全国のCDショップ店員の投票から優れた作品を表彰する『第11回CDショップ大賞2019』(全日本CDショップ店員組合・主催)授賞式が18日、都内でおこなわれた。今年から大賞は、スタンダードになりうる作品を表する<赤>と、新人の作品に贈られる<青>の2作品を選出する。このうち、<赤>を受賞したのは星野源の『POP VIRUS』。星野としては16年開催の第8回で受賞した『YELLOW DANCER』以来2度目となる。

 同作に投票したCDショップ店員は「彼の発想はまさにJ-POPの最先端ではないかと思います。ユニークな詩、個性的なサウンドに、私も見事に感染してしまいました。幅広い年齢層に好評をいただいている彼こそこれからのJ-POPを担うアーティストなんだと思いました」など、高く評価している。

 この日、出席できなかった星野に代わり、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントの制作本部スピードスターレコーズの松元直樹氏が記念盾を受け取った。

松元直樹氏(左)

 星野はビデオメッセージを寄せ、以下の趣旨で受賞の喜びを述べた。

星野源、受賞コメント

 2度目の大賞、嬉しいです。CDショップのスタッフの皆さんが選んでくれたのは特別な感じがします。現場の実感がこもっていてそれが嬉しい。

 ドームツアーを終えました。アルバム『POP VIRUS』は昨年の12月に発売して、1カ月ぐらい時間が空いてからツアーが始まって。このアルバムでは様々な挑戦が出来て、やっていなかったことをたくさんやりました。

 自分のやりたい音楽、これまでやってきた音楽、陽も陰も全部込めて、今自分が東京という街、日本という国に住んでいて、世界のどこにいても恥ずかしくない音楽を作ろうと思いました。

 心配ではあったけど、激烈な反応を頂いて、ドームツアーでファンの皆さん、ドームツアーなので初めてライブに来た人もいたと思います。そういう人たちの表情や動きを見てアルバムを聴いてくれたんだなという実感がありました。これまでになかった感じです。

 幸せなドームツアーができました。CDショップの方々が、たくさんいろんな人たちに渡してくれて、届けてくれたおかげです。

 アルバムのプロジェクトが、ツアーも含めて終わったので、達成感があって。ずっと考えてきたことが凄く良い形でできて、一区切りができた。ゴールテープを切ったような感じです。(今後は)もうちょっと自由になっていくと思います。

 今までにないようなことができると思うし、もしかしたら、100人規模のライブも…。やりたいことが浮かんでいるから、これはやっちゃいけないと考えずに自由にやっていきたい。

 音楽というものをお客さんに直接渡す行為は、世界中で見ても少なくなっていると思います。小さい頃からショップの皆さんに展開も含めて音楽を教えてもらいました。そういう文化が日本にはまだあるので、これからも宜しくお願い致します。

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