最強のポップチューンの登場だ。2月27日発売の東京女子流の最新シングル「光るよ/Reborn」。触れた途端にキラキラと輝く歌の世界へ連れ出してくれる――。今年結成9周年を迎えた東京女子流。前作では大人の魅力を見せていたが、今作ではキラキラとしたポップチューン。歌詞を手掛けたのはSEAMOだ。9年間の積み重ねによる安心感があって臨めた挑戦作。新井ひとみは「本当に良い意味で『東京女子流ってこうでしょ』という概念をぶち壊してくれた作品になりました」と自信をのぞかせる。インパクトを与えたいという思いから衣装にもこだわった。10周年へと向かう彼女たちにとってどのような作品になったのか。【取材=長澤智典/撮影=片山 拓】

ファンのみなさんも一緒に「AWOO!」と言ってくれるから、その場がすごく盛り上がります。

――「Reborn」の歌詞で<私は本当は、狼>というのがあります。みなさん、本当は狼だったんですね。

中江友梨 どうかなぁ、どう思います?

中江友梨

庄司芽生 最初に止まる歌詞ですよね。

庄司芽生

中江友梨 そこの部分を(新井)ひとみが歌っているんですけど、その後に響く鳴き声も、ひとみが吠えています。

――<AWOO!>という遠吠え、最高ですよね。

新井ひとみ 嬉しいです!

新井ひとみ

中江友梨 今まで歌の中に鳴き声を入れることはなかったもんね。

新井ひとみ なかった。しかもライブで、ファンのみなさんも一緒に<AWOO!>と言ってくれるから、その場がすごく盛り上がります。

――会場中に狼の遠吠えが響いてしまうんだ。

新井ひとみ 存分に響かせてます(笑)。

山邊未夢 狼の声マネは、お子さんの耳に残りやすいらしいんですよ。ショッピングモールなどのリリイベで歌っていると、通りかかった親子連れのお子さんが止まって聴いてくれて。聴いてくれるだけじゃなく、ライブ後にわたしたちのところへ寄ってきて「おおかみー!!」「アウーッ!!」とマネて言ってくれることが多いんですね。子供がマネしてくれる歌が加わったのはとても良いことだなと感じています。

山邊未夢

――みなさん、遠吠えに惹かれて観に来てるのかも知れないですよね(笑)。

一同 アハハハッ!!

中江友梨 遠吠えだけじゃなくて、掛け合いの部分もみんなが参加してくれて。その姿がとても楽しそうだから嬉しくなります。

――「Reborn」に同じく「光るよ」は気持ちを心地良くアゲていくアッパーチューンになりました。

中江友梨 2曲ともテンポが心地良いので、歌っていても楽しいです。

――しかも2曲とも、「ここからふたたび東京女子流は攻めていくぞ!!」という強い意思が歌詞から伝わってきます。そこも特長じゃないですか?

庄司芽生 東京女子流は今年9周年を迎えました。ファンの皆さまと一緒に、より大きな姿になって10周年を迎えたいという気持ちで活動をしています。しかもわたし達は、「同じことは二度とやらない」をコンセプトにしているグループ。そんな中、今回生まれたのが「光るよ」や「Reborn」なんです。

 昨年は自分たちでいろんな企画を発信していって特にライブを通して感じたのが、「東京女子流は世界観が強いから、お客さんたちはステージをじっくり見入ることが多い」ということでした。でもライブって、お客さんたちとの掛け合いをおこなうような臨場感も魅力の一つですよね。そういう楽しさも東京女子流の中へ加えたいと思ったし、それを、これからのわたし達の武器にもしていきたくて。それが、今回の「光るよ」や「Reborn」へ繋がった面もありました。

――楽曲を発表したときは、ファンの人たちからもいろんな反響があったんじゃないですか?

庄司芽生 そうなんです。すでにリリイベでは何度か歌っていますけど、歌うたびに、いろんな掛け合いの声が生まれています。ファンの方々も最初は驚きもあったかもしれないけど、みんな楽しんで受け入れてくれていて。これからどんな風に楽曲たちが成長していくのかも楽しみです。

――昨年は、「ラストロマンス」「kissはあげない」というシングルが代表されるように、大人の女性の魅力で攻めていましたが、まさか、こんなにも親しみやすく手を伸ばしてくるとは…という気持ちでしたからね。

庄司芽生 その幅も、9年間やってきたからこそ出せる面かなと思います。この期間の積み重ねによって、聴いてくださるみなさんの中に生まれた東京女子流のイメージ。その安心感があるからこそ、「ちょっと踏み出したこともやってみよう」と挑戦できた面も絶対にあったと思います。

――今後、この路線を進むのかは…。

庄司芽生 二度と同じことをやらないのが東京女子流ですから(笑)。今後、どんな東京女子流が出てくるのか、そこは玉手箱を開けるような感覚で楽しみにしていてください。

――ひとみさん、遠吠えを上げるときは、どんな気分でした?

新井ひとみ 最初のレコーディング段階では、誰が遠吠えを担当するのか決まっていなくて、まずは一人一人が遠吠えを録音し、それらを聞いたSEAMOさんが選んでくださったんです。改めて歌入れのときに、SEAMOさんにディレクションをしていただきながら、あの声を吹き込みました。

中江友梨 ひとみも言ったように、メンバー内で遠吠えオーディションがあって、みごとひとみが合格し、採用されましたからね。

――ということは、各自の遠吠えバージョンもあるということですよね。音源は無理としても、ライブで各自の遠吠えを聞けたりはしないんですか?

山邊未夢 それ、だいぶ面白い企画ですね。

庄司芽生 ライブだったら、それは可能だからね。

山邊未夢 ライブだからこそ、音源とは違う、異なる遠吠えを味わうことが出来るかも知れない。実際にやるかやらないか、出来るか出来ないかは一度考えてみたいと思います。

庄司芽生 観るほうも、「今日は誰の遠吠えかな?」と期待するかも知れないよね。

山邊未夢 えっ、まさか4人一緒なの⁉ とか(笑)。

庄司芽生 それ、すっごい迫力ある(笑)。

新井ひと それやったら、とてもパワフルですよね。

中江友梨 それくらい、「Reborn」は良い意味で遊べる曲なんです。しかも、東京女子流にとっての初挑戦な面も多くて。その分、一緒にお客さんたちと掛け合いをしたり声を上げたりと、その場だからこそ生まれるお客さんの反応も楽しめますからね。そういう、現場で臨機応変にアクションを起こせるのがこの曲の魅力。いろんな遊び心もライブで歌うときには取り込んでいきたいなと思います。

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