香取慎吾

 香取慎吾が25日、東京都江東区豊洲のIHIステージアラウンド東京で、3月15日から開催している『サントリーオールフリーpresents BOUM! BOUM! BOUM! 香取慎吾NIPPON初個展』の来場者数10万人突破を記念したセレモニーに出席。一般観客が訪れる中、会場にサプライズ登場し、トークショーをおこなった。香取は「信じられない」と開催からふた月足らずでの記録達成に感慨深い様子を見せた。

 『サントリーオールフリーpresents BOUM! BOUM! BOUM! 香取慎吾NIPPON初個展』は、香取が昨年9月に、仏・パリのルーヴル美術館地下で開催した「カルーセルてデュ・ルーヴル」で自身初の個展『香取慎吾NAKAMA des ARTS』展で発表した作品の凱旋展示に加え、新規作成した体感・体験型のインスタレーション作品群を加えた100点超の作品を展示。タイトルの「BOUM」はフランス語で「ドキドキ」のような心臓の鼓動音を表す。4月25日、開始から休館日を除き39日目、公演回数344回目で来場者数10万人を突破した。

 展示オープニングの映像作品が終了後、香取が会場に登場。観客の歓声に迎えられた香取は「信じられない。10万人って凄いですよ。個展を開くのは夢だったのですが、多くの方に観て頂かないと夢は叶わないので。たくさんの方々が来てくださって、10万人って凄くないですか。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。

 スクリーン裏に展示された、心臓音で振動する大きなオブジェクト『BOUM! BOUM! BOUM!』に隠れていた香取は「自分もこの個展に向けてドキドキ、ワクワクしたし、お客さんにも同じようにワクワクして欲しくて、“BOUM!”ってタイトルにしたんです。こういう風にあの鼓動が聞こえるオブジェに隠れてると僕もドキドキしてしまって(笑)」と観客の笑いを誘った。

 個展の会場となるIHIステージアラウンド東京は、2017年3月に豊洲にオープンしたアジア初の“没入型”エンターテインメント施設。劇場中心には、1300人以上の観客を乗せて360度回転する円形客席を配置。その円形客席ステージと、巨大なスクリーンがぐるりと取り囲む斬新で壮大な劇場システム。今回はその特性を活かし、映像鑑賞時にスクリーンが開閉したり座席が回転したりする体験型アート展となっている。

 香取は「客席で映像を観てもらって、その後に展示物をご覧いただくという演出でステージに一緒に上がってもらうといか、そういう感じです。なかなか無いじゃないですか、自分の中に入って欲しいので、ステージに上がってもらっちゃうという」とコンセプトを説明。

 特殊な展示について、「個展を開きたいと思っていた頃は、今まで僕が観てきたようなものを想像していたのですが、だけどいざここで作っていくうちに個展なんだか、ショーなんだか分からないようなものになっていったんです。僕が個展をやったらこうなるんだなと自分でも感じましたし、ここでやるのが一番僕に合っていたんじゃないかなと今は思いますね」と語る。

 さらに「一枚ずつキャプションを付けて、作品の説明をしてるんですけど、これはギリギリになって付けたんですよ。美術館って、音声ガイドがあるじゃないですか、あれが今回電波とかの関係で、できなかったんですね」と裏事情も明かす。

 同個展は第1期(3月15日~4月15日)、第2期(4月17日~5月20日)、第3期(5月22日~6月16日)と3期に分けて、香取が新たに作品を追加していくような進行型の展示となっている。

 香取は「いま2期なんですが1期では無かった作品もあるので。それぞれ楽しめます。パーフェクトビジネスアイドルなんで! 一期来ても、また二期目来たくなるような、ちゃんとビジネスになってます」と長い展示期間にも自信を見せる。

 来週からは大型連休となるゴールデンウイークも控えている。香取は「家族連れにも来て欲しいし、子どもたちにもたくさん観て欲しいですね。心臓のオブジェは触れて僕の心音が聴けます。子どもが他の作品に触ってしまっても、そんなに起こらないでほしいですね。触っちゃダメですけど、そこで本気で怒られて、そういう思い出になっちゃうと残念なので。楽しい空間だったなと思って帰って欲しい」と幅広い観客層の来場に期待を寄せる。

 また、会場内の壁に香取がペインティングを施している現在進行中の作品について「壁画は時間がある時に来て、3カ月かけて完成させたいと思ってたんですが、もう半分くらいできましたね。もし早くできたら、一度外して、もう一回新しいのを描こうかと。仕事終わって行けると思ったら来ているんですが、結構来ているみたいで。Twitter見たら、“慎吾頻繁”って書いてました(笑)」とさらなる変更も示唆。この日も観客の前でライブペインティングを披露。

 会場では撮影が可能なスペースも存在する。香取は「僕、SNSをすごくチェックしています。皆さんの良い写真とかを見させてもらって。でもムービーがあんまないんですよね。ムービーも撮っていいんで」と動画撮影も推奨。

 最後に「6月16日までやってますんで、今ちょっとと思ってる方も、調整効くと思うんですよね(笑)。ぜひ、お忙しい中でも来ていただいて、慎吾ちゃんこんな絵描くんだとか、来て頂けたら他では経験できなかったような、今日来て楽しかったなという日になると思うので一人でも多くの方に来ていただきたいです」と呼びかけた。【撮影・取材=松尾模糊】

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