大阪で結成された3Vo+1DJのボーカルグループ・THE BEAT GARDENが6月26日、シングル「ぬくもり」をリリースした。表題曲はMBS/TBSドラマイズム『都立水商!~令和~』主題歌で、彼らが作品の脚本を読んで、そのなかで必死に生きているんだという温かさを感じこの楽曲が完成したという。カップリングの「スタートボタン」は21日公開の映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』挿入歌で、作品の世界観に寄り添った1曲に仕上がった。インタビューでは現在、全国ツアー『One man live tour 2019“Message”』中の4人に、5月25日(現地時間)に米・カルフォルニアで開催されたアメリカ最大のアニメコンベンションイベント『FanimeCon 2019』への出演についてや、今作の制作背景、Beemer(ファンの呼称)との絆について話を聞いた。【取材=村上順一/撮影=木村陽仁】

人と人との繋がりを凄く大切にしている

――5月25日(現地時間)に開催されたアメリカ最大のアニメコンベンションイベント『FanimeCon 2019』での感触はいかがでしたか。

U 凄かったです。僕らはテレビアニメ『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』OPテーマ曲である「Walk This Way」という曲があるんですけど、今まで出られたアーティストさんはもっとアニメ主題歌を持っていたり、アメリカで既に有名になっている方も出られているなかで、僕らはヘッドライナーということでプレッシャーはありました…。結論を言うとめちゃめちゃ最高に盛り上がったんですけど。

U

――手応えがあったんですね。

U 次の日のサイン会にもかなりの人が来てくれまして、「お前らのエナジーが本当に凄かった」と口を揃えて言ってくたんです。アメリカでは特にロックテイストの強い楽曲「Sky Drive」とか「B.E.T」とかインディーズ時代に、僕らが洋楽を凄く聴いて作った曲がぴったりハマって、どんどん会場の熱気が高まっていく、そんな感覚がありました。本当に凄かったよね?

MASATO 本当に凄かったです。全部が頭に焼き付いています。

MASATO

――曲への反応は日本とは違う?

U 違います。日本だったら「花火」とか、リリースイベントだとより手が挙がる曲なんですけど、海外は「サイドディッシュ」の盛り上がりが凄かったです。次の日のサイン会でも「サイドディッシュ」の振り付けを一緒にやってくれて。

REI 印象的だったのは、日本だと「落ちサビ」は聴くものとして認知されていて、そういう姿勢を持って聴いてくれているんですけど、カリフォルニアのBeemerの方達は歌い上げたりとか、盛り上がる箇所が日本とは違うんだなと感じました。

REI

――SATORUさんは「ダンシング・マン」で盛り上がったんじゃないですか。

SATORU 最後に投げかけた「Thank you」に対しての歓声が凄かったです。「俺、今フェスに出てる」みたいな感じでした。気持ちよくて2回“Thank you”と言ってしまったんですけど(笑)。

SATORU

U 海外の人はエンターテインメントとして、DJが前に出てきて「踊ってるよ!」みたいなノリがOKで。

――意表をついた一曲ですからね。MASATOさんが印象的だった光景は?

MASATO 全曲が初めましての曲だったと思うんですけど、アンセム部分とか曲を知らないことは関係なしに、その場のノリや空気で楽しんでくれたのが嬉しかったです。セットリストは日本語での曲がほとんどだったんですけど、「音楽で言語の境界線は超えられるんだ!」と実感しました。けっこうコスプレをされている方も多くて、イベントとして純粋にライブを楽しんでくれたんだなということを実感しました。

――アメリカでも絆が作れたと思うんですけど、みなさんはBeemerの方々を凄く大切にされています。これほどまでのBeemerの方たちに対する愛情はどんなところから生まれたんですか。

U 僕らは路上ライブ時代からファンがいない状態で歌っていた期間が凄く長かったんです。Beemerのみんなって、ちゃんと僕らの音楽を愛してくれている感覚があります。それが頂く手紙とかでも音楽を僕ら以上に聴き込んでくれたりとか凄く伝わってくるんです。自分達を応援してくれている人達がいなかった期間が長かったからこそ、それが当たり前ではないんだということが凄く身に染みて感じています。

――確かに当たり前ではないですよね。

U そうなんです。アメリカでのライブで最後に「みんなのこと『カリフォルニア・Beemer』と呼んでいいかい?」と話したら盛り上がったんですけど、その場だけのノリだろうなと思ったら、次の日のサイン会で「カリフォルニア・Beemerになったよ」と言ってもらったり、「来年も出てもらえるようにこっちで盛り上げておくから」と言ってくれたり。そういうのって本当に当たり前じゃないと思います。曲も、人としても好きでいてくれていることが嬉しいから、僕らも一人の人としてちゃんと接していくべきだというのを再認識させてもらった感覚がありました。

MASATO Beemerの皆さんと触れ合う機会が増えてくるなかで、一緒に歩んで行きたいという気持ちが凄く強くなっていて、「ファンとアーティスト」という関係というよりかは、もっと人間臭さというか、人と人との繋がりは凄く大切にしている部分です。

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