お笑い芸人・さわやか五郎(上々軍団)初の冠番組となる、静岡朝日テレビ『さわやか五郎のショールーム』が4月にスタートする。それに合わせ企画連動する動画ストリーミング配信サイト「SHOWROOM」で「レギュラーMCオーディション」がおこなわれ、最終審査の結果、西田ひらりがMCを務めることが決まった。西田は4月から9月までの間、レギュラーMCとして番組に参加することになる。さまざまな業界との連携が注目される「SHOWROOM」としても2クールにおよぶ地上波テレビ局のレギュラー番組MCオーディションは注目度の高いものだった。

 新番組のレギュラーMCの座をかけ、今年3月から約10日間、ライブ配信アプリ「SHOWROOM」上でアピール合戦を展開してきた。そのうち、上本沙緒里、三上スピカ、そして西田の3人が最終オーディションに進み、この日最終審査会に臨んだ。食リポやニュース原稿読み、特技、番組への思いなどを伝えた3人。審査委員の評価もいずれも僅差であったが「瞬発性」「若者への訴求力」などが決め手となり、西田がMCを務めることになった。

 また、優れた素質があるということから、上本と三上には審査員特別賞が与えられた。今後、番組リポーターとして出演することもあるという。

 MCの座を射止めた西田は、2018年に解散したアイドルグループ・GEMのメンバー。現在はダンス&ボーカルグループのONE CHANCEに所属する。静岡出身で、過去にラジオ番組でパーソナリティを務めたこともあり、経験は豊富だ。17歳ながらもしっかりと受け答えするなど、その対応力の高さも期待される。

さわやか五郎、西田ひらり

 最終審査会後に、さわやか五郎と西田に、以下の通りにインタビューをおこなった。

――MCを射止めた心境を。

西田ひらり 朝からドキドキしていて「落ちたらどうしようか」といろんな事を考えちゃって、審査もドキドキだったんですけど、こういう結果を頂けて嬉しいですし、応援して下さったファンの方にも感謝を言いたいと思います。

――五郎さんの印象は?

西田ひらり ツイッターでも拝見させて頂いて、明るいイメージというか、だから私も番組で共演させて頂くので、明るくて楽しい番組にしたいと思います。

――五郎さんからみた西田さんの印象は?

さわやか五郎 凄く透明感があって、きっと視聴者が番組を見てエネルギーをもらえるのではないかと思いました。それと、意外とレスポンス力が高い。多くの人は何かを言われた時、考えてから発言することが多いと思う。僕のなかでは、女性タレントは特に、言われたらなんでもいいから0.5秒で返せ、と思っていて、西田さんは意外と早く頑張って返していて、レスポンスが早いなと思いました。

――トークはもともと得意な方ですか?

西田ひらり ラジオのパーソナリティを1年やらせて頂いたので、そこで学んだ事も大きいと思います。それを活かしていきたいと思っています。

――番組はどういうものになりそうですか?

さわやか五郎 静岡の旬の情報から今週末どういったところで遊んだらいいか、収録ではあるけど、撮って出しみたいな、撮ったものをそのまま出すから編集が効かないようこともあります。旬なものをそのまま届ける番組になります。

――いま答えられるおススメのスポットは?

西田ひらり 私は御殿場出身で、御殿場に風車があるんですけど、その風車から見られる富士山が絶景なので、そこを紹介したいですね。

さわやか五郎 番組で行ってみたいですね。静岡ってみんなが思っている以上に広くて熱海も静岡ですし、伊豆の下の方まで静岡。

西田ひらり 新幹線の(路線)距離が長いですよ。

さわやか五郎 御殿場だとアウトレットもあるしね、あそこも静岡。そこから始まって富士宮、清水、まだまだ広がって浜松も静岡ですからね。静岡って遊ぶところがめちゃくちゃ多いし、すごく良い街。静岡全部を伝えるのはなかなか難しいけど、西田さんの「静岡出身」は武器だと思います。

西田ひらり 静岡出身だけど、まだまだ行ったことがないところはたくさんあるので、もっと静岡の魅力をたくさんの人に伝えたいと思っています。

――五郎さんにとっては審査委員を務めるのは初めて。経験しての感想を。

さわやか五郎 まだまだ審査員はするもんじゃないなって(笑)。まずは審査する側もめっちゃ緊張するし、難しいなと。ネタ番組も含めて何千回とオーディションを受けてきたけど、あいつらふんぞり返って見やがって、鼻で笑いやがって(笑)と思っていましたけど、意外とこっちの人も大変なんだなと。冷や汗ものというか、人生を背負っている人たちを決めないといけない。それはすごい負担というか、緊張感はありましたね。

――西田さんにも背負っているものは見えましたか?

さわやか五郎 見えましたよ。食レポしてもらった時に、バームクーヘンを持っている手が小刻みに震えていたんですよ。それ見た時に、僕も一児の父でしかも子供は娘なので、こんな娘がこんな立派なビルに連れてこられ、もう知らない大人たちに囲まれ食レポをしていることを想像したら涙ちょちょきれそうになるし、そんな頑張っている姿を番組でも見せられたら、上の年の層の人たちは「なんだこの人は?」というよりも共感を得るのではないかなと思います。

西田ひらり 部屋に入った瞬間から震えが止まらなくてどうしようと思っていたんですけど…(笑)、一生懸命さというのが番組を通じて伝わったらいいなと思います。

さわやか五郎 めっちゃ緊張はしていたと思いますが、それが表情に出ていない。手には出ているけど、顔には出ていないし、返事も早い。頭の中が真っ白になってもおかしくなかったと思うんですよ。審査会の最後に「何か質問ありますか?」と番組プロデューサーが聴いたときに唯一、質問が返ってきたんですよ。ストックしていたのかは分からないけど。

西田ひらり ストックはしてないですよ。とっさに聞きました。

――番組担当からはSNSの発信力も期待さえていましたが。

西田ひらり 私は今年で高校3年生になります。高校生だからこそ、分かるところもあって、若者にとってはSNSの存在が大きくて、その発信力は本当に大事だなと実感するので、この番組で紹介した情報をたくさん拡散して良いところを伝えていきたいなと。

さわやか五郎 SNSがあれば静岡という地域に限定されなくなりますからね。

――さて、素質があるということで上本沙緒里さん、三上スピカさんに副賞が与えられました。

さわやか五郎 いや~2人も良かったんですよ。上本さんは知的な方ですし、しゃべりも落ち着いていたし、MCでもやれるぐらい、どっしりしていました。三上さんは突飛押しもない回答があったり、そういう方も面白いのではないかと思うぐらい、2人ともキャラクターが良かった。西田さんも今後、MCに経験して、どんな人になるのかが凄く楽しみです。

(おわり)

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