塩顔男子4人組グループ・SALTY'sが7月3日、1stデビューアルバム『塩』をリリースする。プロポーカープレイヤー・松村惇史(Vo.塩村)、ピスタチオ・小澤慎一朗(Gt.塩澤)、西村ヒロチョ(Sax. & Fl.塩チョ)、ダイヤモンド・小野竜輔(Ba.塩野)の吉本芸人4人によるグループ。芸人らしからぬクオリティの高い楽曲、“塩顔”をテーマにした歌詞が持ち味だ。2015年に結成し、昨年12月には解散をかけて臨んだ、恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンを完売させ成功。勢いに乗った彼らは、Czecho No Republicの武井優心がプロデュースしたリード曲「塩顔ジェネレーション」でCDデビューを飾る。そんな彼らの“塩顔イズム”に迫った。【取材=平吉賢治/撮影=木村陽仁】

時代は今、“塩顔”?

――“塩顔”をコンセプトに活動していますが、いま“塩顔”がきてる?

松村(塩村) きてます! モテ幅は狭く、そして深くといった感じで、「塩顔しか無理」という方もおられますから、ひとつのジャンルとして確立したという印象です。一昔前までは塩顔は「カッコよくない顔」って言われていたと思うんですよ。「薄い」とか「目が細い」とか。

小澤(塩澤) そうそう、数十年前まではこの塩顔が好まれるというのは考えられなかったですから。僕らが学生の頃はなかったジャンルですよ。

――ではいま空前の塩顔ブーム?

松村(塩村) ブームですよ! ピークを越えてもう一山あるんじゃないですかね? その山を僕らは作りたいと思っています。

西村(塩チョ) でも…元も子もないこと言いますけど…。僕ら実は、塩顔じゃないんですよ…。変な顔なだけなんです。

――これまでの塩顔の概念を聞く限り、みなさん、塩顔かと思いますが…。

小澤(塩澤) ありがとうございます。なんか良かった…ね?(笑)

松村惇史(Vo.塩村)

松村惇史(Vo.塩村)

――そんなSALTY'sは、見方によってはカッコ良く見える、というようなことを歌にしているのですか?

松村(塩村) 本音を言うと、僕らは自分に自信がないんですよ。もともとは「薄い顔」に対するコンプレックスがあるので。トレンディドラマの主演を務める俳優さんのような濃い顔に憧れていたんですけど、そうならなかったので、「薄い顔」で負けずに頑張ろうと決意して。

――塩顔というコンプレックスが原動力でもある?

小澤(塩澤) 塩顔はなにも顔だけのことじゃなくて、気持ちの面にもあって。たとえば、歌詞に<なよなよしてて>というのがあるんですけど、そうところが塩顔というか。時代で言うと“草食系男子”ってあったじゃないですか? 元はそこにあって、その人たちのことをよく見ると塩顔が多いね、と。そこから「塩顔」という時代になっていったというか。木村拓哉さんみたいに男らしい“しょうゆ顔”がカッコいいという時代が続いていたんですけど、急に塩顔という幅もできた。だけど、塩顔の人達はあまり自分に自信がない感じなので、それがコンプレックスの塊なのかなと思います。

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