初回仕様限定盤A、K、M収録内容〉
M1.ぼくらのうた
M2.スペース・エスプレッソ
M3.MILLION
M4.アナログマガール’18(初回仕様限定盤A)
クマトナデシコ’19(初回仕様限定盤K)
蝋人形の館(初回仕様限定盤M)

<初回生産限定盤BD収録内容>
LIVE FOOTAGE fromワンマンライブ「ボクらの熊魂2019~お前もまたぎにしてやろうか!!TOUR~」

公演情報

『ボクらの熊魂2019~本気(マジ)の地方大巡業ツアー~』
9月1日 岡山・岡山IMAGE
9月13日 新潟・CLUB RIVERST
9月15日 神奈川・F.A.D YOKOHAMA
9月28日 埼玉・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心
9月29日 静岡・静岡Sunash
10月5日 福島・郡山CLUB#9
10月12日 熊本・熊本B.9 V2

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