5人組ボーイズグループのCUBERS(キューバーズ)が5月8日、シングル「メジャーボーイ」でメジャーデビューした。TAKA、春斗、優、綾介、末吉9太郎によって2015年に結成され、同年4月~7月まで仮名称“只今、研修中です。男子”としてプレ始動し、10月7日に「SHY」をリリース。「メジャーボーイ」は、つんく♂が作詞・作曲を手掛け、振り付けに夏まゆみ氏、ミュージックビデオの監督にDA PUMPの「U.S.A」を手掛けた多田卓也氏を起用し彼らの魅力が120%詰まったファンキーなディスコチューンに仕上がった。メジャーデビューを機に「友情・努力・音楽!」をキーワードに邁進する5人に話を聞いた。【取材=村上順一/撮影=木村陽仁】

この世界を目指したきっかけ

――CUBERSですが、インディーズで約4年過ごしてメジャーデビューまでの下積み時代も長かったですね。

綾介 そうなんです。路上ライブも初期の頃はやっていて、お客さんがほぼゼロという時もあって…。

綾介

――苦労されたところもあったんですね。メジャーデビューということで、皆さんそれぞれがこの世界に入ったきっかけとデビューへの意気込みを聞かせて下さい。

綾介 今の事務所のオーディションの話を通っていたダンススクールの先生から勧めてもらったのがきっかけです。ちょうど就活をする年齢だったので、これも就活みたいな感じでした。

――綾介さんはダンスで日本一にもなられていますけど、いつ頃からダンスを?

綾介 本格的に始めたのは大学からです。そこからダンス漬けの毎日で、大学の単位もギリギリで卒業しました。メジャーデビューは最初の大きな目標だったので、それが叶って嬉しいです。でも、ここからがスタートだと思うので、憧れのアーティストさんと同じ土俵で戦っていかなければ行けない、負けないようにさらに精進していきたいです。

――春斗さんのこの世界に入ろうと思ったきっかけは?

春斗 僕は歌が大好きで、特にアイドルを目指そうとは思ってはいなかったんです。事務所のスクールに通って歌を習っていたんですけど、事務所の方にこのオーディションを教えて頂いて、受かりました! メジャーデビューというスタートラインに立って、ライブなどでメンバーと一緒にやっていくなかで、CUBERSがどんどんやりがいにも生き甲斐にもなっています。ファンの皆さんと大きなところに立って、良い景色を共有出来たらと思います。

春斗

――歌うことがお好きとのことですが、どんな歌が得意ですか。

春斗 バラード系が得意です。昔は尾崎豊さんとかよく歌ってました。曲は「卒業」が好きなんです。

――CUBERSでのバラードナンバーに期待が高まります。続いて、TAKAさんのきっかけは?

TAKA 僕の地元は愛媛なんですけど、芸能界というのは、普段の僕が過ごしていた世界とかけ離れているイメージでした。上京してから、それが少し近く感じられるようになったんです。それで芸能界に以前から興味はあったので、CUBERSのオーディションを受けました。漠然としていたところもあったんですけど、受かってから見えてくるものもたくさんあって、この5人でやりたい事や目標も見つかりました。

TAKA

――デビューしてやってみたいことは?

TAKA 役者など個人の仕事もさせて頂いていているんですけど、そのなかで今後は座長もやってみたいですし、声優にもチャレンジしたいなと思っています。メジャーデビューはあくまで通過点で、やるべき事は沢山あるので、目標や夢に向かって沢山良い景色を見れたらなと思います。

――マルチですね。優さんはいかがですか。

優 僕はアイドルというよりも、人前に立つ仕事がしたかったんです。それは、笑わせたり、驚かせたり、何か人に感情を与える人になりたかったんです。その中でCUBERSのオーディションにめぐりあいました。

――皆さんに通じることなんですけど、オーディションは歌とダンスの審査なんですか。

優 基本はそうなんですけど、僕はみんなが受かった後に入ったので、ちょっと違いました。

TAKA もともとCUBERSは4人で活動していく予定だったんです。優が体験レッスンで入って来たんですけど、その時にたまたま今のチーフマネージャーの目に止まって加入することになりました。優はシンデレラボーイなんです(笑)。

優 実は一回オーディションに落ちて、事務所が当時開いていたスクールの体験レッスンに誘われたんです。それで面接があって、ちょっと早めに事務所に行った時に、チーフマネージャーからCUBERSに誘われました。

――早めに行ったのが良かったんですね。

綾介 それはあるかもしれないです。遅かったら出会わなかった可能性もありますから。でも、そのあと体験レッスンもしているのをみたんですけど、他の人よりもズバ抜けていました。あと、目立つ黄色のパーカーを着ていて目立っていたのも印象的で。でも、そのパーカーを忘れていったんですけど(笑)。

優 (笑)。みんなはすでに歌やダンスのレッスンをしていたんですけど、その時まだ僕は加入していなかったので、チーフマネージャーと当時の取締役との三者面談がありました。とりあえず何か歌ってと言われたので、SMAPさんの「夜空ノムコウ」を歌ったら「うーん、下手だね」って(笑)。そのあと、ダンスと、なぜかライオンと閻魔大王の絵を書かされて、それも全て下手だと言われて。でも、「何にも出来ないけど、悪い子じゃない事はわかった」と話してくれて(笑)。インディーズでデビューする時も、歌とダンスが下手すぎるのでしっかりレッスンをしてから、みんなとは後から合流することになりそうだったんですけど、先生が一生懸命指導してくれたおかげでデビューに間に合ったんです。

綾介 そうだったんだ! それは知らなかった。

――何かポテンシャルを感じて頂けたんですね。人前に出る仕事というところで夢は叶いましたね。

優 はい。メジャーデビューもひとつの夢だったので、新たなスタートが切れて嬉しいです。変わらなければいけない部分も沢山あるんですけど、変わってはいけない部分もあると思っていて、まずは長所を伸ばしていきたいです。

――ありがとうございます。お待たせしました! 9太郎さんお願いします。

末吉9太郎 すみません…質問何でしたっけ?

末吉9太郎

TAKA お前は今まで何をしていたんだ(笑)

――この世界を目指したきっかけと、メジャーへの意気込みです(笑)。

末吉9太郎 そうでした(笑)。小さい時からモーニング娘。さんが大好きなんです。当時、全然友達がいなかったので学生生活も充実していなくて…。そのなかでモーニング娘。さんのコンサートやテレビ出演しているのを観て、「自分もモーニング娘。になりたい!」と思ったんです。でも、中学一年生ぐらいの時になれないと気づきました。そこから、アイドルを目指してオーディションを受けまくりました。でも、全て落ちて「こんな原石を落とすなんて…」と思ったんですけど、大学生の時にCUBERSに受かったんです。

――念願のアイドルになれたので嬉しかったですよね。そこまでに心は折れなかったんですか。

末吉9太郎 オーディションに落ちてもそんなに落ち込んではいなかったんです。むしろ「みんな見る目がないなあ」という感じでした(笑)。なので、オーディションに受かった時は見る目があるなって(笑)。

TAKA ちょっと気になったんだけど、モーニング娘。になれないとわかって、理想のアイドル像はどうなったの?

末吉9太郎 理想像は変わってなくてモーニング娘。さんとか℃-uteさんです。あとはハロプロさんが大好きなので、常に16ビートを刻むのと、ステージ上では踵(かかと)をつけないというつんく♂さんの教えがあって、僕も実践しています!

――そんな教えがあるんですね。ちなみにお名前は本名なんですか。

末吉9太郎 ステージに立つ1週間くらい前に事務所の方に「お前は末吉9太郎だ!」と命名されまして(笑)。他にも候補はあったんですけど、セバスチャンとか変わったのばっかりでした…。

――普通のはなかったんですね。メジャーへの意気込みは?

末吉9太郎 僕はグループのなかでズバ抜けて顔が可愛いので、それを皆さんに知らせたいです(笑)。それを達成するのに、このメジャーデビューはすごく良いきっかけだなと思っています。僕の可愛いさを知った人は幸せじゃないですか? 幸せな人を増やしていかないとと思っています。

――キャラが強烈ですけど、皆さんはどのように9太郎さんと接してるんですか。

TAKA もうそれが全然普通になってきていて、心境すらもコントロールされている感じです。なのでインタビュアーの方の反応を見ると、「これが正常なんだよな」と気づかされるんです(笑)。

末吉9太郎 ファンの方にも「最初、9ちゃん苦手でした」と言われるんですけど、それがだんだん“9ちゃん中毒”になっちゃうんです。


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