6人組アイドルグループのFragrant Drive(フラグラント・ドライブ)が3月27日、シングル「胸の奥のVermillion」でメジャーデビューした。コロムビア初のアイドル専門レーベル「Label The Garden(以下LTG)」に所属するClef LeafとseeDreamが合体し新たなグループとしてのデビューとなる。メンバーにはClef Leafの板橋加奈、伊原佳奈美の2人と、seeDreamから片桐みほ、加藤真凛、西岡玲菜、葉山ゆずの4人が合流。デビュー曲の「胸の奥のVermillion」はJanne Da Arcのkiyoが作曲を手がけ、疾走感のあるこれからの活動の決意を感じさせる1曲に仕上がった。カップリングには摩天楼オペラの彩雨が作曲した「Magnet」とバラエティに富んだ1枚となった。2つのグループが合体したことによる心境や、今作の聴き所など6人に話を聞いた。【取材=村上順一/撮影=片山 拓】

複雑な気持ちもあった

――Fragrant Driveとして皆さんは新たなスタートを切ったわけですが、いつ頃からデビューのお話があったのでしょうか。

板橋加奈 昨年の6月頃だったと思います。Clef Leafのイベントのあとにプロデューサーの貝塚さんからお話があって、聞いた時はClef Leafがなくなるという解釈で受け止めて、もうClef Leafの曲も歌えなくなるんじゃないかなと思いました。それもあって最初は素直に受け入れられなくて悩みました。

板橋加奈

伊原佳奈美 私も悩みました。アイドルが大好きでやっと入れた場所だったので、Clef Leafが失くなったら、もう私には何も残らないなと思いました。でもアイドルを続けたいという気持ちは変わらずあったので、フラドラで頑張っていこうと決めました。

伊原佳奈美

――Clef Leafのラストライブでも熱いMCがあったとお聞きしました。

板橋加奈 やっぱり熱くなってしまいました。やっと少しずつですけど、Clef Leafという名前を覚えてもらえるようになって、その名前が失くなってしまうのは悲しかったし、新しいグループでメジャーデビューというのも複雑な気持ちもあったので…。Clef Leafはメンバーもどんどん減って、最終的には3人になってしまったのですが、その時は「3人でClef Leafを守っていこう!」という話をしていたんです。

――約2年間の思い入れがありますからね。

板橋加奈 そうなんです。でも、たくさん目標もあったので人数が増えれば、これからアイドルをやっていく上で視野や知恵を広げられる、LTGで一緒にやってきたseeDreamのメンバーとなら頑張っていけるんじゃないかなと思いました。悩みましたけど時間が経って前向きになれました。

――seeDreamだった皆さんは初のメジャーデビューということになるわけですが、今の心境はいかがですか。

葉山ゆず 私は芸能スクールに通っていてスカウトされて入りました。昨年の5月に面接をして、seeDreamとしてステージデビューをしたのが8月で、その2~3カ月後にフラドラのお話を頂いたんですけど、メジャーデビュー、先輩グループと合体するということに焦りしかなくて…。今もなんですけど、頑張らなきゃという気持ちが強かったです。今はとにかくダンスもパフォーマンスも頑張りたいです。

葉山ゆず

――アイドルを目指したきっかけは何だったのでしょうか。

葉山ゆず 幼少期から芸能界に憧れていました。近所に住んでいて、よく遊んでもらっていたお姉ちゃんがアイドルをやっていて、そのお姉ちゃんをテレビで観たのがきっかけです。身近な人がキラキラ輝いているのを見て、私もやってみたいと思うようになりました。

――近しい人が輝いているのを見ると影響力はすごそうですよね。玲菜さんのきっかけは?

西岡玲菜 私もゆずと同じ芸能スクールに通っていて、スカウトがきっかけでアイドルになりました。もともとはアイドル志望ではなかったので、ダンスがすごく苦手なこともあって、seeDreamとしてステージデビューしたときもダンスが酷くて…。レッスンも1曲だけのために何回もやっていただいて、振りの覚えが悪かったんです。フラドラで活動させていただいて、振りの覚えが早くなったと言ってもらえるようになりました。周りが出来ているから、自分ももっと頑張らなきゃいけないなという精神が生まれてきて、フラドラで活動できて良かったなと思います。

西岡玲菜

――真凛さんのきっかけは?

加藤真凛 高校を卒業する時に自分のやりたいことを探していました。その中でアイドルをやりたいと思って、オーディションサイトを探していた時にClef LeafのMVを見て、こういう王道のアイドルになりたいと思い、LTGに入りました。

加藤真凛

――憧れの人たちと一緒に出来る事になったんですね。

加藤真凛 はい。ダンスも歌もまだまだなので、一緒にやる事に不安や焦りもあったんですけど、今は本当に嬉しくて幸せいっぱいの毎日です。

板橋加奈 seeDreamの時からClef Leafのライブにもよく来てくれていたんです。お金を払って特典会に参加してくれてたり(笑)。

――本当にファンですね! 片桐さんはデビューが決まって心境はいかがですか。

片桐みほ 私はseeDreamに一番長い間在籍していました。あの長いと言われていたShine Fine Movementの(橘)南桜よりも長いんです。Clef Leafの2人とはLTGに入った時期は一緒で、2人はデビューして2枚CDを出してだいぶ先に行ってしまっていて、正直焦っていたところもありました。その2人と一緒に活動出来るとは思っていなかったので、今のこの状況にビックリしています。

 実はなかなかデビュー出来なくてしんどい時期もありました。このままなら大学の方に専念した方が良いかなとか考えたり…。フラドラの話を聞いて、やっと一歩前進出来ると嬉しかったんですけど、Clef Leafの2人は複雑な思いもあったと思うんです。Clef Leafのファンの方にも受け入れてもらえるか不安だったんですけど、初ライブで「Evergreen」を披露した時に、ファンの皆さんがコールをして下さったので嬉しかったです。Clef Leafの曲で好きな曲も多くて、特に私は「カウントダウン」が好きで、これから歌えると思うとワクワクしています。

――デビューしたばかりで、いきなり持ち曲が10曲以上ありますね。

片桐みほ seeDreamの時は5曲しかなかったので、お客さんが飽きないか心配だったんですけど、今はたくさん曲があって嬉しいです。


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