4人組ロックバンドのフレデリックが2月20日、2年4カ月振りとなる2ndフルアルバム『フレデリズム2』をリリースした。昨年は神戸 ワールド記念ホールで単独ワンマンを成功させ、11月にはフレデリックの核を見せた楽曲「LIGHT」を配信リリース。BPM(テンポ)を限定したライブ『フレデリズムツアー特別公演-LIGHT LIVE ♩=120~140-』を開催するなど、躍動的な年だった。その集大成とも言えるアルバム『フレデリズム2』のリリース日が三原健司と三原康司の誕生日というところにも特別な想いがあると言う。2019年から2020年に渡って自身最長の全国ツアーを行うことを発表した彼らが、インタビューでは様々な経験を経た昨年を振り返ってもらいつつ、歌詞の変化が顕著に表れた今作について4人に話を聞いた。【取材=村上順一】

今のフレデリックの全てを見せる

『フレデリズム2』通常盤ジャケ写

――2018年を振り返ってみると、それぞれどんな1年でしたか。

三原康司 起きた出来事を面白がって楽しむ事ができて、さらに色んなことに好奇心を持てて、1日1日を大事にした2018年だったと思います。

高橋武 神戸 ワールド記念ホールや大きなフェスなど初めてみる景色が多かったです。今まで見てこれなかったものが、見れたということが今作にも活きてきていると思っていて。2018年、19年というのはその景色と音源の繋がりが強くなる2年間になるんじゃないかなと思っています。

赤頭隆児 いい意味で力を抜けるようになりました。ギターを弾く時も、何かを物事を決める時に、自分でこれだと決めたものがあっても、他の人が出した案で良いものがあれば、それに寄せられる柔軟性も出来た年になったと思っています。

三原健司 心の余裕が生まれた1年でした。心の余裕が出来たことでライブ一本一本の向き合い方が変わりましたし、次に活かせるものが今までより増えた年になったなと思います。

――意識がまた変わった年でもあったわけですね。今作を作るに当たってコンセプトはどこに置いたのでしょうか。

三原健司 『フレデリズム』の時もそうだったんですけど、今のフレデリックの全てを見せるというところです。今作は2年4カ月振りというところで、武ちゃんの加入から始まって、ミニアルバム『TOGENKYO』とか、その期間の全てを詰め込んだのが『フレデリズム2』なんです。今のフレデリックを見せればさらに幅は広がっていくかなと、アルバムを作る時に思いました。

――確かにそういうアルバムに仕上がっていますよね。そういえば、今年はメジャーデビューして5年目というアニバーサリーの年でもありますけど、そこは意識していました?

三原健司 バンドとしては、あまり意識してはいなかったです。

三原康司 バンドよりも個人の方が大きいかも知れないです。

――今回発売日は健司さんと康司さんの誕生日でこれは嬉しいですよね?

三原健司 これは単純に嬉しいです。この日が一般的なCDのリリース日の水曜日となるのは、次は2030年らしいんです。こんな偶然なかなかないですから。

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