3人組ガールズユニット・ONEPIXCELが7日、東京・代官山UNITで東名阪ツアー『ONEPIXCEL Respect Tour 2019〜勉強させていただきます〜』の最終公演をおこなった。同ツアーでは2日の愛知・名古屋Heartland公演、3日の大阪・阿倍野ROCKTOWN公演をそれぞれChuning Candyと當山みれいのゲストアクトを迎えおこなった。最終日となった東京公演では、鹿沼亜美が「神々しい」と崇めるガールズ・ダンス&ヴォーカル・グループの東京女子流を迎え、全12曲を全力パフォーマンス。同日にメジャーデビュー1周年を迎えたONEPIXCEL。「これから成長した姿を見せられるよう頑張ります」今後の活躍を誓った。【取材=松尾模糊】

東京女子流

東京女子流

 この日は冷たい雨が打ちつけるあいにくの天気となったが、会場の前には傘を差したファンが列を成し彼女たちの人気の高さを物語っていた。満員の観客の熱気が会場を温める中、暗転し青い照明がステージを照らす。歓声に迎えられたONEPIXCELがビートの効いたダンスナンバー「Sparkle」を披露し、鹿沼亜美が「今日は楽しんでいって下さい!」と呼びかけ、東京女子流がステージに登場。

 新井ひとみが足を怪我したため歌唱のみの参加となった。新井は「この前、足を怪我してしまって…ごめんなさい。でも、メンバーと一緒に盛り上げていきます。よろしくお願いします」と謝罪し、決意新たに挨拶。観客は温かい拍手で応えた。

 「kissはあげない」でステージを開始。山邊未夢、中江友梨、庄司芽生がステージ中央でパフォーマンスしながら、新井はステージ右手で座り歌唱。上半身の振付を懸命に踊りながらメンバーとともに精一杯のパフォーマンスを見せた。

 ファンキーなベースラインが印象的な「Limited addiction」では、大人っぽい表情でセクシーな一面も見せ、アップテンポの「キスひとつで」でパワフルなパフォーマンスを展開するなど表現の幅広さを存分に発揮して会場のボルテージを上げて行った。

 2月27日にリリースしたばかりの新曲「光るよ」のステージでは紺の衣装から一瞬で金色のフリルのついた衣装に早着替えする演出も会場を盛り上げた。

 そして「ONEPIXCELさん、デビュー1周年おめでとうございます」と祝福し、ONEPIXCELへとバトンを繋いだ。

ONEPIXCEL

ONEPIXCEL

 会場が暗転し、「Girls Don't Cry」でステージを開始。キレのあるダンスパフォーマンスで東京女子流から引き継いだバトンをしっかりと受け取った。続く「Howling」では、観客の合いの手も入り熱気が会場を満たす。

 鹿沼が「ツアーファイナル、盛り上がって行くよー!」と叫び「Analoganize」を披露。ギターサウンドが印象的なロックナンバーで観客を煽っていく。傳彩夏と鹿沼のラップ調の歌唱も曲にエッジを与える。田辺奈菜美の歌い出しから始まる「monochrome」では、壮大なメロディで聴かせた。

 傳は「東名阪、リスペクトするアーティストさんとご一緒して、勉強させて頂きました」とツアーを振り返る。東京女子流について、田辺は「あんなに歌って踊って、ブレないなんて“鬼”ですね」と彼女たちの体力に驚いた様子。

 軽やかなポップナンバー「TURN ME ON」のパフォーマンスでは、観客も身体を揺らして楽しんでいた。続く「We Go Now」でシンガロングも起き一体感溢れるステージとなった。

 さらに、5月22日にリリースする新曲「Final Call」を披露。ホーンセクションがクールに響くシックなナンバーで、これまでの彼女たちのイメージを変える新機軸の予感を与えた。そして「Take Off」で東名阪ツアーを大団円の中、締めくくった。

 公演後には、再び東京女子流のメンバーとともにステージに登場。鹿沼は「神々しい」と彼女たちを直視できないほどに緊張した様子を見せ会場を和ませる。田辺は「体力の付け方を教えて下さい」と東京女子流のメンバーに尋ねた。「最初の頃はダンスだけで息が上がっていました。筋トレや走り込みをやって徐々に体力がつきました」と地道な努力が今に繋がっていると話す。

 最後に、田辺は「歌や表現の見せ方、MCで言葉の大切さを学びました。今後につなげていけるよう頑張ります」と言い、傳は「ツアーでは自分たちに対して悔しい思いもありました。これから成長した姿を見せられるよう頑張ります」と決意を新たにした。

 鹿沼は「自分たちの力不足も感じたツアーでした。学んだことを無駄にしないように頑張って行きたい」と力強く述べこれからの更なる活躍を誓った。

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