スポーツ選手から支持を集めるAK-69。プロボクサーの井岡一翔選手や、横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手、ラグビー日本代表の庭井祐輔選手など、多くのトップアスリートからモチベーションを鼓舞してくれると高く評価されている。しかし、なぜ彼の曲が聴かれるのか。その理由を探る調査結果がこのほど発表された。

 脳波研究機関「MIRAI INNOVATION LAB」の協力のもとにおこなわれた検証は、AK-69の楽曲を聴いた選手がどのような脳波が出ているのか、という脳波測定実験だ。実験に協力したのは、井岡選手、庭井選手、総合格闘家の渡辺華奈選手、兄弟で活躍する総合格闘家の朝倉未来選手、朝倉海選手の5選手だ。

 アスリートの頭に脳波を測定するヘッドギアを装着。脳波データに影響が出ないように、測定中は歌詞を読む・リズムに載せて頭を振る・携帯を見るという行為を禁止し、座りながら計測をおこなった。事前にAK-69のアルバム『THE ANTHEM』を聴きながら歌詞を確認。各アスリートとも、最も自分の気持ちに近いと感じた1曲を選び、その曲を壁に向かって聴きながら脳波を計測した。

井岡選手

 井岡選手が選んだのはリード曲「THE ANTHEM」。結果、ベータ波の活動の活発化が認められたという。ちなみにベータ波が増加する脳活動は、神経科学の研究では集中・エネルギー・パフォーマンスの向上に関連すると考えられている。

 顕著に表れたのは1分41秒の時。最もベータ波が増加したタイミングは、イントロが終わり、AK-69のラップが始まった瞬間。<目覚ませさもなければ恥だな>という歌詞の部分で大きくベータ波の活動が活発化した。

 次いで反応したのは2分42秒のサビが始まった瞬間だった。通常時のベータ波の活動が3以下を示すのに対して、楽曲を聴いて最高潮に達した時は2倍以上の数値を記録した。

井岡選手の脳波データ

庭井選手、渡辺選手、朝倉両選手

 庭井選手は収録曲「Divine Wind -KAMIKAZE-」で測定。最も反応があったのは2分15秒の<吹かす神風 泣き腫はらした目 一歩たりとも引かねえ>という歌詞のところでベータ波が最高潮に達した。

 総合格闘家の渡辺華奈選手は、「I Still Shine」を選曲。最も反応があったのは開始40秒の<時に流すキレイな涙に 指切り出来ん神様に>という歌詞の部分だった。

 朝倉未来選手は「Brave 」。多くの歌詞にベータ波が増加する結果となったが、なかでも1分26秒の<孤独と寄り添い合い>というフレーズにベータ波が反応した。

 朝倉海選手の弟、朝倉海選手は、「Stronger」を選曲。兄の未来選手同様、多くの歌詞にベータ波が増加しており、平均的に高い数値に。最も反応があったのは14秒の<永遠にこの胸に宿る。>という歌詞だった。

オリジナルアンセムを作曲

 そんなAK-69は、『THE ANTHEM』の発売と、3月30日・31日におこなわれる自身初の日本武道館2daysライブを開催を記念して、『MAKE THE ANTHEM』という取り組みをスタートさせる。

 3月11日から、AK-69が自身のSNSで一般公募で希望者を募り、人生を闘うFIGHTERの為にオリジナルのアンセムを作曲する。チームの応援歌、校歌、社歌など、ジャンルを問わず希望者を募集し、Ak-69のツイッター、インスタグラムアカウント(@ak69_official)に指定のハッシュタグ「#maketheanthem」をつけて熱い気持ちをぶつけた人にオリジナルの楽曲(Anthem)を作るという。

 当選者は、その日本武道館ライブにも特別招待。その後、AK-69と当選者本人たちとの打ち合わせを経て、曲を制作するという。

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