今年、日本デビュー10周年を迎えるSUPERNOVA。ダンスボーカルグループは移り変わりの激しい世界だが、彼らは高い日本語力と親しみのあるキャラクター、スマートなルックスと華やかなパフォーマンスで精力的に活動を続け、日本でも長く愛され続けている。以前は超新星というグループ名だったが、2018年に現在の名前に改名。そんな彼らが、映画『L○DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』の挿入歌「Everytime」を3月27日に配信リリースした。高校生のピュアな恋愛を描いた胸キュンストーリーを彩る同曲について5人はどのように向き合ったのか。そして『SUPERNOVA 10の発表』と掲げた今年はどのような活動を展開していくのか、その思いを聞いた。※○は白抜きのハートマーク。【取材=桂泉晴名/撮影=大西 基】

13年一緒に歩んできたからこそ生まれるバランス

――「Everytime」は3月21日公開映画『L○DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』の挿入歌となっています。恋する素直な思いを相手に伝えようとするナンバーですが、まずこの歌にどんな思いを乗せたいと思いましたか?

ソンジェ ピュアな気持ちで歌いました。個人的にバラード曲は好きで、サビとゴニルのラップ部分が気に入っています。実はゴニルがこの曲、大好きなんですよ。

ソンジェ

ユナク そう、本気で大好きで。クルマでも聴いているし、毎日歌っているね。

ユナク

ソンジェ 僕たちのパートをずっと歌っているし。

ユナク たぶん1人で全部歌えると思いますよ(笑)。

ゴニル 「Everytime」はとてもうまく作られていて、メロディラインやパート割などもすごく素敵だと思います。あとは歌詞の内容。ファンの皆さんの立場で聴くと、本当に彼氏が歌ってくれているような内容というか。<気付いたら 僕は本気で恋してた>というフレーズもそうですし。僕たちも芸能人ですから<隠そうとしたけれど もう隠さない。>というところも、“自分たちの恋愛を隠そうとしたけど、もう公開しよう”みたいな直接感がすごくあって。ファンの皆さんの立場で聴くと、そういう妄想を持つことができるんじゃないかなと。ステージ上で歌ってる僕たちの姿を見ると、「あ、私に歌ってくれている」という感覚になる曲じゃないかなと思って。僕たちのファンの人以外の方でも、誰かのアーティストのファンであったりしますよね? だから「Everytime」を聴くと、自分が好きなアーティストだったり自分が好きな人を思い出させる曲でもあるので。幅が広いというか、包容力がある曲だと思って、クルマの中で何回も聴きました。

ユナク かなり愛着があるんですよ。

ゴニル そしてもう1つ今回のレコーディングで心に残ったのが、プロデューサーさんから「この曲は映画のオリジナルサウンドトラックというのを忘れないでほしい」というポイントを言われたことですね。この映画は高校生や20代前半の人たちが主に観るということで、ピュアな感情で歌ってほしいと。だからラップが早くて英語だからピュアにならないとかそういうのではなくて、自分自身が本当に初恋という気分でレコーディングすれば、結局リスナーには伝わる。そのことが印象に残りました。いつもファンのことを意識しながらレコーディングをしていたことが多かったので。映画を見て感動してもらうためにはそうしないといけないし、物語の内容をすごく考えながらレコーディングをしました。

ユナク ゴニルが言ったようにこの映画は若い人たち向けかもしれないのですが、逆に30、40代の方が観ても「昔そういうことがあったね」とか「もう1回、ああいうピュアな気持ちに戻りたいな」という思いになると思うんです。またいいシーンで僕たちの曲が流れていて、それもうれしかったです。

――SUPERNOVAのラップ担当はグァンスさん、ジヒョクさん、ゴニルさんですが、この曲のラップ部分でとくに気にいっているところはありますか。

グァンス 3人それぞれのバランス感がすごく良く表現されてる曲じゃないかなと思います。ジヒョクのすてきな低い声で、ナレーションっぽく英語でしゃべった後に僕のラップが入って。僕のラップは一回聞いたら一緒に歌えるくらいシンプルなフレーズになっているんです。その後早口のゴニルのラップに入るという、そのバランス感がすごくいいし。もちろんゴニルが言った通りに、2人(ユナク、ソンジェ)のボーカルのサウンドもよく表現されているし。でもやっぱり一番は歌詞がすごくいい形になっているので、本当に映画ともぴったり合ってるんじゃないかなと思っています。

ユナク <Yuh出逢いは最悪だったな>というラップをグァンスがしているんですけれど、このラップは彼以外の人にはできないなと。最近芝居をやっているので、すごく感情がこめられていて、セリフみたいな感じだなと思ってぐっときましたね。

――お芝居の経験が生きているんですね。パート割は3人で話しているのですか?

グァンス 曲のプロデューサーさんと一緒にメンバーで考えたりしています、もちろんボーカルパートもそうですね。とくに超新星からSUPERNOVAに改名をしてからは、本当に何でも一からメンバーが自分たちで考えて、いろいろ意見を出して作業をやろう、と決めて。振付も曲に関しても。だから今回の曲も、結構みんなで話し合って、プロデューサーさんとも話をして一緒に作業をしました。

ユナク 以前はスタッフの人たちが選んだ曲や振付が多かったんですけれど、僕たちは13年間一緒に歩んできたので、お互いにどこがいいのか、いいところと悪いところをちゃんと知っているので、自分たちが主になってきています。振付はソンジェくんにいろいろ見てもらって、ちょっと直したり。ラップは3人すごく仲が良いから、みんなで話して、「ここはこう変えた方がいいんじゃない?」とか。それぞれのリーダーがいるんです。それはやりやすいところもあるし、逆にやりにくいところもあるけれど(笑)。でもメンバーはみんな理解してくれるので、今はすごくバランス良くやっています。


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