K-POPボーイズグループ・B.A.Pの元メンバーであるバン・ヨングクが5月8日、Zepp Tokyoで『バン・ヨングク 1st FAN MEETING』をおこなった。B.A.P脱退後初のファンミーティングでライブとトーク、ゲームで構成された兵役前の貴重なステージとなった。第1部のもようを以下にレポートする。【取材・撮影=村上順一】

 ファンミーティング開演に先駆けて、ドキュメンタリー映像『Something To Talk About』を公開。ヨングクの自宅スタジオでの制作の様子。ソロ活動への葛藤などを克明に捉えたものになっていた。そこからわかることは、作品はその時の心情や環境が大きく反映していることだ。責任感の強さから笑顔がなくなってしまったことなど、思いを赤裸々に綴っていた。ヨングクが作る音楽は自身を曝け出したものになっていることがよくわかる映像だった。

 司会を務めるイ・テガンの呼び込みでヨングクがステージに登場。まずは挨拶からオープニングトークでラーメンや寿司が好きで、日本に来たらよく食べることを報告。

キムジンボン監督(左)とバン・ヨングク

 ここで、「Something To Talk About」の監督を務めたキムジンボン監督をゲストに招き、ドキュメンタリー映像についてトーク。キムジンボン氏を監督に選んだ理由について、ヨングクは自分と親しくない監督からの視点が欲しかったという。だが、撮影していく中でどんどん仲良くなっていき、キムジンボン監督は「もう仕事というよりは友達に会いに行く」という感覚になっていったと話す。

 撮影の大変だったところを聞かれるとヨングクは、「シャワーを浴びている時以外はカメラが回っていたのでプライバシーがなかったのが大変だった」と明かした。キムジンボン監督は「スターとしてのヨングクではなく、ありのままのヨングクを見せたかった。そして、ひとつの芸術、映画作品となるように考えて撮影しました」と語った。

バン・ヨングク

 続いて歌のコーナーへ。ドアが締まるインパクトのあるイントロでのSEがこの楽曲のイメージををより強固なものにしていた「Hikikomori」を披露。当時の心情を繊細なサウンドとラップで聴かせてくれた。

 質問コーナーでは、ファンからの事前に寄せられた質問に照れながらも答えていくヨングク。「セクシーポーズを見せて下さい」というリクエストにもしっかりと対応。その中でも「初恋の話を聞かせて」という質問に、イ・テガンがさらに迫る。ヨングクの初恋は高校時代で、好きになった子はみんなに優しい心が綺麗な人だったと話す。ルックスについて聞かれると「皆さんのほうがもっともっと綺麗です」と、会場を盛り上げた。ちなみに「I Remember」という曲が初恋のことを思いながら書いた曲だという。

 再び歌唱コーナーへ。2曲目はドキュメンタリーの札幌でのシーンでバックに流れていたアンニュイな雰囲気を持つ「Journey」。続いて、一転して3曲目の「Coming Home」はミディアムアップチューンで、体に心地よいバイブスを与えてくれる。ファンもペンライトをリズミカルに振って楽しみ、ヨングクもアクティブに体を動かしながら歌声を披露した。

バン・ヨングク

 ここでゲームコーナー『教えて、ヨングク君』と題したコーナーへ。抽選で選ばれた幸運な5人がステージに招かれ、ヨングクによるジェスチャー当てゲームに挑戦。いくつかお題をだし、多く当てた人が景品をゲット出来るというもの。マリリン・モンローや鳩などユーモアあふれるヨングクのジェスチャーで盛り上がった。延長戦までもつれ込み、優勝者にはサイン入りのCDがプレゼントされた。

 ファンミーティングも佳境へ。セクシーなヨングクのパフォーマンスに大きな歓声が上がった「Ya」。イ・テガンがこの曲のパフォーマンスを気に入り、「もう一回」とヨングクにリクエスト。サビの部分をもう一度照れながら再現する姿が印象的だった。

 ヨングクは「ドキュメンタリーをみんなに見せる事ができた事が嬉しいです。僕の生き方を少しでも知って頂けたらという思いがあって作りました。ソロでファンミーティングをするのは初めてで、ここに来る前にヨーロッパにも行ってきたばかりなので、緊張はしないかなと思ったけど、日本のファンみなさんの前では緊張しました。マイクが緊張で揺れていたのは見なかったことにしてください(笑)」。

バン・ヨングク

 さらに続けて「僕に会いに来てくださってすごく感謝します。これからも良い音楽を聴かせるためにこれからも頑張っていきます」とメッセージを告げ、ラストは「see you later」で、第1部を終了した。『バン・ヨングク 1st FAN MEETING』は10日に大阪・Zepp Nambaでも開催される。

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