バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIが4月3日、メジャー第2弾アルバム『NO LIMIT』を発売した。5月からは全国ツアーもスタート。今回は、大桃子サンライズ、恋汐りんご、望月みゆ、ななせぐみの4人にインタビュー。改名後初となるアルバムは「自分たちがやりたい楽曲」を作詞したり、信頼できる作家に依頼し完成した。今作に込めた想いやこれからのグループ活動について、5月19日の東京・日比谷野外音楽堂公演から始まる全国ツアー『バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI JAPAN TOUR 2019令和元年!NAKAYOSHI幕府』への意気込みなど聞いた。【取材=長澤智典】

自分たちへの「ばかやろー!!」

――『NO LIMIT』は、多種多彩な楽曲が揃いましたね。今回のアルバムを作る上でどんな狙いがあったのでしょうか。

大桃子サンライズ 今回のアルバム制作に当たり、先にメンバー内で「こういう曲をやりたい」「この人に楽曲を頼みたい」「こういう曲調なら、この人にお願いをしたい」というアイデアや想いを語って、それを元に曲制作も始めました。

大桃子サンライズ

――冒頭を飾っるインストナンバー「BKYR」では、みさこさんが「ばかやろー!!」と叫んでいますよね。あの声を聞いた時は衝撃でした。

望月みゆ あの声は、中野サンプラザでコンサートをやった時にみさこが叫んだ言葉です。あの時の言葉をサンプリングして使っています。

望月みゆ

――あのステージから持ってきていたんですね。

望月みゆ あの叫び声を入れたのにも意味があるんです。あの日のコンサートでは、メンバーひとり一人が感想のMCを語っていて、あの時みさこは、中野サンプラザで生まれた光景を観て「それまで自分はバンドじゃないもん!に必要ないんじゃないかと考えることもあって、自分がいないほうがグループは円滑に進んでいくんじゃないかと不安にもなっていたけど、そんなことを思っていた自分が馬鹿だったと気づいた」と思って、ステージ上から自分に向けて「ばかやろー!!」と叫んだんです。

 「BKYR」はバンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIのSEとしても使っているんですけど、まずは自分たちの弱気を蹴散らしそうということから、自分たちの気持ちの内側に向けた「ばかやろー!!」の声を受けて、今はライブを始めています。

――外に向けた「ばかやろー!!」ではなく、自分たち自身の気持ちへ向けた「ばかやろー!!」なんですね。

望月みゆ 決して、外へ向けた攻撃的な「ばかやろー!!」ではないです。そこは勘違いして欲しくないというか。でも、アルバムを聞き始めて突然「ばかやろー!!」と叫ばれたら、「えっ、どういうこと?」と驚いてしまいますよね(笑)。

――その気持ちは、曲の中で<Shine★Shine★(死ね死ね)>と歌っている「DAN PATSU SHIKI」に詰め込んだ想いにも関連しているのでしょうか?

望月みゆ みさこが歌詞を書いた「DAN PATSU SHIKI」にも攻撃的な言葉がドカンと入っていますからね。そこへは、ダブルミーニングな意味をたくさん詰め込んでると言いますか。例えば<一生推して推してShine★Shine★>にしても、Shine(シャイン)と書いて「死ね」と歌っているように、「一生わたしを推して欲しい」という想いはもちろん、「一生輝き続けろ」と自分に言い聞かせている意味を掛け合わせています。ぜひ、歌詞カードを読みながら言葉の表記と合わせて歌を読み解いてもらえたら、さらに「DAN PATSU SHIKI」を深く楽しめると思います。

――みさこさんは、アルバムの中で何曲か作詞も担当しています。「ハッピーバースデーソング」には、ライブハウスに足を運び、ライブの楽しさを知ったばかりの頃の気持ちを投影していますね。そこにも、これからバンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIとして新たな始まりと、ライブに目覚めた頃の気持ちを掛け合わせて表現している気がしました。

望月みゆ そうですね。

ななせぐみ バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIになってから初めて作った曲であり、バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIとしての初ライブのときのお披露目曲として演奏をしたのが「ハッピーバースデーソング」です。だから、いつも新たに始めますという気持ちを持って歌っています。

望月みゆ 歌詞の内容もすごく深いから、そこも探って欲しいよね。


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