ドラマ、映画に初主演の伊原、先輩としての威厳を見せた小林

伊原六花×小林豊

伊原六花×小林豊

――お二人は、共演は初めてかと思いますが、共演の印象はいかがでしょう?

伊原六花 今お話してわかる通り、こういう感じの方なんです。今回私は、初めての地方ロケで、いろんなことが初めてだらけで…最初はすごく緊張して挨拶とかしていたんです。でも小林さんは私が挨拶をすると“あ~よろしく~!”みたいな感じで、すごく気さくで安心しました。

 また小林さんが“まさしくチャーリーさんそのもの”という感じでもあって、だからこそ芽衣ちゃんらしくできたと思います。本当に小林さんと共演でよかったなと思うことが多かったですし、引っ張ってもらいました。

 一方で、すごく面白いんです!(笑)。もしかしたら精神年齢を合わせてくださっているのかもしれないですけどちょっと天然なところもありつつ、本当に助けていただきました。

――もうベタ褒めですね。

小林豊 僕は最初、六花ちゃんが“伊原六花です!”と挨拶をしてきたときに、清楚な感じの挨拶をしてきたので…。

伊原六花 “してきた”とか、やめてください!(笑)

小林豊 まあまあ(笑)、こんな感じだったので。こっちも“あ、よろしくお願いします”って感じで。でも本当に3分後にはこんな(フレンドリーな)感じでした(笑)。ケラケラ笑ってくれて。だからあまりアイドリング時間がなかったですね

伊原六花 そう。よく笑うんです、私。初めて感はなかったですし、撮影の合間とかにもずっと話をしていました。

小林豊 そうそう。挨拶をしてちょっとしたら、もうこれくらいの仲いい感じ。

――結構話題が豊富ですよね、小林さんは。以前、パティシエをされていた経験もあるとおうかがいしましたが、その意味では女子力も高いというか。

小林豊 でも今日は、バレンタインデー(取材日は2月14日)だから、逆に六花ちゃんからチョコレートをもらいました! 女子力の塊! このへんは絶対に書いておいてくださいね、ちゃんと作ってきてくれたんです(笑)

伊原六花 この言い方! ね~もう! 後で辛口のコメントをするんでしょうから(笑)。本当に迷ったんです。パティシエをやられていたというすごい方に、手作りのものを贈るのは、恐れ多いと思って。だけどやっぱりバレンタインデーだし、皆さんにもお渡ししたいなと思って持ってきたんですけど…できれば私のいないところで食べていただきたいです(笑)

――じゃあ、採点とかもして?(笑)

小林豊 そうですね(笑)

伊原六花 “そうですね”じゃない!(笑)。やめてください!

――コンビネーションが抜群ですね。こちらも笑いが止まりません(笑)。それぞれ個々の演技としてはいかがでしょう? 伊原さんは今回初主演、初出演ですが、いきなりちょっと難易度も高そうなストーリーですよね。

小林豊 難しいですよね。普通の素のお芝居じゃないし。

伊原六花 でも逆に、こういったわかりやすい世界観、非日常的なことが多い物語だからこそというところもありました。芽衣ちゃん自身も現代からタイムスリップして、明治の知識が豊富なわけでもない、明治の所作や食べ物をよく知っているわけでもなく。

 その意味では、等身大の女子高生の中で、芽衣ちゃんの性格で過ごせたらいいなと思いました。あまり誰かの人生を生きるというよりは、芽衣ちゃん自身に寄り添って、無理せず生きられた感じがすごくありました。

――では、そこに初主演というプレシャーは、それほどなかったと?

伊原六花 主演らしいこととかはできなかったかもしれないけど、スタッフとキャストの皆さんに恵まれた現場で、本当に支えて助けていただきながら1カ月、本当に芽衣ちゃんのことに集中してできたなと思っています。

小林豊 いや! してましたよ。ちゃんとしてました!(笑)。僕が本当に撮影に入ったのが全然後だったんですが、行ったころにはスタッフさんとも本当にしっかりとチームになっていて、僕は逆に“途中から入るのって大丈夫かな?”と一瞬思っていたんですけど(笑)

伊原六花 本当ですか? 絶対思っていない!(笑)

小林豊 まあ、こんな性格なんで大丈夫なんですけど(笑)、でもちゃんと、しっかりと演じられていました。

――では、将来的には大女優の可能性もありと?(笑)

小林豊 いや、ヤバいかもしれないです、「常温の水」を出さないとヤバいかも(笑)

伊原六花 コラ!(笑)

――「常温の水」って…(笑)。ちなみに小林さんは、ボイメンの研修生である高橋真佳把さんが今回、身内として初共演となりましたね。身内同士での共演というのは、これまではそれほどは…。

小林豊 そうですね。無くはないけど、真佳把自身がお芝居自体も本格的にするのが初めてでしたし。僕はそれほど気負ってはいなかったんですが、本人はすごく不安がってはいたましたね。

 だから“決まったね”という話から、自分がやってきてしんどかったな、間違ってたな、辛かったな、と思ったところだけは、サポートできるように助言だけしてあげていました。全部教えるのは違うと思うし、僕自身の言ったことも100%合っているとは思わなかったので。

伊原六花 明治時代の方を演じられる人は、最初の鹿鳴館のシーンとかだけお互いに合うんですが、そのときに見た真佳把くんは、本当に小林さんのことがすごく好きで、尊敬している、という感じでした!

――役柄はすごくツンデレな感じですが…。

伊原六花 そうなんですけど、本人の根はすごくピュアで“小林さん大好き! 尊敬してます!”みたいな感じの子なんです。だから、そういう中でも鹿鳴館の中のシーンも、いろいろお芝居のことを教えてあげてたりとかされていて、“わー、すごく先輩だな~素敵!”と思いました。

――さすがですね。

小林豊 モニターも見に行って、“行け、行け~!”って言ったり(笑)。でも真佳把すごかったです、ちゃんと台本も完全に覚えて。お母さんと一緒に練習していたんだそうです。もう自分が最初のころを思ったら、現場に行って“あれ?覚えてきたはずなのに~なんだっけ最初のセリフは~?”って(笑)、なることがすごく多かったから。

 だから真佳把には“もう全然それだけちゃんと覚えられたら、あとはその空間にさえいればいいよ”って言ってあげました。やっぱり素の舞台で、自分で想像させるお芝居じゃなくて、テレビはそこにあるものを表現させるお芝居だから、そこにいさえすれば大丈夫、何も考えずにやりなさい、って。

――すばらしいファミリー愛ですね。

小林豊 彼は可愛いんで(笑)

伊原六花 え!?(笑)

小林豊 いやいや(笑)。ファミリー愛、ボイメンとして。


記事タグ

関連記事は下にスクロールすると見られます。