今年デビュー20周年を迎えるDo As Infinityが6月5日、リアレンジ・アルバム『Lounge』をリリース。本作は数々のヒット曲の中から「遠くまで」「陽のあたる坂道」「アリアドネの糸」など、選りすぐりの楽曲がリアレンジされ新たに収録された、大人の雰囲気漂う作品。ともに歳を重ねた楽曲が現在のアレンジとして形どられ、「大人になったあなたへ、もう一度届けたい。」というコンセプト、ゆったりと寛ぎながら聴いて欲しいという想いが込められている。新たな装いでの楽しみを楽曲に吹き込んだDo As Infinityの伴都美子、大渡亮の両人に今作について、そしてデビュー20周年目を迎えた心境について話を聞いた。【取材=平吉賢治/撮影=片山拓】

デビュー20周年に生み出されたアイテム

伴都美子

――Do As Infinityは1999年の結成から、今年デビュー20周年を迎えますね。心境はいかがでしょうか?

大渡亮 携わったグループが20年続けられていることに喜びしか感じないですね。

伴都美子 デビューしてから20年と考えると「20年経ったんだ…」と改めて感じますね。

――数々のヒット曲の中から選らばれた楽曲をリアレンジした今作『Lounge』には「大人になったあなたへ、もう一度届けたい。」というコンセプトが掲げられていますね。

大渡亮 前回『ALIVE』というオリジナルアルバムを作ったんですけど、ツアーもして海外にも行ったり充実した活動を続けてきたなかで、一通り作業が終わった後に「20周年にやはりなにかアイテムを出したい」というアイディアがあったんです。4、5年前に『2 of Us』という形でアコースティックで紡いだアルバムを出して、その流れのものを出すという計画が進行していて。伴の方から「20周年ということは20歳で、成人式のお祝いでジャズじゃないけどピアノで落ち着いた雰囲気のリアレンジものってどうかな?」という新たなアイディアが出まして。それを受けて「それは考えてなかったな」と。「悪くないね」なんて話をしていて、そっちに移行していった形でそういうキーワードが生まれていったということですね。

――確かに『Lounge』はピアノの音色にしっとりとしたアレンジと、全体的にとても大人びた雰囲気です。

大渡亮 自分達が20周年ということは、当時聴いてくださった方もみなさんそれぞれ歳をとられていって、同じように歳を重ねたが故にわかってもらえるような感じというか、そういうので楽しんでもらえたらと思っています。

――時系列だと2001年発表の「Desire」から2017年の「To Know You」、そしてボーナストラックには最新曲も収められていますが、収録曲はどういった流れで選曲していったのでしょうか?

大渡亮 やはり自他ともに認める代名詞替わりの曲はやりたいなと。もちろん「柊」だったり「陽のあたる坂道」だったり「遠くまで」だったりと。そういう曲を盛り込みつつ、初期の作品以外にも素敵な曲を多数出してきているので、新旧バランスをとった形で選曲したいと思いました。みんなと会議しながら、それを題材に話し合いました。「歌いたい曲」「やりたい曲」ということよりは「初期何曲」「再結成何曲」みたいな枠から決めたりしました。そういう風に決めていかないと初期の楽曲に偏ってしまったりするのは大概において多くあるので。そこだけはバランスを気を付けた選曲になっています。


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