「絶対良い曲にしたい」という強い気持ちで歌った

――さて、楽曲についてお聞きします。まずはリード曲の「FUTURE LINE」は、爽やかでこの季節にピッタリな曲です。この曲を初めて聴いた時いかがでしたか。

 作家さんがすごく豪華で、今まで私たちを支えて下さっていた方たちが、前進することをテーマに書き下ろして下さいました。それだけでもっと頑張らないと、という気持ちになりましたし、すごく背中を押して頂けているような気持ちにもなりました。歌詞もただ明るいだけではなくて、不安や迷いもあるけど、進んでみなければわからない、もう一歩踏み出してみようという1曲になっています。

――レコーディングはどのような姿勢で臨みましたか。

 リード曲でPVも撮影するということもあり、作詞に畑 亜貴さん、作曲に光増ハジメさん、編曲にEFFYさんと、お世話になっている方々と制作した曲なので、「絶対良い曲にしたい」という強い気持ちで歌いました。プリプロの時はまだ歌い方に迷いがあったんですけど、本番では明確にどう歌えば良いのかが見えていたので、迷いなく進むことが出来ました。

――そして、PVは沢山の花に囲まれた逢田さんが印象的でした。映像にはどのようなテーマがあったのでしょうか。

 色々スタッフさんと相談しながら決めさせて頂いたんですけど、ナチュラルで作り込んでいない私というのがテーマでした。お花とか女性らしい部分もあるんですけど、私が特に気に入っているのは、衣装がドレスにスニーカーというところなんです。普通ならドレスにスニーカーは履かないと思うんですけど、そのちょっと外しているところが私らしく、「何が何でも前に進んでいくんだ」という、ところも表現されているんじゃないかなと思います。

――そのミスマッチとも言えるところがポイントですね。

 もともと私もスニーカーが良いなと思っていました。そうしたら、驚いたことにスタイリストさんがスニーカーを持って来てくれたんです。

――通じ合ったんですね。そういえばPVの撮影は何回目なんですか?

 それが、生まれて初めての撮影だったんです。なので、緊張もしたんですけど、その緊張している時間ももったいないなと思いました。一生残るものなので、最初から「心を解放しよう」と思いました。

――撮影時間はどのくらい掛かりましたか。

 朝から夜までほぼ丸1日掛けて撮影しました。初めてだったので、セットチェンジの様子など勉強になることが沢山ありました。スタッフさんの大変さもよくわかったんです。

――撮影現場の忙しさはびっくりしますよね。逢田さんがお気に入りのシーンは?

 砂浜で自由に動き回っているシーンです。海で開放的な気分になれたので、等身大の私、ナチュラルな私が見れると思います。

――注目ポイントですね。さて、2曲目の「ORDINARY LOVE」はご自身も大月 琴役の声優として出演されている『川柳少女』のエンディング曲です。

 この曲が最初に届いた曲でした。なので、すごく手探りで、どうしたら伝えたら良いのか迷いながら、一番自分と戦いながら歌った曲なんです。

――“逢田梨香子”としてのソロ曲がエンディングで流れた時、どんな感じでした?

 最初に曲が流れた時は実感がわかなかったんです。エンディングのクレジットを見た時に、「アーティストとしてこの作品に参加することが出来たんだな」と実感が湧いてきました。

――活字で見ると実感が湧いてくる時がありますよね。この曲でお気に入りのフレーズはどこですか。

 サビがすごく好きなんです。<ありきたりな日常の中で あなたとなららしくいれる たとえなにが起きたとしても 絶対ひとりにしないから>というところが、誰かを想う力強さが表れていて、特にお気に入りです。

――ちなみに音楽を聴く時に歌詞は深く読み込んでいくタイプですか。

 歌詞を読むのは好きです。でも、深く探っていくというよりは、その世界観を大きく見ることの方が多いかも知れません。

――そうなんですね。今まで聴いてきた曲の中で、印象的な歌詞はありましたか。

 SPYAIRさんの「My World」という曲がすごく好きで、まだこの世界に入る前、自分が何をしたいのか悩んでいた時期によく聴いていて、歌詞に助けられていました。

――思い出の一曲なんですね。過去には他にどんなアーティストや音楽を聴いていたんですか。

 色々聴いて来ましたけど、アメリカに住んでいた小学2、3年生頃から浜崎あゆみさんを知ってよく聴いていましたし、高校生ぐらいまでカウントダウンライブにも行っていました。特に浜崎さんの歌詞にすごく感銘を受けました。あと、両親の影響もあってB’zさんも聴いていてライブにも行っていました。最近、よく聴いているのは柴咲コウさんです。

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